コーポレートスタッフ物流・SCM

受注・出荷業務に邁進し、海外顧客の満足度向上に尽力
専攻:国際社会学 / 2015年入社

入社の動機

大学時代は国際社会学部で学び、卒業後は英語を使って世界と繋がる仕事がしたいと思っていました。航空業界や物流業界、商社などを中心に就職活動を進めていましたが、次第に自分なりに大切にしたい軸が見えてきて、「自社の製品やサービスに誇りを持てる企業」へと気持ちがシフトしていきました。

そこで、もともと関心があった医療業界を調べてみると、オリンパスは消化器内視鏡で世界トップのシェアを誇っているとのこと。基礎研究の場にも広く製品が普及しており、現代医療だけでなく、今後の医療が発展するためにも重要なポジションであると知り、惹かれるようになりました。

また、総務・財務、広報といったコーポレート部門の仕事や貿易実務など幅広い職種を募集しており、文系出身者でも医療分野の仕事に携われることも魅力でした。当初希望していた物流関連の職種に近い選択もできると思い、入社への決意が固まりました。

仕事の内容

私が所属している部署の任務は、製品の供給や在庫をトータル管理することです。生産計画を立案するグループと、受注・出荷を担うグループに分かれていて、相互に連携を取り合いながら業務を行っています。私は後者のグループで、主に2つの役割を持っています。

1つは海外ユーザーなどからのオーダーを、海外法人を介して受注すること。オーダー表にある契約条件や納期、リスクの有無などの確認も行い、出荷の可否をジャッジしています。その中でも私は、インドの顧客に向けた生物顕微鏡分野を担当しています。他地域はほとんどが現地法人向けの出荷になりますが、インドは現地での免税を目的としたユーザーとの直接契約の形態をとることが多いため、取引条件も複雑ですが、貿易実務を学ぶには良い経験になっています。

また、海外法人のスタッフは現地採用の外国人のため、コミュニケーションは英語が中心です。貿易・物流ならではの専門用語や言い回しも頻繁に登場しますが、先輩方が使うフレーズを覚えながら実務の中で身につけています。今後は自己学習も合わせて、ブラッシュアップしていくことが目標です。

一方、グループのもう1つの役割は科学事業で展開する全製品が対象で、需要が伸びているアイテムの情報をタイムリーに製造部門に流し、生産に繋げること。逆に、在庫不足なら1日でも早く出荷できるよう交渉し、極力ユーザーの希望に添った出荷を行い、供給面から顧客満足度を向上できるよう努めています。

やりがい

現職では、ユーザーの声を直接聞く機会はほとんどありません。ただ、現地のオペレーション担当者とやり取りをする中で信頼関係が築けると、どこの企業や機関でどんな用途のために発注されたのかが見えてきて、社会貢献している実感がグッと湧いてきます。受注業務を行う際も、常に代理店や現地法人の先にあるユーザーを思い浮かべ、難しいオーダーにも可能な限り応えるよう心がけています。「オリンパスに発注してよかった」と感じていただけて、結果的に営業の成果に結びつけば本望です。

また、急な製品需要の上昇や悪天候によるアクシデント、物流トラブルなど、さまざまな原因により出荷が円滑に進まない場合があります。でも、事態を何とか調整して納期に間に合わせた際、現地のオペレーション担当者や営業から感謝のメッセージが届くと、努力が報われ、とても晴れやかな気持ちになります。

苦心していること

私が所属する部署には製造・営業の両サイドの機能が共存するため、非常に多くの事業部と関わりがあります。単純な納期調整を行うにしても倉庫や物流推進部、品質トラブルが絡めば品質保証部や工場、さらに問題が拡大すればマーケティング、営業などといった具合に連携が必要です。苦労するのは、携わる部門が増えるほど意見が集約しにくくなること。時には、それぞれの利害が一致せず平行線を辿ったままとなり、途方に暮れることもあります。

最近、私が主査となって推進している運用変更のプロジェクトでも、情報発信のタイミングや関係者への説明などが思うようにいかず失敗することもありました。もともと大勢の指揮を執ることが苦手なため、難しさと自分の未熟さを痛感しています。ただ、先輩方のアドバイスが心強く、この機会を通して少しずつでも弱点を克服していきたいと思っています。

職場の紹介

今の職場は科学事業にしては珍しく、女性が大半を占める部署です。そのため、育児などで在宅勤務や時短勤務の制度を取り入れながら活躍する人もいます。在宅勤務者とは電話やチャットでコンタクトが取れるので、業務で不便を感じることはありません。

メンバーは真面目な人が多く、悩みごとがあれば親身になって相談にのってくれ、仕事だけでなく、趣味やプライベートの話もざっくばらんにできます。特に仲が良い先輩とは、仕事終わりに食事を楽しんだりしています。

一方、休日には社内の有志の人たちと42.195kmを複数人で走るリレーマラソンに挑戦したり、同郷の人たちと飲み会を開いたりと、他部署の方とも積極的に交流を持っています。参加者には科学事業の国内営業担当者が多く、今の職場ではほとんど耳にしない現場の声を直接聞かせてもらえるので新鮮に感じています。

学生の皆さまへ

就職活動ではよく、軸を持つようにいわれますが、私の経験上、それは間違っていないと思います。働く上でこの軸がモチベーションとなり、仕事を続ける原動力になるからです。ただ、やりたい仕事や大切にすべきことを見出すのは意外に難しいもの。私が実際にそうでしたが、模索中のまま就職活動をスタートする人も多いのではないでしょうか。

また、ここ数年は売り手市場のため、企業規模や労働条件に着目する人も増えているようですが、入社後にギャップを感じないためにも、信念を持った仕事選び、企業選びをしてほしいと思います。どうか焦らずにじっくり考えて、納得がいく答えを見つけてください。その先には、私のように思いがけない業界への道が開けるかもしれません。そして、結果として、オリンパスに関心を寄せてくれたならうれしい限りです。

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