営業科学分野

製品に関わるあらゆる人を巻き込んで、顕微鏡の販売戦略を立案
専攻:政治学 / 2009年入社

入社の動機

採用試験が進む中で、生物顕微鏡の海外営業担当者の話を聞く機会があり、最先端の研究を支えている顕微鏡分野に興味を持ったことが、オリンパスへの入社を考えたきっかけです。もともと将来のビジョンとして、「海外に携わる仕事」と「チームで協力して行う仕事」ということを思い描いていたので、その方の話を聞いているうちに、「この会社なら自分がやりたい仕事に就けるのではないか、誇りを持って長く働けるのではないか」という直感が働きました。

仕事の内容

生物顕微鏡および工業用顕微鏡のアジア地域の営業グループに所属していて、生物顕微鏡はインドを、工業用顕微鏡はフィリピンとマレーシアを担当しています。生物顕微鏡は最先端の研究を行う研究機関や、病院、大学などが顧客となります。一方、工業用顕微鏡は半導体分野での需要が高く、近年ではスマートフォンに使われる基盤の接続を確認する製品が主流になっています。

とはいえ、私たちが直接これらのユーザーと商談をすることはありません。一般的に「営業」というと、需要があるところに出向いて商談をまとめる仕事といった印象があると思いますが、海外営業グループでは、当社の製品を海外で販売する現地法人や販売代理店とともに、「どうしたらオリンパス製の顕微鏡が売れるか」という戦略を考えて、実行していきます。

上司からは「できない理由よりも、どうやったらできるかを考えろ」と言われているので、「課題を認識して、自分なりに考えること」を常に意識して仕事をしています。さらに、関係者を上手に巻き込んで解決策を練るために、良好な人間関係を築くことも心がけています。

やりがい

入社4年目の頃に、インドの担当地域で、製品の売り上げが低迷したことがありました。それは日本のA社の製品と組み合わせで販売する製品だったのですが、同様にA社と提携している競合他社が積極的に販売していたため、当社の売り上げが落ちてしまったのです。そこで私は、A社と共同でのイベント開催を企画しました。A社の担当者に現地まで一緒に出向いてもらってイベントを開催することの交渉から始まり、日程調整や企画、運営・実行とかなり大変でしたが、当社の認知度を上げて、売り上げの回復につなぐことができました。この経験を通じて、その製品に関わるあらゆる人を巻き込んでいくことの重要性を再認識しました。そして、それこそが、この仕事をすることの価値なのだということも実感できました。

また、オリンパス製の顕微鏡を人工授精に導入しているインドの病院を訪問した際に、お客さまから「今まで他社製品を使っていたが、オリンパス製を使うようになって効率も精度も向上した。I'm very happy with your product.」と直接感謝の言葉をいただきました。普段、自分の扱う製品が現場でどのように役立っているのかを知る機会はあまりないのですが、この時は、自分の仕事が最終的に社会に貢献していることが実感できてとてもうれしかったです。

この仕事ならではの楽しみといえば、なんといっても、外国の人と交流することだと思います。文化や習慣、考え方が異なる人と仕事をすることは、刺激的で、新しい気づきも多く、とても面白い。私の部署には、海外駐在をしていた上司が多く、経験を活かした意見やアドバイスがとても役立ちます。私もいずれ海外駐在につき、経験を積んだうえで、アジア地域全体の販売戦略を立案・推進できる人材に成長したいと思っています。

苦心していること

海外の方を相手にする仕事なので、語学力が必要です。学生の時は、自分では〝普通の人よりは多少話せるレベル〟と思っていたのですが、仕事に就いてみるととても苦労しました。そこで、1年間は帰宅後すぐに15分だけ、英単語の勉強を続けました。あとは、職場の先輩に怒られながらも、仕事中の実践でだんだんと話せるようになってきました。

また、考えや立場の違う相手と仕事を進めていくうえでは、お互いに譲歩しながら落としどころを見つけていく折衝能力も求められます。相手が自分より目上の方だと、入社6年目の私は「経験も浅く、話しにならない」という目で見られてしまうこともあります。残念だとは思いますが、だからこそ、上司を巻き込んで仕事をすることの大切さも学びました。

今目指しているのは、「彼に聞けば何とかなる」と思われる人材になることです。即座に判断することはできなくても、必要な人につないで迅速に解決策を提示することはできるはず。そのためにも、自分ができることはなんでも、スピーディーに処理していくよう努力しています。

職場の紹介

いつも誰かが海外に出張しているので、グループ全員が職場で揃うということはめったにないのですが、毎週のミーティングでは、周りの部署から「うるさい」と苦情が出るくらいヒートアップすることもありますね(笑)。普段から、上司や先輩と意見交換する機会も多いですし、若手もどんどんチャレンジさせてもらえる環境であることを感じています。

他部門の人との交流もあります。私の場合は、社内のバレーボール班に参加しています。入社前はバレーボールなんてやったことがなかったのですが、月2回・2時間ほど、プレーを楽しんでいます。夕方6時過ぎになると、一緒に参加している部長と「さあ、行くぞ!」という感じで(笑)。仕事では直接関わりのない人と接点が持てる貴重な機会だと思っています。また、同期ともいまだに仲が良く、プライベートでもよく遊んでいますね。

学生の皆さまへ

オリンパスへの入社を決めたのは、「海外に携わる仕事」「チームで協力して行う仕事」という、2つの動機からでした。どうしてこの2つの動機が芽生えたのかを考えてみると、海外の人と話をするのがとても楽しかったことと、学生時代に続けていたバスケットボールでのチーム一丸となって目標に向かう充実感がありました。専門的な知識や技術は、やる気さえあれば、就職してからでも身につけることができます。いろいろな会社を訪問して迷ってしまった時こそ、過去を振り返ってみて、自分がどんな時にワクワクしたのかを思い出してみるといいでしょう。

事務系先輩社員の仕事 一覧

営業

マーケティング・企画

コーポレートスタッフ