オリンパスグループのESG

基本的な考え方・方針

オリンパスグループのすべての活動は、経営理念の下、社会からの要請・期待に応え、その義務・責任を果たすことです。お客さまやお取引先さま、株主・投資家の皆さま、従業員やその家族、さらには地域社会、国際社会といったステークホルダーとの対話を通じ、責任を果たすことで、初めてオリンパスという企業の存続が認められると考えています。
2019年11月に発表した経営戦略においては、「経営理念に従い、オリンパスグループはESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを強化することで、社会やステークホルダーに対する責任を果たす」として、6つの重要なESG領域を絞り込み、4つの重要課題(マテリアリティ)を定めました。6つのESG領域および4つの重要課題(マテリアリティ)は、経営戦略、ステークホルダーのご意見、ESG評価機関によるベンチマークなどを反映し、グループ経営執行会議および取締役会において下図のプロセスで特定しました。2021年5月には、昨今の環境汚染や環境への過剰な負荷がもたらす気候変動、その他の生態系への影響は火急の社会課題であると強く認識し、5つ目の重要課題(マテリアリティ)として「社会と協調した脱炭素・循環型社会実現への貢献」を追加しました。マテリアリティは社会・事業変化によって可変のものであり、今後も必要に応じて見直しを行います。

特定プロセス

ESGの強化・推進施策の特定プロセス/STEP01・候補となる課題のリスト化/STEP02・社内外の視点から各課題の重要度を検証/STEP03・外部有識者へのヒアリングおよび6つの重要なESG領域の絞り込み/STEP04・ESG項目の抽出・ESGで強化する4つの取り組みを特定・社会・事業変化に併せて適宜見直しを実施

6つのESG領域および5つの重要課題(マテリアリティ)

6つのESG領域

6つのESG領域/コーポレートガバナンス/経済的持続性/製品の持続可能性/環境/人的資源/社会

5つの重要課題(マテリアリティ)
  • 医療機会の幅広い提供およびアウトカムの向上
  • コンプライアンスおよび製品の品質安全性への注力
  • 責任あるサプライチェーンの推進
  • ダイバーシティ・インクルージョンの推進
  • 社会と協調した脱炭素・循環型社会実現への貢献

推進体制

ESGの推進においては、2021年4月にESG担当役員を新設し、中長期事業計画の中でKPIを設定する仕組みを構築し、その強化を図っています。ESG担当役員はESGを包括的に推進するとともに進捗状況をモニタリングし、グループ経営執行会議および取締役会に報告し、これを議論しています。また、2021年3月期より執行役の報酬について、長期インセンティブ報酬の業績連動型株式報酬のうち、10%が外部ESG評価機関の評価結果と連動するようになりました。2022年3月期にはその比率を20%に引き上げ、取り組みの強化を図っています。オリンパスは外部ESG評価機関の中でもカバレッジが広く信頼性が高いとされるDJSI(Dow Jones Sustainability Indices)の評価結果を採用しています。なお当社は、DJSIにおいて”Asia/Pacific Index”を2年連続で獲得しています。