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2004年 9月14日
デジタル画像を使ったよりプロフェッショナルな写真表現を可能にする
レタッチ・エフェクト・ペイント機能を統合した本格派デジタル画像編集・加工ソフト
「Photo Creator(フォトクリエーター)」新発売
「Photo Creator(フォトクリエーター)」
デジタル画像編集・加工ソフトウェア
「Photo Creator(フォトクリエーター)」
オリンパス株式会社(社長:菊川剛)は、シーグランド株式会社(本社:東京都千代田区、社長:篠原拓也)と共同で開発した、レタッチ、エフェクト、ペイント機能を統合した本格派デジタル画像編集・加工ソフト「Photo Creator」を、2004年10月下旬から発売します。
「Photo Creator」は、デジタル写真文化におけるソフトウェアが果たす役割を重要と考えている当社が、デジタルカメラが日本発であるのに対し、日本発のソフトウェアが少ない現状を考慮し開発しました。デジタルカメラが一般に普及した日本市場において、日本人に合う画像編集・加工ソフトを作りたいとのことから開発した本格派デジタル画像編集・加工ソフトの第一弾です。
「Photo Creator」では、プロ仕様の編集・加工機能を搭載しながらも、分かりやすさを追求した直感的なGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を搭載し、初心者でも撮った画像を思ったまま、感じたままに編集・加工することが可能です。メインとなる機能は、「暗室」「修正」「効果」「ペイント」の4つの編集グループに分類され、タブ選択で目的の編集画面にたどりつけるので、本格派のレタッチソフトにありがちないくつもの階層をたどる複雑なメニュー操作が不要です。また、大容量データの編集もメモリ(容量)を気にせずスムーズに行える画像処理システムを実現しているので、プロやハイアマチュアの方々をはじめとした写真にこだわる全ての人々のよりプロフェッショナルな作品作りをサポートします。
編集・加工機能には、多彩な効果、修正、描画機能を備えています。フィルムカメラのフィルムを暗室で現像する作業をソフトウエア上で行うことを可能にした「暗室」機能では、「覆い焼き」、「焼き込み」、「色温度」他、12種類の加工が可能です。また、「効果ペン」機能では、「ペン」でドラッグした画像の部分にのみ、選択したフィルタ効果や暗室効果、修正がかけられます。さらに、より簡単なレイヤー操作や、ワンタッチで簡単に画像を合成できる「ワンタッチ合成機能」、ブラシと各種ペンで自由に絵や文字を描ける描画機能を搭載するなど、手軽なレタッチからよりこだわりのある作品作りまで、思ったまま、感じたままのイメージを写真で表現することが可能です。
発売の概要
製品名 希望小売価格 発売日
デジタル画像編集・加工ソフトウェア
「Photo Creator(フォトクリエーター)」 SWW-2801
12,800円
(税込13,440円)
2004年 10月下旬
主な特長
1. パソコンのメモリに依存しない画像編集環境を実現
大容量データの編集も、パソコンのメモリ(容量)を気にせずにスムーズに行える画像編集・加工システムを実現しました。大容量データの編集・加工時に、メモリ容量の不足により急激に画像処理速度が低下することなどがないので、プロやハイアマチュアをはじめとした写真にこだわる全ての人々の、より本格的で高画質・大容量な画像編集ニーズにお応えします。
2. ペン操作によるフィルタ機能「効果ペン」を搭載
ペンで絵を描く感覚で、画像に様々な効果を与えられる「効果ペン」機能を搭載しています。フィルタ(効果)の種類を選んで「効果ペン」で画像をドラッグすれば、ドラッグした部分にだけフィルタ効果をかけることができます。この機能は、「効果」セクションに登録されている29種類のフィルタのほか、「暗室」セクションに搭載されている4種類の効果(「覆い焼き」、「焼き込み」、「色温度」、「カメラ効果」)、および「修正」セクションの「色調補正」、「フォーカス」、「トーンカーブ」でも使用できるので、上記のさまざまな効果を、ドラッグした部分にだけ簡単にかけることが可能です。
3. 初心者でもプロフェッショナルな画像編集を可能にする直感的GUI設計
・メイン機能を4つの編集グループに分類
「Photo Creator」の編集・加工・ペイント機能を、「暗室」「修正」「効果」「ペイント」の4つの編集グループに分類しました。それぞれの編集グループはタブ表示で区切られているので、ツールバーの複雑なメニュー選択をする必要がなく、目的の操作画面にすばやく行きつけます。
・より簡単なレイヤー操作
レイヤー操作の際の編集画面に、編集中のレイヤーのみを表示することにより、今現在どのレイヤーを編集しているのか分からなくなるといった複雑さを排除しています。これにより、レイヤーを使った高度な合成写真の作成がより簡単に行えます。
その他の機能
フィルムカメラの現像感覚を実現する「暗室」機能を搭載
「暗室」機能では、12種類のワンタッチ加工機能(「覆い焼き」、「焼き込み」、「色温度」、「ネガ反転」、「ソフトフォーカス」、「セピア」、「ハイライト」、「ソラリゼーション」、「白黒写真」、「新緑」、「紅葉」、「肌をきれいに」)が可能です。クリックで加工の種類を選択し、色調や階調、明るさのレベルを調整するだけで、フィルムカメラで撮った写真を暗室で現像するようにデジタルカメラの画像を自由に加工できます。RAWデータの加工も可能なので、作画を楽しむ上級者にもお楽しみいただけます。
ワンタッチ合成機能
レイヤー指定などの難しい作業なしに、クリックひとつで簡単に合成画像が作成できます。上に重なる画像のサイズや形、合成位置などもドラッグで調整できるので、誰でも簡単に合成画像が作成できます。
ICM2.0に対応し、見たイメージのままの加工・印刷が可能
ICM(イメージカラーマネージメント)2.0に対応しているので色の再現性に優れ、パソコンのモニタやプリンタ間などでの色の違いがほとんどありません。パソコンのモニタ上で見たとおりの色が印刷できるので、より細部の色にこだわった編集が可能です。
実用的なクリップアート素材を搭載
画像上にスタンプ感覚で貼り付けられるイラスト素材を搭載しています。
多彩な描画機能を搭載
通常のブラシでの描画機能に加え、レインボーペン、ふちどりペンによる描画機能を搭載しています。これにより、プリクラ感覚での画像への描画が可能です。
RAWデータの現像に対応
オリンパス製デジタルカメラで撮影されたRAWデータ(カメラ側で撮影データを全く加工しないデータ)を、「Photo Creator」から直接読み込んで加工することができます。
「Photo Creator(フォトクリエーター)」の動作環境
【動作環境】
OS Windows 98SE/Me/2000/XP
CPU PentiumIIIまたはPentiumIII完全互換プロセッサ500MHz以上
RAM 256MB以上
HD容量 空き容量200MB以上
モニタ 800×600以上の解像度で、16ビットカラー以上を表示可能なモニタ
その他: CD-ROMドライブ(インストール時に必要)、使用するOSで動作するマウス
対応外部機器: デジタルカメラ(記録メディアがドライブとして使用可能なもの、またはTWAIN32インターフェイスに対応しているもの)、タブレット(WinTab規格準拠のもの)、プリンタ(使用する環境で印字可能なもの)、スキャナ(TWAIN32インターフェイスに対応しているもの)
【対応フォーマット一覧】
種類 フォーマット 備考
画像 PCR(Photo Creator標準画像フォーマット) 読み込み/保存
JPEG
読み込み/保存
TGA 読み込み/保存
TIFF 読み込み/保存 , 非圧縮形式のみ
BMP 読み込み/保存
PICT 読み込み/保存
RAW data 読み込み , 弊社製RAWフォーマットのみ
PNG 読み込み/保存
RGB(フジフィルムベタファイル) 読み込み/保存
ICO(Windowsアイコン) 読み込み/保存
PSD 読み込み/保存
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