PM I、PM II

昭和初期から開発が進められてきた写真撮影装置PMシリーズ。PM I、PM IIの発売は、昭和9年(1934年)ごろ。装置は横型から縦型に変わりました。
続くPM III、PM IVまでが、戦前の製品です。おもに、金属標本の撮影に使われ、感光材には大判乾板かロールフィルムが用いられていました。露出計が付いていないため、適正な露出を得るには、それなりの努力とノウハウが要求されました。35mmフィルムを使うようになったのは、戦後の製品からです。