現在、オリンパス(株)技術開発センター八王子(以下技術センター八王子)のある東京都では「地球温暖化」と「ヒートアイランド現象」という“2つの温暖化”問題を抱えています。この“2つの温暖化”の原因となる、温室効果ガスの多くは東京都内の企業などの工場、研究施設、オフィスから排出されています。また、東京都内にある企業の全事業場の1%に満たない、大規模事業所*1からの温室効果ガスが、東京都内の全企業の工場・研究施設、オフィスから排出されている温室効果ガスの約3割を占めています。 |
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そこで、大規模事業所に該当する技術開発センター八王子では、CSR(企業の社会的責任)の観点から、省エネルギー活動などの事業所における温室効果ガスの削減を積極的に進めるため、東京都の地球温暖化対策計画書制度*2を活用し、東京都と協力して作成した「地球温暖化対策計画書」(5年間の温室効果ガスの削減目標・計画)を公開いたします。今後も取り組みの報告、東京都による評価と併せて公開していく予定です。 |
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*1 |
大規模事業所: |
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エネルギーの使用量が次のいずれかに該当する事業所のこと。
[1]燃料および熱の使用量が原油換算で年間1500kl以上の事業所
[2]電気の使用量が年間600万kW時以上の事業所 |
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*2 |
東京都地球温暖化対策計画書制度: |
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地球の温暖化防止を実現するため、各事業所が今年度から5年間の「地球温暖化対策計画書」を作成し、取り組みについて東京都に報告し、取り組みの評価を東京都から受け、取り組みの進捗・評価結果を社会に開示することで温室効果ガスの削減を促すための東京都環境確保条例に基づく制度です。
計画策定・取り組みの段階で東京都から指導・助言の協力を得ることができ、取り組み報告や計画取り組み中の中間時期(3年後)の中間評価、計画終了時期(5年後)の最終評価も東京都・事業所双方が公開します。 |
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関連リンク |
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東京都温暖化対策計画書制度 |
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