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1999年 5月25日
獣医向け内視鏡市場に参入
仔猫から大型犬等の動物用内視鏡システム
「OLYMPUS VESシステム」
「ビデオスコープシステム」
「ビデオスコープシステム」
「動物用ビデオスコープ VQ-8142A」
「動物用ビデオスコープ VQ-8142A」
「動物用ファイバースコープ VR-7142A」
「動物用ファイバースコープ VR-7142A」
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、仔猫から大型犬等に対して低侵襲の診断・治療が可能な内視鏡システム「OLYMPUS VESシステム」を新発売致します。
当社は、1950年に世界で初めて胃カメラを開発して以来、医療用内視鏡の開発を進めており、現在では消化器内視鏡の分野で世界シェア80%に至っています。近年の医療現場では、低侵襲診断・治療を目的とした内視鏡検査のニーズが高まっています。
一方、小動物用の医療現場でも近年のペットブームを背景として、犬や猫にもストレス性の潰瘍が増加していることや、異物を飲み込んだ際の摘出を低侵襲に行え、かつ早期回復を実現する内視鏡検査のニーズが高まってきています。
「OLYMPUS VESシステム」では、内視鏡検査を初めてされる方から、本格的に取り組む方まで、ご要望に合ったシステムをお選び頂くため、ビデオスコープとファイバースコープの両方式のシステムを用意しました。
ビデオスコープシステムは、スコープ先端に搭載されるCCD撮像素子により、モニタを観察しながらの検査が可能なシステムです。先生・ナース・飼い主の方など複数の観察はもとより、デジタル信号のためデジタルプリンタやデジタルビデオレコーダへの接続、さらには様々なデジタル処理を可能にします。 一方、ファイバースコープシステムは、グラスファイバーの繊維の束を観察系に用い、光源装置との組み合せで簡単に観察できます。
いずれのスコープシステムも、仔猫などへのスムーズな挿入を可能にするため細径化が図られると共に、大型犬の胃・十二指腸や大腸検査などへの汎用性を重視し、140cmという長尺化が図られています。
尚、内視鏡検査を初めてされる方のために、セミナーを全国規模で展開します(有料)。さらに、オリンパスリース株式会社によるファイナンスリースの利用により、購入資金の心配が不要です。
主な特長
  1. 仔猫から大型犬まで幅広い小動物に対応
    スコープの細径化と長尺化により、仔猫などへのスムーズな挿入を可能にすると共に、大型犬の胃・十二指腸や大腸検査などにも汎用性があります。

  2. 豊富な製品ラインアップ
    本格的なシステムを導入されたい方のために「ビデオスコープシステム」、手軽に内視鏡画像をモニタ表示されたい方のために「外付けカメラ式ファイバースコープシステム」、手頃なシステムをご要望の方のために「ファイバースコープシステム」をラインアップしています。

  3. セミナーの開催
    内視鏡検査を初めてされる方のために、セミナーを全国規模で展開します(有料)。

  4. 資金の心配が不要なリース契約
    オリンパスリース株式会社によるファイナンスリースの利用により、月々のリース料を支払うだけで、購入資金の心配は要りません。
主な仕様
「動物用ビデオスコープ VQ-8142A」
仕様 性能
視野角 120°
視察方向 直視
観察深度 3~100mm
先端部外径 8.7mm
軟性部外径 8.5mm
湾曲角度 UP/DOWN 210°/90°
RIGHT/LEFT 100°/100°
挿入部有効長 1400mm
鉗子チャンネル内径 2.2mm
全長 1700mm
「動物用ファイバースコープ:VR-7142A」
仕様 性能
視野角 100°
視察方向 直視
観察深度 3~100mm
先端部外径 7.9mm
軟性部外径 7.9mm
湾曲角度 UP/DOWN 210°/90°
RIGHT/LEFT 100°/100°
挿入部有効長 1400mm
鉗子チャンネル内径 2.0mm
全長 1725mm
「動物用ビデオシステムセンター:VO-1A」
仕様 性能
ビデオ信号出力 VBSコンポジット(NTSC)、Y/C(S端子)、RGB
機能 輪郭強調切換、色調の調整、AGC、測光切換、シフトスクリーン、リモートコントロール、患者データの事前入力など
電源 電圧/100・120V交流±10%
寸法 450(W)×72(H)×465(D)mm
質量 10kg
動物用高輝度光源装置
仕様 性能
照診ランプA/B 250Wハロゲンランプ
圧力切替 送気、停止のみ
電源 電圧/100V交流±10%以内 入力電流/6A
寸法 526(W)×112(H)×482(D)mm(最大)
質量 12kg
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
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