2015年3月3日から4月19日まで国立科学博物館（東京都台東区上野公園）で開催される企画展「国産顕微鏡100年展～世界一に向けた国産顕微鏡のあゆみ～」において、オリンパスが製造販売した初代顕微鏡「旭号」から、最新の顕微鏡まで、歴代の製品が多数展示されます。

顕微鏡は、発明されてから420年余りを経て、現在も科学、医学、産業など様々な分野の発展に貢献する重要な光学機器です。日本で最初に工業的に成功し現代につながる顕微鏡は、1914年に製造販売された「エム・カテラ」で、その後の国産顕微鏡発展の礎となりました。

「エム・カテラ」の製造を担当したひとり、寺田新太郎は、高千穂製作所（現：オリンパス）で取締役兼技師長兼計器部長として顕微鏡製作に携わりました。オリンパスは、1920年に当社にとって最初の顕微鏡「旭号」を世に送り出し、その後現在に至るまで、顕微鏡メーカーとして多種多様な顕微鏡を製造販売しています。

開催概要

期間：	2015年3月3日（火）～2015年4月19日（日）
会場：	国立科学博物館（東京・上野公園）日本館1階中央ホール、企画展示室
開催時間：	午前9時～午後5時（金曜日は午後8時まで）
休館日：	毎週月曜日、ただし3月30日は開館
主催：	国立科学博物館、日本顕微鏡工業会
協賛：	サクラファインテックジャパン株式会社

本企画展に関する詳細は、以下の主催者ホームページをご参照ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2015/02microscope/