まなぼう!カメラとは?

1. カメラはなぜ誕生たんじょうしたのか

むかしからひとびとは、自分じぶんたちがたものを「ほかひとにもせたい、つたえたい」「記録きろくして未来みらいひとたちに(のこしたい」というかんがえをっていました。絵画かいが版画はんががその役割やくわりになっていましたが、19世紀せいきになると「写真しゃしん」が登場とうじょうし、風景ふうけい人物じんぶつを、ほぼそのままに記録きろくすることができるようになりました。その写真しゃしんるために、現在げんざいまで活躍かつやくしている道具どうぐが「カメラ」です。

カメラのはじまり

カメラのはじまりは、「カメラ・オブスクラ」(ラテンで「くら部屋へや」という意味いみ)です。ごく初期しょきのカメラ・オブスクラの仕組しくみは、くら部屋へやかべちいさなあなをあけ、そのあなとおってそとから部屋へやはいってくるひかりにより、そと風景ふうけい人物じんぶつなどがあな反対側はんたいがわくらかべうつされるというものでした。そのかべかみり、うつされたものを画家がかなどがえがきうつすことで、実物じつぶつとそっくりの下絵したえをつくることができました。現在げんざいの「カメラ」という名前なまえは、このカメラ・オブスクラからきています。

画像がぞう記録きろくできるカメラの登場とうじょう

その、カメラ・オブスクラは小型こがたになったり、レンズがけられたりするなど発展はってんしました。また、ひかりをとらえて画像がぞうとして記録きろくさせる材料ざいりょう研究けんきゅうなどがすすめられました。そして1825年頃ねんごろ、フランスのニエプスが世界せかいはじめて風景ふうけいなどを撮影さつえいし、記録きろくできるカメラを開発かいはつしました。感度かんどわるく、ひかりをたくさんんで記録きろくさせる必要ひつようがあったため、撮影時間さつえいじかんやく8時間じかんもかかったとわれています。

1839ねんにフランスのダゲールが実用化じつようかしたカメラは、撮影時間さつえいじかんが10ぷん~30ぷん短縮たんしゅくされました。そのも、撮影さつえいした画像がぞう記録方法きろくほうほう研究けんきゅうつづけられ、撮影時間さつえいじかんみじかくなったり、写真しゃしん仕上しあがりがくなったりと、さまざまな改良かいりょうおこなわれました。それにともない、カメラやレンズの構造こうぞう進化しんかしました。

2. オリンパスとカメラ

手持てもちで撮影さつえいできるカメラの登場とうじょう

1929ねんに、フタをけるとバネのちから蛇腹じゃばらとレンズ部分ぶぶんすスプリングしきのカメラが登場とうじょうしました。当時とうじ日本にほん顕微鏡けんびきょう製造せいぞうしていた高千穂製作所たかちほせいさくしょ現在げんざいのオリンパス)も1936ねんにスプリングしきカメラの「セミオリンパス」を製造せいぞう販売はんばいしました。このカメラは手持てもちで撮影さつえいすることができ、プロの写真家以外しゃしんかいがいひとたちも使つかうようになりました。

蛇腹じゃばらレンズから固定こていレンズへ

1900年代前半ねんだいぜんはんには、さまざまな種類しゅるいのカメラが開発かいはつされ、ドイツを中心ちゅうしん精度せいどたかいカメラが生産せいさんされるようになりました。オリンパスも蛇腹じゃばらいカメラの生産せいさん販売はんばい開始かいししました。蛇腹式じゃばらしきのレンズにわり、固定式こていしきレンズとなったため、ピントの精度せいどがり、よりキレイな写真しゃしんれるようになりました。

「オリンパスペン」の登場とうじょう

1959ねん、オリンパスは、カメラのサイズをちいさくし、シャッターボタンをすだけでだれでも簡単かんたん写真しゃしん撮影さつえいできる「オリンパスペン」を開発かいはつしました。筆記用具ひっきようぐのペンのように「いつでもどこでも手軽てがるあるいて写真撮影しゃしんさつえいたのしんでもらいたい」とのおもいをめてオリンパスペンと名付なづけられ、人気にんきのカメラとなり一般家庭いっぱんかていにもひろがりました。

デジタルカメラの登場とうじょう

初期しょきのデジタルカメラは、1970年代ねんだいにアメリカで開発かいはつされました。撮影さつえいした画像がぞうをデジタルデータとして記録きろくします。1990年代ねんだい、オリンパスも当時とうじとしては高画質こうがしつなデジタルカメラの初代機しょだいき開発かいはつ発売はつばいしました。

ミラーレス一眼いちがんカメラの登場とうじょう

「オリンパスペン」発売はつばいから50年後ねんごの2009ねんに、オリンパスは、デジタルカメラのひとつであるミラーレス一眼いちがんカメラ「OLYMPUS PEN E-P1」を発売はつばいしました。だれでも手軽てがる本格的ほんかくてき写真撮影しゃしんさつえいたのしむことができるカメラです。よりおおくのひとたちに写真しゃしんたのしさやカメラをよろこびをあじわってしい、というおもいをこめめ、50年前ねんまえ一般家庭いっぱんかていひろ普及ふきゅうした「オリンパスペン」の名前なまえぎました。

オリンパスでは、よりおおくのひと写真しゃしんたのしさをとどけたいとおもい、いまあらたな製品せいひんづくりにんでいます。

3. デジタルカメラの構成こうせい

それではつぎに、デジタルカメラの構成こうせいについて、一般的いっぱんてきなミラーレス一眼いちがんカメラをれいにして簡単かんたん説明せつめいします。

  • カメラにはひかりをとらえる「レンズ」があります。(レンズには色々いろいろわせがあります)
  • カメラボディーのなかに、とらえたひかりから画像がぞうつく部品ぶひん「イメージセンサー(撮像素子さつぞうそし)」があります。
  • イメージセンサーのちかくには、画像がぞう保存ほぞんする「記録きろくメディア」があります。
  • レンズには、ひとひとみのようにおおきくなったりちいさくなったりする「しぼり」があり、レンズをとおってカメラにはいる“ひかりりょう”を調節ちょうせつします。
  • イメージセンサーの手前てまえには「シャッター」があり、“ひかりとお時間じかん”を調節ちょうせつします。
  • ⑥⑦⑧ カメラの外側そとがわには、シャッターボタンや、撮影さつえいしたいものを確認かくにんするファインダーとモニターがあります(ファインダーがいカメラもあります)。また、モニターでは、撮影後さつえいご画像がぞう確認かくにんすることができます。

4. レンズ交換こうかんで、写真しゃしんをもっとたのしむ

スマートフォンのカメラやコンパクトカメラよりも高性能こうせいのうなミラーレス一眼いちがんカメラや一眼いちがんレフカメラには、いろいろな種類しゅるいのレンズが用意よういされており、撮影さつえいするシーンにわせてレンズを交換こうかんすることができます。オリンパスでは、さまざまな交換用こうかんようレンズをつくっており、きれいにたのしく、いろいろな写真しゃしんることができます。

オリンパスは、これからも「写真しゃしんたのしさ」をとどけるために、カメラの性能せいのう使つかいやすさをかんがえて製品せいひんづくりをしていきます。写真しゃしんやカメラによって、おおくのひとたちの生活せいかつゆたかでしあわせなものになるよう、オリンパスの技術ぎじゅつ社会貢献しゃかいこうけんしたいとおもっています。

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