技術開発内視鏡の歴史

1952年、オリンパスは、世界で初めて胃カメラの実用化に成功しました。その後も内視鏡の進化の過程をリードし続け、今や内視鏡は、がんなどの病変の早期発見・早期治療に欠かすことのできない医療機器として、患者さんの負担軽減、QOL(Quality of Life:生活の質)向上に貢献しています。

1952年(昭和27年)

世界初、胃カメラの実用化


胃カメラ1号機

「日本人に多い胃がんを何とか治したい。胃の中を写せるカメラが欲しい」というある医師からの依頼で、胃カメラの開発がスタートしました。超小型電球・レンズ・フィルム巻取装置等の開発、挿入部の素材選びなど、数々の難題をクリアし、1952年(昭和27年)、世界初の胃カメラが誕生しました。

1964年(昭和39年)

ファイバースコープの登場


初期のファイバースコープ

胃の中をリアルタイムに観察できないという問題点を解決したのが、ファイバースコープ。曲がっていても光を伝える「グラスファイバー」を用いることで、直接胃の中を観察することに成功しました。

1985年(昭和60年)

ビデオスコープの新時代


初期のビデオ内視鏡システム

挿入部の先端にCCD(撮像素子)を組み込んだビデオスコープは、画像を電気信号に変え、テレビモニターに映し出します。複数の医師や医療従事者が観察状況をその場で共有できるようになり、診断の精度が飛躍的に向上しました。

2002年~(平成14年~)

現在の内視鏡


ハイビジョン内視鏡システム

2002年、オリンパスは、世界初の「ハイビジョン内視鏡システム」を開発。きわめて小さな病変も捉える、クリアで高精細な表示を実現しました。
また、内視鏡は観察だけではなく、治療や処置の役割も果たす医療機器として進化を続け、困難な課題を克服しながら日夜研究が行われています。

さらに詳しく内視鏡の歴史について知りたい方は、「内視鏡ミュージアム」をご覧ください。