倫理委員会議事録要旨(第46回)

日時 2013年2月12日(火)13:00~15:30
場所 新宿モノリスビル
出席者
倫理委員会:ヒトゲノム関連
立石 哲也 委員長、清末 芳生 副委員長、小泉 俊彭 委員、中村 正孝 委員、早稲田 祐美子 委員(委員長、副委員長、以下あいうえお順)
(欠席:牛田 多加志 委員)
説明者・参画者
小野 芙美子、北村 朋子、小林 正敏、酒井 偉久子、佐藤 卓朋、佐貫 博美、長岡 智紀、中里 適(敬称略、あいうえお順)
事務局
芝 良昭、武田 知恵子、三浦 悟(敬称略、あいうえお順)

1. 審議・報告事項

1-1)報告1:「実地調査報告」について
清末副委員長より、2013年1月23日に行われた実地調査の結果について報告された。実地調査では、試料及び情報の管理状況が確認され、管理は適正に実施されており、問題となる事象がないことが確認された。
1-2)報告2:「高精度な遺伝子解析技術開発」の進捗について
事務局より、本研究の実施状況について報告した。2012年度の研究実績はないが、2013年度は実施する予定であることを報告し、問題となる事象がないことが確認された。
1-3)議案1:「大腸前癌病変の分子異常解析」の変更について
オリンパス株式会社(以下、オリンパス(株))の北村より、分担研究者の追加について、変更の説明を行い、審議を依頼した。
(審議結果)変更点について、倫理的かつ科学的に問題はないと判断され、承認された。なお、共同研究機関より受領した試料を2013年1月末までに返却することになっていたため、返却したことがわかる記録を後日委員長ならびに副委員長に提示することとされた。
1-4)議案2:「癌患者由来の分子異常解析」の変更について
オリンパス(株)の酒井より、研究で使用する試料の種類、試料の保存方法および新規販売元からの市販試料購入について、変更の説明を行い、審議を依頼した。
(審議結果)変更点について、倫理的かつ科学的に問題はないと判断され、承認された。
1-5)議案3:「内視鏡を用いた低侵襲検体採取法の開発」の変更について
オリンパス(株)の佐貫より、研究期間の延長について、変更の説明を行い、審議を依頼した。
(審議結果)変更点について、倫理的かつ科学的に問題はないと判断され、承認された。なお、共同研究機関での研究期間の延長に関する倫理審査委員会の審査結果を受領し次第、委員長ならびに副委員長に報告することとされた。
1-6)議案4:「疾患スクリーニング検査技術の実用性評価に関する研究」の変更について
オリンパス(株)の長岡より、担当責任者名、分担研究者名および所属の変更について、変更の説明を行い、審議を依頼した。
(審議結果)変更点について、倫理的かつ科学的に問題はないと判断され、承認された。
1-7)議案5:倫理委員会規約の改訂について
事務局より、ゲノム指針の改正等に伴い、倫理委員会規約を見直す必要が出たため、事務局にて規約(案)を作成し、審議を依頼した。
(審議結果)各委員からの指摘事項に対応することに加え、第47回倫理委員会(再生医療関連)での審議結果を踏まえた形で修正し、修正版を書面審議することとされた。(2013年4月16日に書面審議が完了し、規約の改訂が承認された。)

2. その他

以下の内容について、各委員に確認し、了承された。

  • 現行委員の任期を、2013年3月31日で満了とし、委員の招聘を解除する。(2013年3月28日に、「2013年4月30日で満了」に変更)
  • 2013年4月1日以降の体制については、事務局より委員候補に対し、改めて招聘状を送ることとする。(2013年3月28日に、「2013年5月1日以降の体制」に変更)
  • 2013年4月1日以降、ヒトゲノム関連および再生医療関連の両委員会を統合し、一本化する。(2013年3月28日に、「2013年5月1日以降」に変更)
  • 2013年4月1日以降に総会を開催し、委員長及び副委員長を選任する。(2013年3月28日に、「2013年5月1日以降」に変更)

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