学生のみなさんへ社長メッセージ

新たな時代をつくろう
取締役 代表執行役 社長兼CEO 竹内 康雄

変わらないこと、変わること

イノベーション。
それは、オリンパスをここまで成長させた原動力。そして、将来のオリンパスを成長させる原動力でもあります。

私たちの環境は、加速度的に変化しています。
AI、ロボティクス、ICTなどの技術革新による産業構造や生活の変化。
生産年齢人口の減少や育児・介護との両立などのニーズの多様化による働き方の変化。

周りで起こっているさまざまな変化に、私たちは「革新(イノベーション)」をもって対応していかなければなりません。それも、スピーディかつ効率的に。

オリンパスの創立は、1919年10月12日にまでさかのぼります(創立時の社名は「高千穂製作所」)。
創業者・山下長(たけし)は「ただ海外製品の模倣ではいけない。何か独自のものを」という想いを強く持っていました。その想いを受けた技師たちが、医学や生物学の研究に用いられることを願って当社初の顕微鏡「旭号」へと形にしたのです。

研究者や医師をはじめとするスペシャリストのニーズを肌で感じ、自分のこととして受け止める。
そして、社内の技術を結集し、製品の形にして新しい価値を提供する。
このときに生まれたものづくりへの姿勢は今の私たちにも受け継がれ、これからも変わることはありません。

一方で、最初に述べたとおり、日々刻々と変わる現代社会に対応するための「変革」も必要です。特に、医療事業を取り巻く法規制は厳格化しています。お客様に早く価値を提供するためにも、会社の持続的な成長のためにも、変わらなければなりません。

そこで、オリンパスは経営理念を改定。さらに、全世界のオリンパスグループの一体経営を目指し、これまでは地域や事業別に行っていた組織運営をグローバルベースに切り替えます。

オリンパスは創立以来受け継いできた姿勢は持ち続けつつ、100周年を機に、新しい時代に即した「変革」をします。すべては、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」のために。

オリンパスが描く未来、そのためには…

取締役 代表執行役 社長兼CEO 竹内 康雄

私たちの存在意義は、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさを実現」することです。

では、オリンパスが描く「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」している世界とはなんでしょう?

例えば、医師の熟達度によらず、誰もが経験豊富な内視鏡医のように画像診断や内視鏡の挿入ができる支援技術が確立している世界。
例えば、外科医の経験によらず、熟練した外科医のように最適に組織の切開部位をイメージできる手術支援技術が確立している世界。
例えば、検査者の経験やコンディションによらず、建造物や交通システムといったインフラの危険の予兆を検出できるセンシング技術が確立している世界。

このような未来を実現するため、私たちは経営理念や5つのコアバリュー(誠実、共感、長期的視点、俊敏、結束)を共有し、活動しています。

でも、理念だけでは次の時代はつくれません。

必要なのは、状況変化への対応力。
そして、その未来を現実のものにするために協力しあう同志の存在です。

「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に向けて、新しい時代をつくりましょう。

高い志を持ったあなたに出会えることを、私は心から楽しみにしています。

竹内 康雄