Opto-Digital Technologyをもとに
価値ある技術を創造し、
「未来」を実現していきます。

Opto-Digital Technologyが生むオリンパスの技術

研究開発 Research & Development

オリンパスの全商品化を技術で支え、さらには10年先を見据えた新しい技術を開発・推進し、プロダクト・イノベーションを図るオリンパスの技術開発。目指すところは、新しいアイデアと技術で夢をかたちにして人々の豊かな明日を育むことです。

映像分野

医療分野

科学分野

顧客価値を生み出すワークフロー視点でまとめたコア技術群

コア技術マネジメント戦略

経営方針の“Business to Specialist” Companyを推進するため、技術開発部門では医療/科学/映像の3事業を支えるコア技術を抽出。これらを各事業のお客さまが製品を使用する際のワークフローで分類し、5つのコア技術群として整理・共通化しました。これによって、事業別に点在していたコア技術の水平展開を目指します。お客さまに新たな価値を提供するためのコア技術と、コア技術を支える基盤技術をつなぐ戦略を「コア技術マネジメント戦略」と呼んでおり、基礎研究と商品開発の連携に欠かせないものです。

Ⅰ. アクセス技術群

お客さまが製品を手にされて最初に行う操作、それは観察・検査対象や被写体に近づくための操作です。これをサポートする技術が「アクセス技術群」。たとえば、医療事業では内視鏡の細径化や、大腸内視鏡などの湾曲部の挿入技術、科学事業では工業用内視鏡の遠隔観察技術、映像事業では高速オートフォーカスや手振れ補正がこれにあたります。超小型アクチュエーターの活用などによって、診断・観察・撮影領域の拡大を目指します。

短時間で管腔深部への挿入実現を目指す技術

多彩な用途に対応した工業用内視鏡の先端アダプタ

Ⅱ. イメージング/センシング技術群

観察・検査対象や被写体に近づいたあとは、対象物を撮像し、画像化する技術が必要となります。これらの技術が「イメージング/センシング技術群」です。全事業に共通する4K・8K対応や3D画像をはじめ、医療事業では内視鏡の拡大観察や画像強調観察、科学事業ではリアルタイムの観察を実現するための細胞のライブ画像取得、映像事業では深度合成技術を用いたマクロ撮影の強化技術など。高精細画像や画像合成などを応用し、診断・観察・撮影機能の強化を図ります。

手前から奥までピントが合う深度合成によるマクロ撮影

切れ目のない光の動きを記録するライブコンポジット(比較明合成)

Ⅲ. 認識/解析技術群

内視鏡、顕微鏡、カメラなどで取得した画像や映像から注目すべき個所を認識し、解析する技術が「認識/解析技術群」です。医療事業では、特定の波長に絞った光を使用する画像強調観察(NBI)技術によって病変発見をサポートしたり、誤診率を低下させたりといった技術開発に取り組んでいます。科学事業では、非破壊検査における故障解析や欠陥解析のほか、生物顕微鏡では生細胞観察の画像解析に力を入れています。

通常観察

NBI

Ⅳ. 治療/処置技術群

医療事業では対象部位の処置や治療に関わる技術を保有しており、それらは「治療/処置技術群」に含まれます。内視鏡処置具のラインアップの拡充や外科手術用エネルギーデバイスの適用拡大のほか、手術支援ロボットによる術者負担の軽減や耳鼻科・泌尿器・婦人科への局所治療エネルギーデバイスの開発などに取り組んでいきます。

消化管内腔にて自在な操作を実現する治療支援システム

処置性能を向上させたエネルギー処置デバイス

Ⅴ. レポート/エビデンス技術群

診断・治療のエビデンスや装置の使用記録に関わる技術が「レポート/エビデンス技術群」です。医療事業では医療の質の向上に貢献するために、内視鏡画像の記録や洗浄履歴などの検査支援の技術開発をサポートし、科学事業では大量データの保存やレポート作成を容易にするなどのソリューションの提供を目指した技術開発を行います。ICTの活用により、記録や情報共有を容易にし、お客さまの安全・安心と利便性の向上の両立を目指します。

医療の質の向上につながるICTの活用事例