イベントレポート第2回 OLYMPUS X(CROSS) INNOVATION FORUM
(オリンパスクロスイノベーションフォーラム)
2019年10月30日(水)、第2回「OLYMPUS X(CROSS) INNOVATION FORUM(オリンパス クロスイノベーションフォーラム)」を開催。今回は、社外のイノベーションパートナーを技術開発センター宇津木内「Atelier X(アトリエクロス)」のイベントスペースにゲストとしてお招きしました。
はじめに、オリンパス株式会社 執行役兼チーフテクノロジーオフィサーの小川治男ならびにCTO統括室 イノベーション推進を率いる石井道夫が登壇し、本会の主旨や当社のイノベーションにかける思いをお話ししました。
その後のプログラムは、当社チーフフェローによる発表と社外からの招待講演者3名のキーノートスピーチで構成。招待講演では、世界初のイノベーション・マネジメントシステムの国際規格(ISO56000シリーズ)やAIなどの先進技術を取り入れた医療に関してご紹介いただきました。
執行役兼チーフテクノロジーオフィサー 小川 治男
チーフフェローの発表では、第1回でご紹介した3つのイノベーションテーマ(生活を見守る検査の未来/外科手術の未来/内視鏡検査の未来)の進捗をご報告しました。
「Atelier X(アトリエクロス)」のお披露目という意味合いもあった今回のイベント。プログラムの合間やイベント終了後には、「Atelier X(アトリエクロス)」のハンズオンコーナーで当社の医療製品に触れていただくゲストの皆さまの姿も多くみられました。初めて訪れたお客さまからは、「近代的でありながらカフェのような落ち着いた感じもある。イノベーションのアイデアはこのような素敵なところから生まれるのですね」とのコメントも頂戴しました。
今後も、オリンパスはイノベーションパートナーの皆さまとともに、より一層オープンイノベーション活動を進めていきます。
- 基調講演
- イノベーション・マネジメントの新しい共通言語ISO56000シリーズ
- 一般社団法人Japan Innovation Network 代表理事 西口尚宏様
- 招待講演
- 未来に求められる手術 -Smart Endoscopic Surgery
- 大分大学 医学部消化器・小児外科学講座 教授 猪股雅史様
- 招待講演
- AI胃がん病理診断支援の開発
- 国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター 名誉院長 谷山清己様
CTO統括室 イノベーション推進
石井 道夫
チーフフェロー 野波 徹緒
チーフフェロー 後野 和弘
チーフフェロー 菊地 奨
内視鏡などの実機を使ったデモや操作体験を通じて新たな発想を生み出すことができるハンズオンコーナー
講演の様子