オリンパスクロームシックスI

終戦、そしてカメラ生産の再開。オリンパスシックスの改良型となるクロームシックスは、昭和23年(1948年)に発売されました。
精度、強度の飛躍的な向上を図るためにダイキャストボディーを採用。上下の飾板に梨地クロームメッキをほどこした美しいボディーは、見る人々を魅了しました。この頃からはじまったカメラの普及が追い風となり、クロームシックスは大人気商品となりました。長野県の諏訪工場で生産されたクロームシックスは、その日の夕方、箱やリュックに詰められ、夜汽車を使って東京のカメラ店へ輸送。カメラ店の店頭では、人々が行列を作ってクロームシックスの到着を待っていたといいます。価格は16,000円。