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1999年 2月15日
GN25の大光量、ハイパワーインテリジェントフラッシュを搭載した
小型・軽量の、4倍ズームレンズ一体型一眼レフカメラ
「L-30」
L-30
「L-30」
GN25の大光量ハイパワーインテリジェントフラッシュを搭載し、ビルトインタイプのレンズキャップ、また、大口径ガラス非球面レンズを使った28~110mmの4倍ズームレンズを内蔵した、高性能オートフォーカス一眼レフカメラ「L-30」を新発売致します。
オリンパス「Lシリーズ」は、広角から望遠までをカバーする高性能な高倍率ズームレンズをボディに一体化して搭載し、機動性、ホールディングバランスを徹底的に追求したL型フォルムを採用。簡単操作で、しかも撮影者のイメージする本格的な写真が撮れる一眼レフカメラとして1990年よりシリーズ化されてきました。
このLシリーズの新製品「L-30」は、常用性の高い28mm~110mmの4倍ズームレンズを搭載しながら、650gという小型・軽量を実現。しかもレンズには大口径ガラス非球面レンズを使い、高い描写性能を誇っています。広角28mmでは室内撮影や広大な風景写真など、また、110mmまでの望遠では、自然なスナップ写真や美しいポートレート写真などを楽しむことができます。
また、GN25の大光量ハイパワーインテリジェントフラッシュを搭載し、撮影領域を大きく広げました。しかも、2000分の1秒まで全速同調が可能な「スーパーFP発光」(ポートレートモード時)、また、蛍光灯のような人工光の波長を自動的に感知、自動発光し、色かぶりが起こりにくい、自然で美しい写真が撮影できる、「オートカラーバランスフラッシュ機能」などを搭載し、高度なフラッシュ撮影を簡単に行うことができます。
さらに、撮影シーンに最適な露出モードが選べる「イメージセレクトボタン」を搭載。ボタンを押すだけの簡単操作で、一眼レフならではの高い機能をフルに活用できます。ストップアクションモード時には、Lシリーズに初めて搭載された動体予測AF機構により、動きのある被写体にピントを追従させながらの撮影が可能となり、運動会で走る子供の撮影なども簡単に行うことが出来ます。
また、±2段階の露出補正機能や、絞り優先AE、ロングタイムモードなどを使用すれば 、露出や、被写界深度、シャッタースピードを自在に操ることも可能。撮影者の意志を反映した、よりクリエイティブな撮影をすることが可能です。コンパクトカメラの操作感覚で簡単に、しかも一眼レフならではの本格的な写真撮影を可能にしています。
製品名 メーカー希望小売価格(税別) 発売日
L-30 73,000円
(ケース、ストラップ付)
1999年 3月 3日
主な特長
1. 小型・軽量の4倍ズーム一体型一眼レフカメラ
  優れた描写性能を持つ4倍ズームレンズをボディに一体化して搭載。機動性・ホールディング時のバランスを徹底的に追求し開発された「L型フォルム」を採用し、小型・軽量、そして簡単操作を実現しています。35mm一眼レフカメラとしては圧倒的に小さく、携帯性に大変優れています。
2. 28mm~110mmの高性能4倍ズームレンズ
  大口径ガラス非球面レンズを採用し、広角28mmでの画面周辺部の高画質を実現、高い描写性能を誇り、同時にレンズ系の小型化をも実現した、28mm~110mmの4倍ズームレンズを搭載しています。本格的な広角での撮影を可能にした28mmレンズの搭載により、室内撮影や多人数での集合写真、広大な風景の広がり、建物の全景などの迫力あふれる写真を撮影することができます。また、簡単なレバー操作一つで、すばやく110mmまでのズーミングが可能、美しいポートレート写真や自然なスナップ写真が楽しめます。別売りのテレコンバーターを使用することにより、さらに本格的な望遠撮影も可能です。
高性能4倍ズームレンズ
3. 最大発光量GN25のツインフラッシュ
  広角対応のGN16の発光部に加え、望遠用のGN25の発光部を搭載しています。これにより、望遠時では、実用撮影範囲はISO100ネガカラーフィルム使用時に最大6.3m、ISO400ネガカラーフィルム使用時には最大12.6mにもおよびます。(発光部の切り替えは、レンズの焦点距離によって自動的に行われます。)
4. CMOSラインセンサを採用した高精度AF
  従来のAFセンサーの約4倍もの感度を持つ「CMOSラインセンサ」採用により、AF機能の高性能化を実現しています。EV-1(ISO100)まで、AFが可能ですので、人の目では見分けることが困難な暗さの中でも焦点合わせが可能です。
5. インテリジェントフラッシュシステムの搭載
  複数のセンサー情報に基づくフラッシュシステム「インテリジェントフラッシュシステム」を採用。低輝度時自動発光に加え、主要被写体が木漏れ日の影響を受ける程度の逆光状態も判断し、自動発光。さらに白飛びも軽減します。また蛍光灯のような人工光の波長をも検知し、色かぶりが起こりにくいカラーバランスの良い自然で美しい写真の仕上がりを確保します。(オートカラーバランスフラッシュ機能)。また、発光量コントロールフラッシュマチック方式を採用していますので、距離情報に基づき、発光量と絞り値が自動制御され、常に正常な発光量で撮影できます。
1) オート発光 暗い場所や逆光状態、蛍光灯などの人工光下で自動的に発光し、常に適正露出のきれいな写真が撮れます。
2) 赤目軽減発光 暗い場所でのフラッシュ撮影におこりがちな赤目現象を軽減するモードで、シャッターレリーズボタンを押すと、予備発光の後に本発光します。
3) 強制発光 強制的にフラッシュを発光させるモードで、被写体に影がかかってしまう場合など、不自然な影を消したい場合に便利です。
・フラッシュを閉じることで、常時フラッシュの発光を停止することもできます。
6. イメージセレクトボタン
  わかりやすいイラスト式のボタンを押すだけで、撮影者のイメージ通りの撮影が可能です。あらゆる撮影状況に対応できる厳選された4つのモードを備え、簡単操作で、一眼レフカメラならではの高い撮影機能をフルに活用することが出来ます。
ストップアクション:最高1/2000秒までの高速シャッタースピードが選択され、同時に、動体予測AFに設定されますので、動きの早い被写体の撮影に最適です。
ポートレート: 背景を美しくぼかし、人物をクリアに浮き立たせます。
夜景: 最長で4秒の露光時間が選択され、人物と夜景のより美しい同時撮影を可能にします。
風景:風景や、風景の中での記念撮影に適しています。
7. 動体予測AF機構搭載
  ストップアクションモード時には、動体予測AFに設定。動きのある被写体にピントを追従しながらの撮影が可能です。運動会で走る子供の撮影などがより簡単に行えます。
8. スーパーFP発光の搭載
  ポートレートモード時には常にフラッシュが発光し(フラッシュをUPさせた状態の時)、周囲が明るい高速シャッタースピード時(1/100~最速1/2000秒)には、全速で同調可能な「スーパーFP発光」になります。日中の、特に逆光時のポートレート撮影で、メインの被写体とバックの輝度差をおぎなったり、半逆光時に顔にかかる影を消したり、被写体の目にキャッチライトを入れたりと、背景をぼかしたまま、自然で美しい仕上がりになる日中シンクロ撮影を誰でも簡単に楽しむことが出来ます。
9. よりクリエイティブな撮影を可能とする機能を満載
  ・ 露出補正:1/2ステップずつ、 ±2EVの露出補正が可能
・ 絞り優先AE:開放(F4.5~5.6)から最小絞り(F22)までの任意の絞り値をFナンバーボタンで簡単に設定でき、被写界深度を自在に操れます。
・ スポット測光:OM4以来搭載されてきたスポット測光により、逆光などの難しい光線状態でも撮影意図通りの露出が得られます。
・ ロングタイムモード :さまざまな条件下での、夜景、車のテールランプの流れ、花火などプログラムモードでは難しいシーンでのクリエイティブな撮影を可能にします。1・2・4・8・15・30・60秒の露光時間(絞りF8固定)が選べます 。リモコンRC-200の使用により、リモートレリーズ撮影も可能です。
10. ビルトインタイプのレンズキャップ
  ズームレンズ一体型一眼レフでは「L-20」で初めて搭載された、ビルトインタイプのレンズキャップを搭載。撮影ごとにキャップをはずす手間がかからず、しかも、キャップを忘れる心配がありません。フィルターを付けたままでキャップを閉じることも可能です。
その他の特長
  • 一本のフィルムの途中で取り分けが可能な<パノラマ途中切換機能>
  • 視力の弱い方に便利な<視度調節機能> -2~+1m-1(毎メートル):ディオプトリー相当
撮影領域を広げるアクセサリー群
  • リモートコントロール RC-200
    正面からは5m、左右30°内では3.5mまでの範囲でリモコン撮影が出来ます。
    メーカー希望小売価格:3,000円(税別)
  • IS/L LENS C-180 H.Q. CONVERTER 1.7×
    小型・軽量(56×56mm/100g)で、焦点距離180mmの本格的な望遠撮影が楽しめるテレコンバーターレンズです。
    メーカー希望小売価格:10,000円(税別)
主な仕様
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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