オリンパスイメージング株式会社（社長：大久保 雅治）は、耐衝撃機能^※1や水深10mまでの防水機能^※2・防塵機能^※3をはじめとしたタフな機能を搭載し、新開発の画像処理エンジンを搭載することで基本性能も進化させた710万画素^※4のコンパクトデジタルカメラ「μ 795SW」を、2007年9月下旬から発売します。

特長

• 1． 最新の顔検出機能「フェイス＆バックコントロール」と新画像処理エンジンを搭載
• 2． 落下衝撃や荷重に強い、丈夫な構造を実現
• 3． 水深10mまでの水中撮影と、-10℃までの環境での撮影が可能^※5

「μ 795SW」は、前機種「μ 770SW」で搭載している耐衝撃構造、100kgfまでの耐荷重^※6、水深10mまでの防水・防塵機能、-10℃までの動作保証など、過酷な環境での使用に適した機能を踏襲しながら、新しく開発したオリンパス独自の画像処理エンジン「TruePic III（トゥルーピックスリー）」を搭載することで、画質をはじめとする基本性能を向上させたモデルです。

また、当社独自の顔検出テクノロジーと「シャドウアジャストメント・テクノロジー」との組み合わせにより実現した高度なAF/AE機能「フェイス&バックコントロール」を搭載し、人物の顔を検出し自動的にピントと露出を合わせるだけでなく、背景にまで適正な露出コントロールを行い、人物と背景のそれぞれに露出の合った美しい画像の撮影を可能にしました。

※1	当社試験条件による
※2	JIS保護等級8相当（当社試験条件による）
※3	JIS保護等級6相当（当社試験条件による）
※4	カメラ部有効画素数
※5	撮影可能枚数は少なくなります。当社製xD-ピクチャーカード、リチウムイオン充電池は、本製品との組み合わせ において動作確認をしています。（それぞれの保証動作環境は0℃までです。）
※6	kgfは物体にかかる重さの単位。当社試験条件による

発売の概要

製品名	希望小売価格	発売日
コンパクトデジタルカメラ「μ 795SW」	オープン価格	2007年9月下旬

※カラー：2色（ダークシルバー、ピアノブラック）

「μ 795SW」の主な仕様

カメラ部有効画素数		710万画素
撮像素子		1/2.33型CCD
レンズ	構成	8群10枚　　非球面レンズ：3枚
	焦点距離	6.7mm～20.1mm　（35mmフィルム換算：38mm～114mm）
	開放F値	F3.5（W）～F5.0（T）
	光学ズーム倍率	3倍
	デジタル拡大	5倍（光学ズームと合わせて最大約15倍シームレスズーム）
記録媒体		内蔵メモリー(約14.7MB) xD-ピクチャーカード(別売) （16MB,32MB,64MB,128MB,256MB,512MB,1GB,2GB）
液晶モニター	サイズ・種類	2.5型（インチ）TFTカラー液晶　（ハイパークリスタル液晶）
	画素数	約230,000画素
感度 （標準出力感度）	オート	AUTO（ISO80～800） ※ぶれ軽減機能時は最大ISO約1600、キャンドル※1/寝顔※1/ショット&セレクト1※1モード、高速連写※1モードは最大ISO約2500, 屋内撮影モードは最大ISO1600
	固定	ISO 80, 100, 200, 400, 800, 1600
電源	ACアダプター	D-7AC（別売）、マルチアダプターCB-MA1（別売）
	電池	リチウムイオン充電池（型番：LI-42B）
	撮影可能枚数	約220枚（平均値）（CIPA規格による）
大きさ（突起部含まず）		91.8mm（W）× 59.2mm（H）× 20.6mm（D）
重さ(電池・カード含まず)		155g

※1	画像サイズが[2048ｘ1536ピクセルSQ1]以下に制限されます。
※	顔検出逆光補正機能は、Apical Limitedの特許技術を使用しています。

別売関連商品

防水プロテクター 「PT-035」	フロートハンドストラップ 「CHS-05」	シリコンカメラジャケット 「CSCH-50」

主な特長

1．最新の顔検出機能「フェイス＆バックコントロール」と、新しい画像処理エンジンを搭載

最新の顔検出機能と「シャドウアジャストメント・テクノロジー」との組み合わせによって実現したオリンパス独自の高度なAF^※1/AE^※2機能「フェイス＆バックコントロール」を搭載。一般的な顔検出機能では人の顔に対してのみピントと明るさの調整を行うのに対し、「フェイス＆バックコントロール」では人の顔（フェイス）と背景（バック）両方に対して明るさの調整を行います。逆光時に人物が暗く写ってしまうようなシーンにおいて、一般的な顔検出機能では人物の明るさが適性になるように画面全体を明るくするため背景が明るくなりすぎる傾向がありますが、「フェイス＆バックコントロール」では人物と背景それぞれに対して明るさを調整するので、人物はもちろん背景までしっかりと写った撮影が可能です。また、自動的に画面内の人の顔を検出して緑色の枠を表示しピントを合わせるので、人物写真のピンボケを防ぐことができます。さらに、人物のいない逆光シーンや建物などの被写体でも自動的に明るさをコントロールした撮影を可能にしています。液晶モニターにもピントと明るさがコントロールされた画像が常に表示されるため、主要被写体と背景を含めた写真全体を確認しながら撮影することができます。

また、デジタル一眼レフカメラ「E-410／E-510」用に新開発したオリンパス独自の画像処理エンジン「True Pic III（トゥルーピックスリー）」を搭載しました。ノイズを抑え、エッジをなめらかに再現し、淡い色も忠実に再現する「True Pic III」と、「μ 795SW」の高解像度レンズ、710万画素CCDを併せて、より高画質な撮影を実現しました。

※1	Auto Focusの略。自動的にピントを合わせること。
※2	Auto Exposureの略。自動的に適正な明るさに調整すること。

2．落下衝撃や荷重に強い、丈夫な構造を実現

「μ・SWシリーズ」の特長である、高さ1.5mからの落下テスト^※1をクリアする頑丈なボディは、折り曲げ光学式レンズユニットの採用、ボディ内部への衝撃吸収材の配置、電気基板の浮遊化、外装への高剛性素材の使用という4つの方法により実現しています。さらにボディ外周には堅牢なステンレスを採用し、100kgf^※2の荷重にも耐えられる構造としています。衝撃や荷重に強いので、アウトドアはもちろん、日常生活の中でも使用シーンの幅が広がります。また、洋服のポケットにカメラを入れたまま座ってしまった場合も壊れにくいので、安心して様々な場所へ持ち歩けます。

※1	当社試験条件による。
※2	kgfは物体にかかる重さの単位。当社試験条件による。

3．水深10mまでの水中撮影と、-10℃までの環境での使用が可能

各部位で徹底的な水圧対策を行うなど、ボディ内部の防水構造を強化することにより、水深10mまでの防水機能^※1を実現しているので、防水プロテクターを装着しなくても本格的な水中撮影を楽しめます。例えば、シュノーケリングやサーフィンをはじめとするマリンスポーツの最中も撮影できるなど、写真の楽しみが広がります。さらに、防塵機能^※2も搭載しているので、砂浜などでも気軽に撮影することができます。

また、通常のデジタルカメラは0℃を下回る環境では動作保証をしていませんが、「μ 795SW」では内部の電気部品全てにおいて-10℃までの環境で動作を保証^※3しています。スキーなどのウィンタースポーツや登山など-10℃の環境下でも安心して使用することができるので、これまで撮影の難しかったシーンも撮影することができます。

※1	JIS0920保護等級8相当（当社試験条件による）
※2	JIS0920保護等級6相当（当社試験条件による）
※3	撮影可能枚数は少なくなります。当社製xD-ピクチャーカード、リチウムイオン充電池は、本製品との組み合わせにおいて動作確認をしています。（それぞれの保証動作環境は0℃までです。）

その他の特長

• 710万画素のCCDと高解像度3倍ズームレンズにより高画質撮影が可能
• 上下左右どの角度からも鮮明に見える、ハイパークリスタル液晶を搭載
• 暗い場所でも液晶モニターに被写体を明るく映し出す「ブライトキャプチャー」機能を搭載
• 近距離撮影時にぶれを軽減し鮮やかに写す「スーパーマクロLED」搭載
• 暗所でのフレーミングに便利な「ワンタッチライト」搭載
• 水中専用モードを含めた多彩なシーンモードを搭載