基盤技術開発治療技術

医療機器の性能と利便性を追求し、安心できる医療現場づくりに貢献したい
専攻:電気工学 / 2011年入社

入社の動機

将来は人の生活に関わる仕事がしたいと思っていたのですが、就職活動を進める中、医療業界に興味を抱くようになりました。理由は、将来性が高く、今後さらなる可能性が開ける分野だと感じたことです。また、身近に医療機器に起因する誤診経験を持つ人がいたため、根底には、医療現場の現状を変え、安全面での発展に寄与したいという思いもありました。

オリンパスを志望したのは、医療機器による社会貢献を通じ、さまざまな体験ができそうだと感じたからです。そして何より、"人"魅力を感じました。説明会や面接のたび、採用担当の方々の温かい対応が強く心に残ったのです。とりわけ印象深かったのは、採用報告を受けた際、私の長所について言葉を添えてくださったことでした。そのような企業はオリンパスだけでした。また、面接中には私の緊張が高まっているのを察し、きちんと考えを述べられるよう手を差し伸べながら話を進めてくださるなど、折に触れ、思いやりにあふれた社風が感じられました。最終的に入社を決め、社員として働くようになった今、当時の思いは間違っていなかったと確信しています。

仕事の内容

私の所属部署では、内視鏡をはじめ、外科分野で使用されるものを対象に、新製品となる医療向けの治療デバイスを研究・開発しています。私が担当しているのは、超音波を活用した次世代向けの治療機器です。ニーズや差別化の方法などを吟味し、いかに製品として成り立たせていくかを考える業務で、実務としては主に、学会で情報を収集したり、試作機の仕様を検討したりしながら、シミュレーションや実験を行っています。

仕事を遂行する際は、3つのことを念頭に置いています。まず1つは、仕事の中に興味を見出だすことです。得意分野を応用できる、プラスの経験になるなど、業務に積極的に取り組めるポイントがあれば、より良い成果を得られると思うからです。次に、自分の役割を楽しむことが大切だと思っています。仕事を行うには、チームをはじめ、他部署や社外のスタッフとの連携が必要です。だからこそ、その中での自分の存在意義を認識し、ともに働けるよろこびを感じていきたいと思っています。そして最後に、物事を考え続ける姿勢です。私は何度か部署を異動しましたが、その時々で新たに学ぶことが数多くあり、異動当初は、指示をこなすことで精一杯でした。その中でつくづく重要だと感じたことは、常に状況を把握し、目的や成果を思い描きながら行動していくことです。その積み重ねは自分の糧となり、やがて社会貢献を考える力にも結びついていくと信じています。

やりがい

チームで1つのテーマを研究しているため、メンバーの誰か1人でも任務を怠ると、最終的に目標が達成できなくなってしまいます。そのため、各個人が細かく目標を定め、計画的に担当作業を進めていくことが必要です。プレッシャーもありますが、仕事の面白みを一番強く感じるのも、その一つひとつの実験を行う時です。検証実験で仮説が証明できるたび、「頑張ってきたことは無駄ではなかった」と努力の甲斐を実感でき、また、そのよろこびは仕事を続けるうえでのモチベーションにもなっています。

将来も長く医療分野に携わり、社会に必要とされる技術や製品を考案していきたいと思っています。そのためにも、今はさまざまな経験を重ね、その先、多方面で柔軟に活躍できるようになることが目標です。その点では、現在所属する研究開発センターは最適の職場です。

苦心していること

研究開発センターでは多彩なテーマを研究しており、なかには製品になり得るかわからない、言わば開発の種とも言うべきものも少なくありません。そのため、テーマの生まれ変わりが頻繁にあり、私の所属部署のテーマも度々撤廃となりました。それにともない、私は数度の異動を経験したのですが、初めて異動が決まった時はとても不安でした。しかし、実際には異動先のメンバーは皆、温かい人たちで心配は無用でした。研究分野の違いに戸惑うこともありましたが、徐々に仕事にも慣れ、その目標を共有することで、すっかり打ち解けることができたのです。そして今ではむしろ、異動ではさまざまな経験ができるため、プラス面の方が多いと捉えるようになりました。

職場の紹介

部署では数人ずつのチームを編成して1つのテーマを扱っており、試作から基盤となる技術を確立するまで研究開発におけるほぼすべての工程を行っています。また、製品開発の工程は、役割の異なる各メンバーが仕様案などを持ち寄り、全員で検討しながら、実験と改良を繰り返していきます。職場はひじょうに話しやすい雰囲気で、検討の場でも自分の考えや不明点を発言しやすい環境です。行き詰ってしまった時には、「助けてください!」と申し出ることもしばしばです(笑)。

有志により月1度、他部署との交流イベントが企画されています。定時後、社内の喫茶スペースに集まって行うのですが、業務からプライベートに関することまで、さまざまな話ができます。趣味の話で盛り上がって面識ができたり、さらにそこから仕事で必要な技術を持つ社員を紹介してもらったり、仕事上の輪を広げるためにも活用度が大きい集まりです。気軽に参加しやすい雰囲気で、年齢を問わず、さまざまな社員とのコミュニケーションが図れるため、自由参加ながら、多い時には30~40人が集まるほどの盛況ぶりです。

学生の皆さまへ

私自身がそうだったのですが、専門分野に捉われず、やりたいことが実現できる会社を目指してほしいと思います。仕事の知識は、勉強を重ねたり、実務経験を積んだりすることで、あとからでも補えます。大切なことは、目標を見つけ、それに向かって努力し続けることです。その意味において、オリンパスは意見が通りやすく、目標にも近づきやすい環境です。社内には研究に生きがいを感じている上司が多く、私自身もそれを目指しています。行動を起こす前から自分の可能性を狭めてしまわず、ぜひ挑戦する心を大切にしてください。