Land of the Brave「気高き者たち - ナミビアの野生」

第1話:圧倒的スケールの自然が待つ、ナミビアへ。これが、撮影ルートだ。

2011年7月、僕はナミビアの撮影取材を行うことにした。32年ぶりのことだ。ナミビアはアフリカ大陸の南西に位置する国で、地球の中でも特筆すべき大自然が息づいている。ナミビアのシンボルともいえる、赤い砂漠として有名なナミブ砂漠。さまざまな動物たちが水を求めて集まる平原、そして、この一帯だけに生息するペンギンがいる豊かな海…。再び、あの圧倒的スケールの自然を体感できると思うと、胸が高鳴る。

僕は次のような撮影ルートを計画した。まず首都のウイントフックから、アフリカ南部だけに生息するケープペンギンのいるハリファックス島へ。そして、そこから北上して、今回の撮影取材の最大の目的であり、最も撮影の難所と思われるナミブ砂漠へ。さらに北上し、ミナミアフリカオットセイの一大コロニーがあるケープクロスへ。次は、川底が干上がった一帯へと向かい、アフリカゾウのなかでも乾燥地帯に生息するデザートエレファント(砂漠ゾウ)にぜひ会いたい。そしてラストは、内陸のエトーシャ国立公園。多種多様な野生動物たちが一堂に見られる場所は、世界でもここをおいて他にはないと言われている。さあ、1ヵ月近くにわたってのナミビア撮影取材が、いよいよ始まる。

ナミビア ギャラリー