カレンダー撮影記:アメリカ 第7話

第7話:ウィンドケーヴ国立公園編-2:プレーリーと呼ばれる大草原地帯。その地下が、プレーリードッグの棲み家だ。

プレーリーと呼ばれる大草原がどこまでも続く、北米大陸中央部。この草原地帯の至るところで穴を見かけるが、それがプレーリードッグの棲み家だ。プレーリードッグは草原に複雑な巣穴を掘って集団で生活し、イヌのような鳴き声で情報交換することから、"草原のイヌ"と名づけられたという。確かに時おり、何か危険でも察知したのか、大きな鳴き声を発したかと思うと、全員がすばやく巣穴の中に隠れ込む。しばらくするとまた、警告が解除されたかのように、巣穴からはい出してくる。集団の仲間が互いに鼻をくっつけあうようにキスしている姿も、しばしば見かける。挨拶でも交わしているのか、微笑ましい光景だ。


プレーリードッグ 野生動物図鑑

広びろとしたサバンナをダチョウが俊足で駆けていく。上体でうまくバランスをとりながら走っている。喉に赤い肉垂れをもつカンムリヅルもいる。リズミカルに跳びながら駆けるグラントガゼルやトムソンガゼル、ちょっと愛嬌のあるイボイノシシ、ウシツツキという鳥につつかれているカバの姿も見える。


プレーリードッグ 野生動物図鑑