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OMシリーズ

OMシリーズ 1971 Olympus FTL 1973 M-1 1973 OM-1 1975  OM-2 1983 OM-4 1984 OM-3 OM-2SP

一眼レフカメラの「三悪」克服

それまでの一眼レフカメラが抱えていた「大きい」「重い」「シャッターの作動音、ショックが大きい」という3つの欠点「三悪」。これを追放したのはOMシリーズです。世界最小最軽量のボディと「宇宙からバクテリアまで」というコンセプトを実現するための壮大なシステム。OMシリーズは、大ヒット商品となりました。
ちなみに、「三悪」の追放を実現したのは、設計や製造に関わる人々の一切の妥協を許さない姿勢でした。「たとえ極小のビスでも、真鍮ではなく、わずかに軽い鉄を用いること」など、重量軽減のために費やされた尽力は相当なものでした。


 

オリンパスFTL

オリンパスFTL(1971)
昭和46年(1971年)発売のオリンパスFTLは、海外市場を狙ってオリンパスがはじめて投入した、42mmプラクチカマウントの一眼レフです。
用意されたレンズは、28mmから200mmまでの6本。スクリューマウントながらレンズ位置が確定するストッパーを持ち、開放測光での正確な露出計連動を実現しています。この後、OM-1の登場により、オリンパスFTLは、短期間でその役割を終えることになります。
カタログ
オリンパスFTL カタログ

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M-1
M-1
OM-1
OM-1
OM-1(1973)
OMシリーズの初代機であるOM-1の誕生は、昭和48年(1973年)。 世界最小最軽量の35mm一眼レフ(1973年当時)として多くの脚光を浴びました。布幕シャッターのリボンのヒモへの変更。ミラー駆動ショックを吸収するエアダンパー。集光コンデンサーを省略し、曲面の下面を持つペンタプリズム。さまざまな独創的な発想が、ボディの小型化とシャッターの作動音、ショックの低減を実現しました。シャッターは、10万回という高耐久性を実現。ファインダースクリーンは、レンズマウント側から交換可能でした。なお、発売当初、 OM-1はM-1という名称でした。しかし、製品のインパクトが大きかったため、ライカ社から製品名変更の申し入れがあり、OM-1に改められました。また、このOM-1を生産するにあたり、軽量化のため用いる鉄素材に対する防錆技術、ペンタプリズムの加工技術、耐久性を高める熱処理や表面処理技術など、さまざまな面の社内技術が、大きく向上、発展しました。
参考
Mシステムカメラユニット
M-1 Black
カタログ
OM-1 カタログ

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OM2

OM-2(1975)
昭和50年(1975年)発売のOM-2は、絞り優先の電子制御シャッターを装備したAE(Automatic Exposure:自動露出)機です。
測光機構として、世界初となるフィルム面の反射を測るTTLダイレクト測光を採用。これによって撮影中の露出制御が可能になり、専用ストロボを用いた TTLストロボ自動調光を実現しました。TTLダイレクト測光を実現するために、世界中の35mmフィルムが集められ、一本一本フィルムの反射率を測定した上で、シャッター幕の印刷濃度が決められました。
カタログ
OM-2 カタログ

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OM-4

OM-4(1983)
昭和58年(1983年)に発売されたOM-4は、最大8点のマルチスポット測光機構を持つOMシリーズの完成形です。
電子シャッターの最高速は1/2000秒にアップ。ダイレクト測光を引き継ぎ、防滴性、耐久性もさらに向上。ファインダー内の露出表示には、LCDによるバーグラフ表示を採用。「ハイエンド一眼レフ」の名に恥じないカメラに仕上がりました。スポット測光の機構や回路を収めるために新たに必要となったスペースは、カメラの下面を下げることで確保。これにより、モータードライブなどOM-1、OM-2用のシステムは、そのまま利用可能でした。この後、チタンを外装に採用し、機能もアップされたOM-4Tiが誕生します。
参考
OM-4 シャッター

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OM-3

OM-3(1984)
OM-3は、昭和59年(1984年)の発売。
電池がなくても作動する機械式、最高速1/2000秒のシャッターを装備しています。シャッター幕走行機構を改良することで安定した1/2000高速シャッタースピードを実現しています。また、従来のシャッターに比べてスピード制御機構や低速シャッター機構の小型化が図られています。測光はOM-4と同様、中央部重点測光、スポット測光の切り替え式。スポット測光時には、マルチスポットでの測光が可能です。その後、外装にチタンを採用し、機能アップも果たしたOM-3Tiが生まれます。

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OM-2SP

OM-2SP(1984)
OMシリーズではじめてのプログラム露出制御機構を搭載したOM-2 SP(スポット/プログラム)は、昭和59年(1984年)に発売されました。
ボディ側からプログラム絞り制御を行った後、ダイレクト測光でより正確な絞り補正を行う方式で、既存のOMシステムレンズでのプログラム制御を可能にしました。なお、この時期以降に発売された交換レンズは、プログラム絞り制御に対する対応性能をより向上させたものとなっています。

※上記以外の製品はカメララインナップページでご覧頂けます。
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※掲載内容は当初の発表に基づきます。

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