本文の始まりです


2000年 1月12日
更新日:2000年 2月25日
200万画素超クラス世界初! 高画質画像通信を「CAMEDIA」で実現
通信機能搭載デジタルカメラ
「CAMEDIA C-21T.commu(ドットコミュ)」新発売
CAMEDIA C-21T.commu
「CAMEDIA C-21T.commu」
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本  正壽)は、このほど、カメラをケーブルで携帯電話やPHS*とつなぎその場で撮影した画像を送ることができる、通信機能を搭載したデジタルカメラ「CAMEDIA C-21T.commu」を開発、2000年2月25日より99,800円で新発売いたします。 200万画素超クラスとしては世界で始めて通信機能を搭載する「CAMEDIA C-21T.commu」を皮切りに、通信という新しいカテゴリでマルチメディアの世界を提案していきます。
(なお、当製品の開発に関して、NTT移動通信網(株)、及びNTT北海道移動通信網(株)の技術協力を得ております。)
対応はNTT DoCoMo製の携帯電話・PHS及びドッチーモ(国内のみ。一部対応していない機種もあります)
200万画素超デジタルカメラが普及し、デジタルカメラの画質は今や急激な進歩を遂げています。また、デジタルならではの利便性を活かした機能も多様化し、デジタルカメラの使用シーンはますます広がっていきます。その中でも、業務効率を一気に向上させる画像伝送システムは、保険業界や建築業界など、様々なビジネスシーンですでに活用されています。当社は、携帯電話やPDAの個人への普及により近年増えつつあるモバイルコンピューティングに注目し、撮った高画質な画像データを即時に携帯電話やPHSで簡単に送ることができる、通信機能を搭載したデジタルカメラ「CAMEDIA C‐21T.commu」を新発売することにいたしました。
「CAMEDIA C-21T.commu」は、高画質・小型軽量でスタイリッシュなデジタルカメラとしてご好評をいただいている214万画素CCD搭載のデジタルカメラ「CAMEDIA C-21」をベースに、通信機能を搭載した、200万画素超クラスでは世界初の通信デジタルカメラです。
カメラ本体を携帯電話やPHSと専用ケーブルでつなぎ、
1. 登録されたアドレスを呼び出して送信するだけで、撮影した画像を離れた場所にE-mailで送受信することができます。
* インターネットサービスプロバイダとの個人契約が必要となります。
2. 携帯電話あるいはPHSをつないである離れた場所の同じカメラに直接送信ができます。また、モデムにつないだパソコンにも送ることができます。この時の操作は、あらかじめ登録した番号を選ぶだけの簡単さです。VGA画像(66KB)を、PHS(64kbps)で約11秒、携帯電話(9600bps)で約70秒と短時間で送信でき、画像の送受信環境が快適になります。
* データ転送のみの時間です。
3. メールプロバイダから画像を受信したり、離れた場所からカメラを操作することもできます。
さらに、同梱の専用ソフトウェア「CAMEDIA 通信ユティリティV1.0」と共にご使用いただければ、カメラとパソコンとの間で快適な通信環境が整い、大変便利です。
DoCoMo Value なお、「CAMEDIA C-21T.commu」は、DoCoMo Value*製品として発売されます。今後、通信分野でNTT移動通信網(株)の協力を得ながら、更なるマルチメディアの世界の広がりを提案していきます。
NTT移動通信網(株)の協力に基づき、その技術やノウハウを使用して開発し、販売する商品であり、モバイルコンピューティングでの使用に適していることを表します。
製品名 メーカー希望
小売価格(税別)
発売日
CAMEDIA C-21T.commu 99,800円 2000年2月25日
携帯電話用ケーブル:CB-PDC1 4,000円 2000年2月下旬
PHS用ケーブル:CB-PHS1 4,000円 2000年2月下旬
「CAMEDIA C-21T.commu」の主な特長
1.  デジタル携帯電話、PHSの通信インターフェイスを内蔵、モバイルで画像を自由に送受信
  携帯性にも優れたスリムなデザイン、200万画素を超えたデジタルカメラとしては世界最小・最軽量のデジタルカメラ「CAMEDIA C-21」をベースに、デジタル携帯電話及びPHSでの画像送受信に必要なデータ転送機能を内蔵しています。外出時などのモバイル環境で、カメラと電話を専用ケーブルで接続するだけで、カメラで撮影した画像を思いのままに伝送できます。
2.  多彩な通信モード
  E-mailに画像を添付する方式で、画像を送信
    E-mailに、カメラで撮影した画像を添付して送信できます。幅広いユーザーが手軽に画像でコミュニケーションできます。
  相手のカメラに直接電話をかけて画像を送信するダイレクト接続送信機能を搭載
    E-mail送信のように中間にプロバイダーを介さずに、待受け状態に設定した相手のカメラに直接電話接続することで、いわゆるピア・トゥ・ピアの画像コミュニケーションを実現することが可能です。
  各種業務用途に最適な、遠隔制御機能を搭載
    カメラと電話を接続し待受け状態に設定しておくと、パソコンから遠隔地のカメラに直接電話接続することで遠隔制御ができます。通常の撮影、プレビュー、撮影した画像のダウンロード、カメラ設定等がパソコン側から操作可能です。
3.  様々な付加機能の搭載
  送信する画像に、具体的な内容を説明するメッセージを付加して送信
    送信画像選択時に、半角カタカナ12文字のメッセージを画像にいれられます。受信した画像にメッセージが付加されていれば、通常の再生モードで画像を再生すると、画像と共に付加されているメッセージが表示されます。メッセージの入力は、あらかじめ電話側の電話帳へ登録してあるものを選択するだけで簡単にできます。
  撮影した画像を、送信しやすい画像(VGA)に変換送信
    214万画素で撮影した画像を、そのまま送ることはもちろん、重要な一部分を切り出して送信するトリミング機能も装備。また214万画素を、送信に適した小さなVGAファイルに変換する機能も備えています。本当に必要な情報を、回線を通じて快適に送信できます。
4.  CAMEDIA 通信ユティリティ V1.0を同梱
  CAMEDIA通信ユティリティV1.0は、携帯電話やPHSを利用して、パソコンとCAMEDIA C-21T.commuとの通信を行うためのアプリケーションソフトウェアで、「通信機能」と「画像処理機能」の2つに大別できます。
  通信機能
    Eメール送受信でおこなう「画像メール」
インターネットを経由して*、指定したアドレスへの画像送信をしたり、自分のアドレスで受信する「画像メール」が可能になります。「画像メール」をCAMEDIA通信ユティリティV1.0で見れば、受信画像のサムネールも件名として一覧できます。
* インターネットサービスプロバイダとの個人契約が必要となります。
    ダイヤル送受信・待ち受け送受信で行なう「直接通信 (ピア・トゥ・ピア)」
パソコンと携帯電話かPHSに接続されたCAMEDIA C-21T.commuとの間、また、他のパソコンに電話をかけてパソコン同士でも、インターネットを使わず、電話回線を使用して直接画像の送受信をすることが出来ます。画像の送受信をすばやく行なうのに最適なアプリケーションです。
    遠隔制御
パソコンと、携帯電話かPHSに接続したCAMEDIA C-21T.commuを直接接続し、電話回線を使用して、撮影操作から画像のパソコンへのダウンロードまでの一連の処理を、遠隔制御でパソコン側から行なうことができます。通信ユティリティV1.0の画像機能と組み合わせれば、遠隔地の画像もとりこめる簡易システムになります。
    CAMEDIA 通信ユティリティV1.0 画面一例
    CAMEDIA 通信ユティリティV1.0 画面一例
  画像機能
    CAMEDIA 通信ユティリティV1.0は、通信機能に加え、CAMEDIA Masterから受け継いだ見やすい画面と簡単操作や基本的な画像処理機能をもつ、画像ソフトとしての機能を充実しています。
従来のCAMEDIA Masterで好評を頂いているフォルダーウインドウ、簡単に選べるインデックス・単画像表示選択、画像リサイズ・トリミングや明るさ・コントラストの補正などの簡単な画像処理機能、印刷など、通信によって取り込んだ画像をそのままパソコン上で加工することが可能です。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです