本文の始まりです


1998年 9月30日
手軽に“音声”を紙に印刷できる新感覚マルチメディア
「ScanTalk(スキャントーク)」
スキャントークラベルプリンタ「LP100」
LP100
スキャントークラベルプリンタ「LP100」
音声をコード化して紙に記録し、そのコードを手軽になぞるだけで音が再生される画期的な新メディア、スキャントークシステムのスキャントークラベルプリンタLP100を98年10月31日より発売いたしました。手軽に音声コードをラベルに印字できるプリンタを商品化する事により、「紙」というもっとも身近で、手軽に扱うことのできるメディアに、音を記録し、読み取り再生するシステムを完成いたしました。これにより紙の上に、残し伝えることが困難であった「思いの込められた音」を記録し、文字や映像だけでは表現できなかった情感を残し、また伝えることができます。
スキャントークラベルプリンタLP100は、音声をスキャントークコードに変換しラベル上に印字します。コードの印字されたラベルは、裏紙を剥がすだけでどこにでも貼ることができます。 インジケーターで録音時間を確認しながらどなたでも簡単にコードを作成する事が出来ます。また内蔵スピーカーで、リーダーが読み取った音を聴く事が出来ます。
スキャントークはさまざまな場面で幅広く活用できる可能性をもったメディアシステムです。 このシステムを使うことで、知育、語学の分野で手軽に音を利用した感性を豊かにする教育が可能です。写真記録に「声」「音」が加わることにより、映像だけでは残しきれなかった豊かな思い出をアルバムや寄せ書きに残すことができます。また、ハガキなどにラベルを貼れば、声の便りも可能となります。写真印画紙にスキャントークコードを印字した音の出る写真は、ノーリツ鋼機(株)の開発によるプリンターを使用し、(株)ダイエーフォトでテストサービスが始まりました。
スキャントークはまた、技術発表当時から注目されてきました「バリアフリー」社会を進める面でも更に活用されるものと考えております。すでに、98年4月より、全日本空輸株式会社の客室サービスの一環として、視覚障害の方への「安全のしおり」としてご利用頂いております。
製品名 メーカー希望
小売価格(税別)
発売日
スキャントークラベルプリンタ「LP100」 53,000円 1998年10月31日
スキャントークラベルプリンタ「LP100」
音や声をシール状のラベルにプリントします。リーダーとつなぐと内蔵スピーカーで音を聞くことができます。
簡単操作
    内蔵マイクに向かって録音ボタンを押して声を吹き込むだけで簡単に録音ができます。自動録音レベルにより、適切な音量での録音ができます。録音内容は内蔵スピーカーやイヤホンにより、簡単に確認できます。
  最大録音時間
    一回に録音できる音声の長さは最大16秒です。録音時間表示ランプにより、録音可能時間が分かりますので、録音の失敗がありません。
  入力端子を利用しての録音
    外部マイクを接続して録音をできます。
専用ラベル(スキャントークラベルカートリッジCT100、¥1,500)には、1回10秒間の録音で約40本のコードのプリントができます。
主な仕様
印刷 印刷方式 熱転写方式
印刷速度 約32mm/秒
分割ラベル長
自動分割方式:  ショートモード  最大85mm
   ロングモード  最大116mm
印刷媒体 専用ラベルカートリッジ
録音 録音方式 自動録音レベル方式
最大録音時間 約16秒
内蔵マイク 無指向性型
マイクジャック 3.5φモノラルミニプラグ
総合周波数特性 600Hz~3kHz
再生 内蔵スピーカー 36φ丸型
リーダージャック 3.5φモノラルミニプラグ
イヤホンジャック 3.5φモノラルミニプラグ
電源・その他 電源 AC100V (50/60Hz)
消費電力 10W以下
外形寸法 217×167×50mm(最大突起部含まず)
重量 900g(ラベルカートリッジ含まず)
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです