本文の始まりです


2007年2月14日

世界初、光学18倍のズームレンズを搭載※1
手ぶれ補正機構により望遠撮影も安心のコンパクトデジタルカメラ

「CAMEDIA SP-550UZ」新発売

CAMEDIA SP-550UZ CAMEDIA SP-550UZ 背面

CAMEDIA SP-550UZ

CAMEDIA SP-550UZ 背面

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保 雅治)は、コンパクトデジタルカメラにおいて世界初※1となる光学18倍の高倍率撮影を可能にした「CAMEDIA SP-550UZ」を2007年3月初旬から発売します。

「CAMEDIA SP-550UZ」は、新開発の光学18倍ズームレンズにより、デジタル一眼レフカメラの交換レンズ4本分※2に相当する、焦点距離28mm※3の広角撮影から504mm※3までの望遠撮影を可能にしました。さらにデジタルズーム併用により100倍までの超望遠撮影も可能にするなど、様々な画角の撮影をカメラ1台で実現する“オールインワン・カメラ”です。

これまで当社コンパクトデジタルカメラの光学ズーム倍率は10倍が最大でしたが、「CAMEDIA SP-550UZ」では、当社独自のレンズ開発技術により18倍ズームを実現。運動会や学芸会などでこれまでより大きく被写体を撮影できることはもちろん、被写体がさらに遠くにいる野球などのスポーツ観戦でも被写体を大きく撮影することが可能になります。高倍率ズーム時におこりやすい手ぶれや被写体ぶれも、CCDシフト式手ぶれ補正機構と、ISO感度を最大で5000まで設定できるという2つの機能により、大幅に軽減することができるので望遠撮影を安心して楽しむことができます。また、内蔵フラッシュ光が最長22.7mまで届く※4ので、これまで撮影が難しかった暗い場所の遠くの被写体も安心して撮影することができます。

さらに、秒間15枚の高速連写機能※5と、シャッターボタンを押し切る前の画像も記録する 「プリキャプチャー機能※5」を搭載しているので、決定的な瞬間を逃さない撮影が可能です。 ボディデザインは、濃いグレーを基調としたカラーに、先進性と高機能感、親しみやすさを併せ持ったデザインを採用。外装にスエード調のラバー素材を採用することで、ホールディング性を追求し、一眼レフカメラのユーザーにも、コンパクトカメラのユーザーにも馴染みやすいデザインを演出しています。また、光学10倍ズームレンズを搭載した前機種と同等サイズのコンパクトなボディは、荷物が多くなりがちなイベント時でも気軽に持ち歩くことができます。

※1  2007年2月14日現在。コンパクトデジタルカメラにおいて。当社調べ。
※2  標準レンズ、マクロレンズ、望遠ズームレンズ、超望遠レンズ。
※3  35mmカメラ換算。
※4  ISO感度を5000、レンズを広角側に設定した場合。画像サイズは300万画素以下に限定されます。
※5  画像サイズは120万画素相当に限定されます。

発売の概要

製品名 メーカー希望小売価格 発売日
デジタルカメラ「CAMEDIA SP-550UZ」 オープン価格 2007年3月初旬

開発の背景

当社は、2000年8月に、世界で初めて光学10倍ズームレンズを搭載した「CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom」を発売し“ウルトラズーム”の市場を開拓しました。

さらに2001年4月には「CAMEDIA C-700 Ultra Zoom」において、光学10倍ズームレンズを搭載しながら当時の一般的なコンパクトカメラと同等の小型サイズを実現し、ファミリー層の運動会、学芸会などでの望遠撮影をより手軽なものにしました。

その後、当社は“ウルトラズーム”をシリーズとして確立/発展させる中で、様々な要望を蓄積し研究してきました。今回は、その中から“さらに遠くのものを大きく撮りたい”“もっと広い範囲の撮影をしたい”という要望に着目し、1台で様々な範囲の撮影ができる“オールインワン・カメラ”の開発に取り組みました。その結果、1台で光学18倍の望遠撮影と28mmの広角撮影を両立させ、マクロ撮影機能と手ぶれ補正機構も搭載した「CAMEDIA SP-550UZ」が誕生しました。

当社は“ウルトラズーム”シリーズの進化形である「CAMEDIA SP-550UZ」により、ファミリー層や一眼レフユーザーなど、幅広いユーザー層に幅広い範囲の撮影を楽しんでいただきたいと考えています。

主な特長

  1. 広角撮影から超望遠、マクロ撮影まで、カメラ1台で様々な撮影領域を実現
    オリンパスのレンズ開発技術を駆使して新開発した光学18倍ズームレンズの搭載により、焦点距離28mmの広角撮影から504mmまでの望遠撮影を可能にしました。11群14枚からなるレンズは、1群目(最前部)のレンズを動かすマルチバリエーター構成により、光学18倍ズームを実現しています。また、一眼レフカメラの高級交換レンズなどに使われるEDレンズと非球面レンズにより収差の少ない高画質撮影を実現するとともに、ボディサイズの小型化も実現しています。
    さらに、ファインズーム※1を使用すれば光学27倍(756mm)相当、光学18倍ズームとデジタルズーム※2を併用すれば最大100倍(2800mm)までの撮影が可能です。例えば、月を撮影する場合、月の直径がズームを使わない28mmでは点程度、光学18倍ズームでは画面の上下1/5程度、ファインズームでは1/3程度、光学18倍ズームとデジタルズーム併用の100倍では画面の上下いっぱいの大きさで撮影できます。
    また、焦点距離28mmからの広角撮影も可能なので、広大な景色や、狭い室内での撮影も快適に行えます。さらに被写体に1cmまで寄ったマクロ撮影が可能なので、花などをアップにした撮影も楽しめるなど、カメラ1台で近距離から遠距離までの様々な撮影をすることができます。
    ※1  光学ズームと画像切り出しを組み合わせるズーム方式。画像の劣化はありませんが、画像サイズは300万画素相当に限定されます。
    ※2  画像サイズは300万画素以下に限定されます。
  2. 手ぶれ補正機構と高感度撮影により“ぶれ”を軽減
    CCDシフト式手ぶれ補正機構を搭載し、「ブライトキャプチャー」機能によるISO1600の高感度撮影も可能なので、手ぶれと被写体ぶれを軽減した撮影が可能です。一般的に高倍率ズーム時におこりやすい手ぶれですが、「CAMEDIA SP-550UZ」の特長である光学18倍ズームも、この2つのぶれ軽減機能により安心して使用できます。
    CCDシフト式手ぶれ補正機能と高感度撮影機能は、薄暗い場所でもぶれを軽減し、且つ望遠撮影時にも有効なので、屋内の学芸会など、薄暗い場所の遠くの被写体も、三脚を使わずにぶれずに撮影することができます。
    高感度撮影は、710万画素ではISO1600まで、300万画素ではISO5000までの設定が可能です。高感度撮影で発生しがちなノイズも独自の画像処理エンジン「TruePic TURBO」により軽減できるので、安心して高画質撮影が楽しめます。
  3. シャッターチャンスを逃さない高速連写※1と、プリキャプチャー機能※2
    ・秒間15枚の高速連写が可能
    新開発の高速駆動CCDにより、秒間15枚の高速連写※1が可能です。野球観戦時のピッチャーの投球シーンや、ゴルフのスイングなど、動きの速い被写体の瞬間をとらえたベストショットを連写の中から選択することができます。
    ・シャッターボタンを押し切る前の画像も記録する「プリキャプチャー機能」※2
    シャッターボタンが半押しされていればシャッターボタンを押し切る前の5コマ分の画像を記録できる「プリキャプチャー機能」を搭載しています。決定的な瞬間が起きそうなときにシャッターボタンを半押ししていれば、その瞬間にシャッターボタンを押し切れなかった場合でも、画像が記録されるので、シャッターチャンスを逃さない撮影が可能です。
    ※1  画像サイズは120万画素相当に限定されます。秒間7枚の連写では、画像サイズは300万画素相当となります。
    ※2  画像サイズは120万画素相当に限定されます。
  4. 暗い場所の撮影も快適な、フラッシュ性能と、液晶モニター
    ・最長22.7mまでフラッシュ光が届く内蔵フラッシュ
    内蔵フラッシュの光が、最長22.7m先の被写体まで届くので、これまでは撮影が難しかった学芸会など、薄暗い場所の遠くの被写体も明るく撮影することが可能です。
    ※  ISO感度を5000、レンズを広角側に設定した場合。画像サイズは300万画素以下に限定されます。

    ・液晶モニターで暗い場所でも快適なフレーミングが可能
    2.5型・23万画素の大型で高精細な液晶モニターは、「ブライトキャプチャー」機能により、暗い場所の被写体を明るく映し出すことができます。通常は難しい暗い場所でのフレーミングを快適に行うことができます。
  5. ホールディング性を追求し、高級感を演出したボディデザイン
    光学18倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラでは世界最小となるコンパクトなボディに、先進性と高機能感、親しみやすさを併せ持ったデザインを採用しています。グリップ部などの撮影時に手で持つ部分の外装にはスエード調のラバー素材を採用し、ホールディング性を追求しています。また、レンズの鏡枠部など各所に光沢のある金属素材を使用することで高級感を演出しています。ストラップ取付け部にも丈夫な金属素材(ダイキャスト)を採用しているので、安心して持ち歩くことができます。

その他の特長

  • 710万画素の高画質
  • 絞り優先オートと、シャッタースピード優先オート、マニュアルモードを搭載
  • 23万画素の高精細な電子ビューファインダーを搭載
  • 3つのガイド機能を搭載
  • 明るさ/鮮やかさ調整機能、赤目補正機能を搭載
  • 焦点距離を約1.7倍にするテレコンバージョンレンズ「TCON-17」に対応
  • Windows Vista に対応
  • 防水プロテクタ「PT-037」に対応し、装着時に水深40mまでの水中撮影が可能

別売関連商品

製品名 希望小売価格 備考
カメラケース 「CSCH-45」 3,800円(税込み3,990円) ベルト通し付
テレコンバージョンレンズ「TCON-17」 15,000円 (税込15,750円) 焦点距離:約1.7倍
コンバージョンレンズアダプター「CLA-10」 3,800円(税込3,990円) 「TCON-17」装着時に必要。
4月発売予定。
リモートケーブル「RM-UC1」 6,000円(税込6,300円) 3月中旬発売予定。
防水プロテクタ「PT-037」 36,000円 (税込 37,800円) 水深40mまでの撮影が可能。4月発売予定。

主な仕様

  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです