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2006年8月28日

団塊世代を意識したシニア向けデジタルカメラ

「μ(ミュー) 730」新発売

高機能化するデジタルカメラにおいて簡単操作を追求したユニバーサルデザイン

正面(シルバー) 前面(チタニウムシルバー)

正面(シルバー)

前面(チタニウムシルバー)

背面(シルバー)

背面(シルバー)

「μ 730」

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保 雅治)は、団塊世代などアクティブなシニア層に向け、高機能と簡単操作を両立させた710万画素※1のコンパクトデジタルカメラ「μ 730」を、2006年10月中旬から発売します。

「μ 730」は、誰にでも使いやすく分かりやすいなどの特徴を持つユニバーサルデザインの思想のもと、3.0型の大型液晶モニターと大きく押しやすいボタンを搭載し、各種操作ボタンの名称を日本語で表記するなど、使いやすさを徹底的に追求したシニア向けの高性能なデジタルカメラです。「かんたんモード」、「かんたん補正ボタン」、「かんたんポケットガイド」と、“かんたん”をキーワードにした3つの特長も備えているので、シニア層はもとより、デジタル製品を難しく感じる方や初めてデジタルカメラを使用する方にも快適に使用していただけます。

「かんたんモード」を選択すると、液晶モニターに大きな文字やアイコンで必要な情報のみが表示されます。デジタルカメラで難しいと思われがちなメニューの階層を排除したシンプルなインターフェイスなので、迷わずに必要な設定が行えます。

「かんたん補正ボタン」は、押すだけで、代表的な失敗写真の原因である手ぶれ・逆光・赤目の3つを一度に補正できる便利なボタンです。カメラのボタン操作だけで失敗写真の補正ができるので、失敗を気にせずに安心して使用できます。

また、「かんたんポケットガイド」を同梱しています。ポケットサイズでいつでも携帯できるほか、文字が大きく基本的な操作だけを分かりやすく説明しているので、旅行先などで操作方法が分からないときや初めて使用するときなどに便利です。

また、専用の電話相談窓口を設置し、「μ 730」の初歩的な使い方などのご質問にもお答えします。デジタルカメラをはじめて購入される方などにも安心してご利用いただけます。

カメラ部有効画素数

発売の概要

製品名 メーカー希望小売価格 発売日
デジタルカメラ
「μ 730」 シルバー
「μ 730」 チタニウムシルバー
オープン価格 2006年10月中旬

開発の背景

2005年の日本の50~60歳代の人口は約3570万人で全人口の約28%を占めています。また、2007年にはいわゆる団塊世代の大量退職時代を迎え、趣味や旅行などで余暇を積極的に楽しむアクティブなシニア層の増加が予想されます。

一方、趣味や旅行などで使用されることが多いデジタルカメラは、近年ますます高性能・多機能化が進み、シニア層にとっては複雑さを増しています。そこでオリンパスは、デジタル機器を苦手とする50~60歳代の方を中心として独自の調査を実施。その結果、デジタルカメラの購買意欲は高いものの、デジタルカメラに対して難しいイメージがあり、「操作が簡単なこと」および「高性能・多機能であり、高級感があること」へのニーズが非常に高いことが分かりました。オリンパスはこのようなシニア人口の増加、趣味市場の活性化を背景に、シニア層への調査を行い、「μ 730」を開発しました。

平成17年国勢調査抽出速報集計結果より

主な特長

  1. 高機能と使いやすさを両立させたユニバーサルデザイン
    「μ 730」は、誰にでも使いやすく分かりやすいなどの特徴を持つユニバーサルデザインの思想のもと、使いやすさを徹底的に追求したデジタルカメラです。いつでもどこでも迷わず使用できるように、操作ボタンや液晶モニターの表示内容などカメラ本体はもちろん、付属品、電話相談窓口にいたるまで徹底的に使いやすさを追求しています。
    • 操作ボタンを日本語で表記
      「誰もがすぐに理解できること」をコンセプトに、各種操作ボタンの名称を日本語で表記しました。英語表記が分かりづらいと感じる方にも安心して使用していただけます。
    • 「かんたんモード」を搭載
      フィルムカメラと同じ感覚で操作できることをコンセプトとした「かんたんモード」を搭載しています。デジタルカメラで難しいと思われがちなメニューの階層を排除し、文字やアイコンを大きく見やすくし、設定できる機能を必要最小限にとどめているので、迷わずに操作をすることができます。また、このモードでは自動的に手ぶれを軽減する設定となるので、いつでも安心して使用できます。
      さらに、本体横の切り替えボタンで、「かんたんモード」と、多彩な撮影/編集が楽しめる「通常モード」との切替えが可能です。さらに、リセットボタンを搭載しているので、操作方法がわからなくなった時は、すぐに初期状態に戻すことができます。
    • 大きくて押しやすい操作ボタン
      μ 730には携帯電話と同様の大型のタイルキーを採用することで、シニアの方にも見やすく押しやすい操作ボタンを実現しました。このボタンは、周囲の明るさを検知して暗い場所では自動的に光るので暗所でも見やすく便利です。
    • いつでもどこでも安心の生活防水機能
      オリンパスの独自技術による生活防水機能を備えています。水辺や雨の中などでも使用できるので、場所を気にせずに安心して使用できます。
    • 旅行先や初めての人にも分かりやすい「かんたんポケットガイド」を同梱
      通常の取扱説明書に加え、シニア層の要望を取り入れた「かんたんポケットガイド」を同梱しました。ポケットサイズで、文字を大きくし、デジタルカメラの基本操作である「撮る・見る・消す」などの操作についてイラストを交えて分かりやすく説明しているので、旅行先などで操作方法が分からないときや初めて使用するときなどに便利です。
    • 専用電話相談窓口を設置
      ご購入直後の不安を解消するために、「μ 730」専用の電話相談窓口を開設します。はじめてデジタルカメラを購入される方でも初歩的なことから安心してご質問いただけるので便利です。
      なお専用電話相談窓口についての詳細は当社ホームページにて発売日前にご案内します。
      名称:μ(ミュー)730専用電話相談窓口
      開設期間:発売日~2007年2月末日(年末年始、システムメンテナンス日は除く)
  2. 「かんたん補正ボタン」により、手ぶれ・逆光・赤目を同時に補正
    「μ 730」は、代表的な失敗写真である手ぶれ・逆光などによる黒つぶれ・赤目の3つを撮影後に一度に補正することができる「かんたん補正ボタン」を搭載しました。ボタン操作だけで3つをまとめて補正できるほか、ひとつずつを選択して補正することもできます
    「手ぶれ」の補正は、カメラ内部に搭載されたジャイロセンサーによりシャッターボタンを押した時に生じるぶれの軌跡を検出記録し、その軌跡に応じて撮影画像に最適な処理を行います。前機種「μ 810」ではじめて搭載した撮影後の補正機能を改善し、手ぶれの検出エリアを広げることで、より多くの手ぶれ写真を補正できるようになりました。また、黒つぶれの補正は、カメラが画像の暗い部分を自動的に認識し、全体のトーンバランスを考慮しながら、黒つぶれしている部分が明るくなるように補正します。「表情はよく撮れたのに、ぶれてしまった、顔が暗くなってしまった」などの失敗写真をカメラのボタン操作だけで補正できるので便利です。
    選択設定は通常モードのみ
  3. 3.0型の大型高精細液晶モニターを搭載した、コンパクトなデザイン
    2.5型の液晶モニターに比べ約1.5倍の大きさで文字や画像を表示する3.0型の大型液晶モニターを搭載しています。23万画素の高精細な液晶モニターは画像をクリアに映し出すので、撮影した画像の鑑賞にも適しています。また、オリンパス独自のブライトキャプチャーテクノロジーにより、暗い場所でも自動的に被写体を明るく映し出すので、場所を選ばずに快適に使用できます。 また、薄さ21mmの薄型でコンパクトなデザインなので、旅行や日常的に持ち歩くのに便利です。

その他の特長

  • 710万画素の高画質撮影
  • 暗所に強い、ISO1600(最大710万画素)、ISO3200(最大300万画素)の高感度撮影が可能
  • 暗い場所でも色鮮やかな動画撮影ができる「ナイトムービー機能」を搭載
  • カメラで写真を3枚つないだ超ワイド写真がつくれる「パノラマ撮影機能」
  • ゴルフのスイングチェックなどに便利な「超高速マルチショット機能」
  • 内蔵されたフレームに合わせて写真を撮影できる「フレーム合成撮影機能」
  • 撮影済みの画像を参照しながら撮影ができる「比較ショット」
  • 文字やイラストを撮影し、撮影した画像と合成できる「タイトルスタンプ機能」
  • 「撮影ガイド機能」により、説明書なしでイメージ通りの撮影が可能

別売関連商品

製品名 希望小売価格
本革カメラケース 「CSCH-38」 3,000円(税込み3,150円)
ソフトカメラケース 「CSCH-34RE」「CSCH-34NV」 2,800円(税込み2,940円)

主な仕様

  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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