コンパクトなサイズながら「OM-D E-M1 Mark II」フルシステムを収納、カメラバックパック「CBG-12」を発売撥水性、強度に優れた素材で、長時間使用や過酷な条件にも安心

2016年11月02日


カメラバックパック「CBG-12」


オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、コンパクトなサイズながらミラーレス一眼「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」のフルシステムを余裕をもって収納でき、荷重分散を考慮した設計により長時間の持ち歩きでも疲労の少ないカメラバックパック「CBG-12」を2016年12月下旬から発売します。

多彩な交換レンズやアクセサリーを使ってさまざまなシーンで撮影する写真愛好家にとって、機材を安全、確実に運搬できるシステムバッグは大変重要なアイテムといえます。今回発売となるカメラバックパック「CBG-12」は、オリンパス自らが企画、設計を行うことで、特にOM-Dユーザーに最適の高機能で高品質な製品となっています。「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」のフルシステムを余裕をもって収納できる大容量ながら、航空機の機内持ち込み※1が可能なほどコンパクト。荷重分散を考慮した設計により、大量の機材を収納した状態でも体に負担がかかりにくいため、あらゆるシチュエーションで疲労が軽減され、機動性に富んだ撮影に貢献します。さらに「OM-D E-M1 Mark II」のレンズマウントそのものをエンブレムに採用したことは、高機能、高品質の製品をお届けするメーカーとしての誇りの証といえます。

主な特長

  • 1. コンパクトながら「OM-D E-M1 Mark II」フルシステムが入る高い収納力
  • 2. 大量の機材の長時間持ち歩きでも疲労を軽減する荷重分散設計
  • 3. 撥水性、強度に優れた素材を採用、過酷な条件にも耐える高い信頼性
  • 4. 撮影目的に合わせて使えるさまざまな収納パターンと迅速に機材が取り出せる機動性
  • 5. 「OM-D」の信頼性と機動力の証であるレンズマウントそのものをエンブレムに採用

発売の概要

カテゴリー 製品名 希望小売価格 発売時期
システムバッグ カメラバックパック「CBG-12」 オープン価格 2016年12月下旬

※1 実際の持ち込み時はご利用の航空会社に条件をご確認ください

主な特長の詳細

1. コンパクトながら「OM-D E-M1 Mark II」フルシステムが入る高い収納力

カメラバックパック「CBG-12」は、パワーバッテリーホルダー「HLD-9」を装着した状態のミラーレス一眼「OM-D E-M1 Mark II」を2セット、「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」といった交換レンズに、エレクトロニックフラッシュ「FL-900R」などの各種アクセサリー、さらにノートパソコンを含めた撮影に必要なフルシステムを余裕をもって収納できる大容量設計となっています。これだけの高い収納力を備えながらも、航空機の機材持ち込みサイズをクリアするほどコンパクトにまとめられ、撮影工程の間、常に身近に機材を置くことができます。


「CBG-12」機材収納イメージ

2. 大量の機材の長時間持ち歩きでも疲労を軽減できる荷重分散設計

機材を長時間持ち運ぶ際の体への負担を最小にするよう、荷重分散に十分配慮した設計がなされています。特にショルダーベルトやウエストベルトには、登山用のザックと同じようにスタビライザーが付けられており、体に合った荷重バランスを設定することができます。同じようにチェストストラップを適切に締めることで、歩行中のショルダーベルトのブレを防ぎ、体を安定させられるなど、大量の機材の長時間持ち歩きに配慮しています。また、背面部は肩と腰に重量が適切に分散されるよう長さ・形状とも緻密に計算し、背面のメッシュパッドは中央を空ける事で長時間使用時の蒸れにくさを考慮するとともに、腰部分を厚くすることで肩へ荷重が集中しすぎない効果的な設計になっています。


荷重分散設計のイメージ

3. 撥水性、強度に優れた素材を採用、過酷な条件にも耐える高い信頼性

カメラバックパック「CBG-12」の外側には、アウトドア用のザックにも使われ、高い強度と耐候性を誇る2520D(デニール)※2のポリエステル生地を採用しています。適所に芯材とクッション材を効果的に入れることで耐衝撃性を上げ、さらに表面に十分な撥水性を施し、収納した撮影機材を安全にガードします。加えて、汚れやすく傷がつきやすい底面には、防水性と耐摩耗性に優れたターポリン生地を用い、ゴム製の脚を付けることで、防汚性、耐久性をさらに向上させています。


フィールドでの使用イメージ

4. 撮影目的に合わせて使える多彩な収納パターンと迅速に機材が取り出せる機動性

さまざまな収納パターンに対応できるように、中仕切りは6種類、合計18個を同梱しています。厚さ12㎜で十分なクッション性を備えており、取り付け位置は自在に移動、あるいは取り外しが行えるため、機材の分量、内容に合わせて最適なセットアップが行えます。取り出し口もメイン部以外にバックパック左手側にサイドドアが設けられ、迅速な内部へのアクセスや取り出しが行え、撮影時の機動性向上に貢献しています。このサイドドアは「OM-D E-M1 Mark II」にパワーバッテリーホルダー「HLD-9」を装着した状態でもスムーズに取り出しできるよう、開口部が広めに設計されています。


機材取り出しイメージ

5. 「OM-D」の信頼性と機動力の証であるOM-Dのマウントそのものをエンブレムに採用

背面には「OM-D E-M1 Mark II」にも使われているものと同じステンレス鋼のレンズマウントをエンブレムとして取り付けています。このエンブレムには、カメラバックパック「CBG-12」が「OM-D」シリーズの持つ高い信頼性、機動性とまったく同じ設計思想で作られているというオリンパスからのメッセージが込められています。


「OM-D」シリーズで使用された
ステンレスマウントそのものをエンブレムに採用

※2 繊維の太さの単位

その他の特長

閉め忘れ防止にイエローのテープで視覚的にチェック

本体の主要開口部のフチには、閉め忘れ防止のためにイエローのテープが取り付けられています。そのためファスナーが閉まっていないと黄色いラインが外から見え、視覚的に閉め忘れに気づきやすい構造となっています。


イエローのテープが見えることでファスナーの閉じ忘れを視覚的にチェック可能

悪天候にも対応、レインカバーを2個装備

「CBG-12」自体、高い撥水性を備えていますが、急な天候悪化にも対応するため、さらにレインカバーを2個同梱しています。使用後、濡れたカバーは他の機材と分けて収納することができます。

撥水素材のシート装備

屋外で機材を取り出す際に、背中側が泥などで汚れないように地面に敷くための撥水素材のシートを同梱しています。サイドポケットなどに入れておけば素早く取り出せ、スムーズに使うことができます。

厚手パッドの入った持ち手を装備

バックパック上部には厚手パッドの入った持ち手が装備されています。多量の機材を入れて重くなった状態から持ち上げる際に便利に使えます。

望遠レンズを固定可能なベルト装備

「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」などの大型レンズを安定して収納するために、内部に固定用のベルトを装備しています。大型レンズの重心を背中へ近づけ、バックパック内部で揺れることをこのベルトが抑えることで、歩行時の疲労を軽減する設計です。

他のケースなどを取りつけられる高い拡張性

ウエストベルトには別売のソフトカメラケース「CS-42SF」や同「CS-44SF」、「CBG-10」同梱のサブケースなどを付けるベルトが装備され、このシステムにより収納力を向上させることができます。また、ショルダーベルトにも「CSCH-123」や「CSCH-124」が装着でき、さらに収納力を増やせる拡張性を備えています。

サイズ・重量・収納容量

外寸
約320(W)×490(H)×230(D)mm(突起物等を含まず)
内寸
約300(W)×440(H)×140(D)mm(メイン収納部)
重量
約2.3kg
収納容量
約20リットル

付属品

中仕切り(6種類、合計18個)、レインカバー2枚、撥水シート1枚同梱


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