社長メッセージ

持続的成長のステージへ

オリンパスは、1919年に顕微鏡事業で創業しました。顕微鏡のレンズ研磨技術は、「一子相伝風の秘術に近いもの」といわれ、その開発は苦闘の連続であった、と伝えられています。創業者が築いたこの光学技術こそが、当社の技術の原点。これが脈々と受け継がれ、カメラや内視鏡の技術へと発展しました。

社長に就任するまで、私は医療事業の開発やマーケティングに携わっていました。ありがたいことに、開発した製品によって患者さんが回復に向かう様子を目の当たりにしたことも、ご家族からお礼の言葉をいただいたこともあります。そのときは思わず涙がこぼれ、「この道を選んでよかった」と心から思いました。

2012年の新経営体制のもと、経営・社員一同「One Olympus」という思いを胸に、現在まで信頼回復に努めてまいりました。そして2016年春、将来の持続的発展・成長に向けて、中期経営計画を発表し、新たなステージへと一歩を踏み出しました。2019年に当社は創業100周年を迎えます。将来の持続的な発展に向けて、これからも世界の人々の健康・安心と心の豊かさの実現を通して、社会に貢献してまいります。

代表取締役社長執行役員
笹 宏行