2000年 2月29日
更新日:2003年10月 3日 |
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オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、新たにデバイスソリューションビジネスとして、各種マルチメディア、モバイル、ホームセキュリティや産業用機器に画像を取り込むための、CMOS(相補型金属酸化物半導体)センサを用いたレンズ一体型撮像モジュールを開発し、企業向けにOEM供給を開始致します。これは、カラープロセス回路等の周辺回路をCMOSチップ上に搭載したワンチップのレンズ一体型撮像モジュールです。外付けの回路を追加せず画像取り込みが可能な上、14.2mm角、1.7gの世界最小・最軽量(SC1020による)を達成し、低消費電力、高画質を満足させています。この度、「SC1020」(VGAクラス33万画素、デジタル出力)と「SC1030」(25万画素、アナログ(NTSC/PAL)出力)の2種類のレンズ一体型撮像モジュールを先んじて出荷致します。(本製品は生産を終了させて頂きました。) | ||||||
近年、PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(情報携帯端末)、携帯電話等の情報通信機器の急速な普及・発展に伴い、これらに画像取り込み機能を組み込んだ超小型、高性能なカメラの需要が急速に高まっています。また、従来からある車載用(死角確認等)やセキュリティ用(監視カメラ等)のカメラを合わせると益々需要は広がると予測しております。
当社は、デジタルカメラなどで蓄積したセンサ技術、光学技術、画像処理技術、実装技術、システム設計技術を活かすことで、超小型・軽量のワンパッケージの中に、低消費電力のCMOSセンサに画像処理回路も組み込んだ、レンズ一体型撮像モジュールの開発に成功いたしました。この度このデバイスのみの販売だけでなく、「画像システム設計」や「レンズ設計」といった撮像モジュール全体の設計コンサルティングを行いながら、お客様の仕様に合わせていくサービスも行っていきます。 |
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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