製品開発映像分野

写真は人の記憶を形に残せるもの。その一翼を担う仕事に誇りを持って
専攻:応用物理学 / 2011年入社

入社の動機

学生時代から、コンシューマービジネスをやりたいという気持ちを持っていました。自分のつくった製品やサービスを目に見える形にしたいという、漠然とした思いがあったからです。また、大学では光学を専攻していたので、その知識を生かした仕事に就きたいと考え、光学を扱う企業として、オリンパスに興味を持ちました。

入社の決め手は、一次面接を担当してくださった方から「光学設計の仕事が面白い」という話を聞かせていただいたことでした。自分の仕事のやりがいを語るその方の表情が、とても印象的だったのです。生き生きと働いている技術者の生の声は、私にとっては大きな魅力でした。

仕事の内容

デジタル一眼カメラの交換レンズや、コンパクトデジタルカメラのレンズといった光学系の設計・開発を行う部署に所属しています。私自身は現在4年目で、これまでは主に、メイン設計者である先輩の下で、サブ設計者として、レンズ設計を担当してきましたが、現在は次製品のメイン設計者としてレンズ設計に取り組んでいます。まずは製品の仕様を決めて、レンズ設計をやりながら、どのような魅力ある製品に仕上げていくかを製品企画部署、メカ設計部署といった関連する部署と連携を取りながら進めていきます。レンズ設計が終わると、海外の工場にいき、レンズ設計通りに製造できているかを確認しながら、実際の生産に移行し、世の中に製品を出していきます。このように、レンズ設計だけでなく、製品を造るところまで、一連を見る仕事をしています。

カメラが好きでオリンパスを志望する方も多いと思いますが、私は入社するまでカメラには興味がなく、触ったこともほとんどありませんでした。オートフォーカスも知らないぐらいの素人だったので、現在は「日々是勉強」というつもりで取り組んでいます。知識がないことはハンデでもあります。しかし逆に考えると、お客さまに一番近い目線を持っているとも捉えられます。知らないからこそ、見える視点というものがある。その目線は忘れずに、先輩方のようなプロの視点を養っていけたらと思っています。

やりがい

レンズの設計・開発から海外工場での生産化のほかにも、イベントでのアテンド応援などもあるので、設計・開発の最初の部分から、完成してお客さまの手に届けるための最後の部分までを経験することができます。製品発表会で自分が初めて担当した製品が展示されているのを見た時には、ゾクッとするようなよろこびを感じました。

写真は、生活に欠かせないものというわけでも、人の命を救うものというわけでもありませんが、人の記憶を目に見える形で残すことができるものだと思っています。写真に残し見返すことで、人の心をなごませることができるのではないかと。誰かの大事な思い出の1ページを残す手伝いができている--そこに、とても意義を感じています。

苦心していること

入社当時はカメラがどういうものかがわかっていなかったので、カメラに関するすべてが、私にとっては壁でした。そのため、まずは自分で使って慣れるようにしていきました。会社でも、基本的な操作方法から撮影のスキルを上げるためのテクニックまでが学べる研修があり、それを利用しながら、深く悩まず、知らないことは覚えていくスタンスで取り組みました。

初めて担当した製品では、うまくいかないことが多々ありました。でも、任された以上はできるはずの仕事であるとポジティブに捉えて、何度もトライ&エラーを繰り返しました。先輩方があたたかい目で見守ってくださったので、なんとかやりきることができ、自信にもつながりました。2本目の製品では、生産現場のスタッフに指導できるようにまでなりました。

今はまだ、できることが限られているので、自分の仕事に集中しがちなのですが、先輩方のように広い視野を持ち、他部署との連携を取りながら、周囲を巻き込んだ仕事をしていけるようになりたいと思っています。まずはレンズ設計のスペシャリストになり、最終的には、幅広い知識や技術を持ったジェネラリストを目指していきたいです。

職場の紹介

現在の部署では、私が一番若手なのですが、上司を含めとても話しやすい雰囲気です。面倒見の良い方が多く、議論をしているといつの間にか人が集まってきて、違う視点からアドバイスをくれたりします。

同期とはよく、仕事のあとに連絡を取り合って飲みにいっています。また、同期の誘いで、有志の方が主宰されているフットサルにも参加しています。2週に1回ぐらいのペースでリフレッシュデーの水曜日に、10~15人くらいで楽しんでいます。春と秋に開催される「オリンパス杯」という野球大会にも、同期や職場の先輩とチームを組んで参加しています。上手くはないのですが、身体を動かし、美味しいお酒を飲むために集まっています(笑)。

学生の皆さまへ

会社ありきで、その会社に入るために志望動機を考えるのではなく、「こういう仕事がしたいから、この会社を選ぶ」という視点を持つと、自分にマッチした会社が見つかり、面接担当者にも響くように思います。自分のやりたいことやどういう働き方をしたいかを考え、それに合った会社を選んでください。私の場合は、将来自分の子どもに「これはお父さんがつくったんだよ」と胸を張って言える仕事がしたいという思いがありました。

自分のやりたいことを模索している最中の方も多いでしょう。私自身も、やりたいことが見つかったのは、オリンパスの一次面接で技術者のお話をうかがった時でした。きっかけはどこにあるかわからないので、いろいろな方の話を聞いてみると、「この仕事は面白いかもしれないな」と思える出会いがあるかもしれません。常にアンテナを高く張ることを心がけ、さまざまな業界を見て回るといいんじゃないかなと思います。