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1998年11月16日
大容量640MB対応 3.5インチ光磁気ディスクドライブ
高速・小型・軽量の640MOスーパースタンダードモデル
「640MO TURBO LE」
640MO TURBO LE
「640MO TURBO LE 」横置き
高性能と高信頼性を誇り、しかも同時に、ハイコストパフォーマンスを実現した、大容量640MB対応の3.5インチ光磁気ディスクドライブ「640MO TURBO LE 」を発売致します。

当社のMOドライブは市場導入以来、常に業界トップクラスの高性能と高信頼性により、高い評価を得てきました。新製品「640MO TURBO LE 」は、ハイエンド640機である「640MO TURBO BLACK/WHITE」のユーザビリティ・高信頼性をそのまま継承し、より身近な価格帯でご提供するものです。
ディスク回転数3,600rpm、シークタイム27ms、連続データ転送速度最大3.1MB/sec、また超小型高精度光学ヘッド「SFPピックアップ」(※1)の採用など、その優れたハード性能に加え、定評の「スーパー・インテリジェント・キャッシュ」(※2)を搭載することにより、3,600rpmクラス最速の体感速度を実現しています。また、初心者の方でも簡単にセットアップが可能なユーザーフレンドリー設計を採用。しかも、640MOドライブながら、希望小売価格(税別)60,000円(標準セット)という、ハイコストパフォーマンスを実現。プロフェッショナルユーザーから初心者ユーザーまで、幅広く拡大する640MOドライブのユーザー層に対応しています。

大容量640MB対応のMOドライブに対する需要は、出版・グラフィック市場でのデータの受け渡しやバックアップ等の業務用途に加え、デジタルカメラやインターネット等から取り込んだ画像やデータの保存等、個人需要が増加しています。当社は、98年7月に発売した、 4,335回転のハイエンドモデル「640MO TURBO BLACK /WHITE 」に加え、コストパフォーマ ンスに優れた新製品、3,600回転のスタンダードモデル「640MO TURBO LE」を発売することにより、MOラインアップを拡充し、MO市場の更なる拡大をはかっていきます。
主な特長
1. 高速アクセス&ハイコストパフォーマンス
ディスク回転数3,600rpm、平均シークタイム27ms、連続データ転送速度最大3.1MB/sec の高速性能に加え、定評の「スーパー・インテリジェント・キャッシュ」の採用により、3,600rpmクラス最速の体感速度を実現。しかも、希望小売価格(税別)60,000円(標準セット)というハイコストパフォーマンスを実現しました。
2. 高信頼性・メンテナンスフリー設計
かねてより高い評価を得ている独自の強力な防塵・放熱構造により、高レベルの防塵性と信頼性を確保しています。
3. 高静粛性のサイレント設計
低消費電力設計により冷却ファンを不要としました。深夜に使用しても気にならない程の高い静粛性を実現しました。
4. コンパクトでスタイリッシュなデザイン
設置スペースを取らないコンパクトなデザインとなっており、しかも横置き/縦置き共に可能なため使用環境に合わせた配置ができます。またクリエイティブマインドを呼び起こす精悍なスタイリッシュフォルムを採用しました。
5. 使い易い親切設計
セットアップ時の設定の煩わしさを極力なくし、設定スイッチはSCSI IDとターミネータスイッチの2つのみで、接続も極めて簡単。接続から使用開始までの手順を分かりやすく説明したクイックスタートガイドを同梱しています。(本体のみモデルを除く)
また本体後部のターミネーション確認用LEDランプにより、ターミネーション状態も一目で確認可能です。
6. 内蔵アクティブターミネータ採用
オリンパス高速MOシリーズは、内蔵アクティブターミネータを採用しており、別途ターミネータを取付ける必要がありません。また、本体後部のターミネーション確認用LEDランプでデイジーチェーンによる複数のSCSI機器接続にも大変便利です。
7. ダイレクトオーバーライト対応
国際規格のISO/IEC15041に準拠し、540MB/640MBのダイレクトオーバーライト(OW)ディスクに対応しています。ダイレクトオーバーライトディスクを使用した場合、ノーマルディスクに比べ書き込み速度が約50%向上し、更なる高速化を可能とします。(230MBのダイレクトオーバーライトディスクはISO規格に準拠していないため使用できません。)
8. 128/230MBディスク完全下位互換
128/230MBのMOディスクへの書き込み・読み出しを可能とし、完全下位互換を実現しました。
※1 MOドライブで、高速回転・高速シークを実現するためには、光学ヘッドを高速で回転するディスクに追従させ、かつ目的とするデータに素早く移動させる高精度の制御が必要です。そして光学ヘッドを高速かつ高精度に制御するためには、光学ヘッドの小型軽量化が必須条件です。オリンパスは、超小型高精度光学ヘッド「SFPピックアップ」の開発により、世界で初めて、レンズ駆動によるトラッキング制御を不要にした「一段サーボ方式」を実用化しました。 SFPピックアップと一段サーボ方式により、制御回路の簡素化や部品点数の削減が可能になり、光学ヘッドの超小型化、シーク性能の向上、低消費電力化を実現しました。
※2 MOドライブの性能はハードウェアスペックによるものだけでなく、キャッシュメモリをいかに効率よく活用できるか(キャッシュアルゴリズム)で体感速度が大きく変わります。
「スーパー・インテリジェント・キャッシュ」とは、大型電算システムの記憶装置に採用されるような高度なキャッシュアルゴリズムをMOドライブのためにリファインしたもので、メモリ内に貯えられたデータをアクセス頻度によってアドレス管理することのできるインテリジェンスを兼ね備えたキャッシュアルゴリズムです。
セット構成
モデルNo. セット 付属品等
MOS351W/ST 標準セット MOディスク、ユーティリティソフト
MOS351W/MA Macセット MOディスク、ユーティリティソフト、SCSIケーブル
MOS351W/BS 本体のみ ――
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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