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2000年 8月31日
更新日:2000年 9月27日
フェイス・マウント・ディスプレイ(FMD)「Eye-Trek (アイトレック)」シリーズの新機種
ワイド画面対応、38g超小型コントロールユニット、
ポータブルDVDプレーヤーとダイレクト接続
Eye-Trek「FMD-250W」新発売
Eye-Trek「FMD-250W」 パイオニアポータブルDVDプレーヤー「PDV-20」と接続した状態
Eye-Trek「FMD-250W」 Eye-Trek「FMD-250W」
パイオニアポータブルDVDプレーヤー
「PDV-20」と接続した状態
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本正壽)は、62型相当のワイド画面対応、よりモバイル性を追求するためにコントロールユニットを小型・軽量化(38g)し、パイオニア株式会社(社長:伊藤周男)(以下パイオニア)との共同開発によりポータブルDVDプレーヤーとのダイレクト接続を可能にしたフェイス・マウント・ディスプレイ(FMD)「Eye-Trek」シリーズの新製品「FMD-250W」を11月18日に発売致します。
「FMD-250W」は、FMD/HMD(ヘッドマウントディスプレイ)で唯一のワイド対応機種である現行モデルFMD-150Wの後継機種です。FMDのベネフィットである「臨場感」を最大限引き出す62型相当のワイド(16:9)画面をお楽しみ頂けます。また、米SRS Labs社の3次元立体音響を実現する「SRS(Sound Retrieval System)HEADPHONE」技術※1を採用。高音・低音調整機能などの各種調整機能も搭載し、映像と音声の両面で、より一層の臨場感をお楽しみ頂けます。さらに、ディスプレイユニット部を95gに軽量化(FMD-150W比:86%)、操作性とデザイン性を重視し、手の中に収まる38gの超小型軽量(FMD-150W比:21%)のコントロールユニットを採用しています。従来機に比較し、SRS HEADPHONE技術搭載、更なる小型軽量化などを図りつつ、更にお求めやすい価格を実現いたしました。
同時に当社は、Eye-Trek「FMD-250W」のオプションとして、パイオニアポータブルDVDプレーヤー「PDV-20」専用ダイレクト接続ケーブル「ET-MC02P」を発売いたします。「PDV-20」は、パイオニアより9月下旬に発売される世界最軽量※2ポータブルDVDプレーヤーです(メーカ希望小売価格55,000円)。パイオニアとオリンパスは、昨年5月に発表した接続キットの共同開発から一歩踏み込んだ、製品設計レベルでのパートナーシップを実現致しました。同ポータブルDVDプレーヤーは、Eye-Trekとの接続専用DCアウトコネクタを装備しており、ダイレクト接続ケーブル「ET-MC02P」の使用により、映像音声信号と電源をEye-Trekに出力できます。「FMD-250W」は、ACアダプタによる電源供給を必要としないダイレクト接続が可能となりました。DVDをバッテリー駆動する場合にも、同様にEye-Trekを接続・駆動できますので、モバイル環境でも、手軽に迫力ある大画面をお楽しみ頂けます。
また「FMD-250W」以外のEye-Trek製品をポータブルDVDプレーヤーにダイレクト接続できるアクセサリーとして、「PDV-20」専用ダイレクト接続アダプタ「ET-CK20P」を発売いたします。これらにより、当社Eye-Trekシリーズ全ての機種が、ポータブルDVDプレーヤー「PDV-20」と簡単かつスマートにダイレクト接続が可能となります。
益々拡大するDVD市場の中で、Eye-TrekユーザのポータブルDVDプレーヤーの所有率は高まり、Eye-Trekとのダイレクト接続というご要望を多く頂いておりました。今回のダイレクト接続により、「どこでも気軽に、かんたんホームシアター」を可能にする『モバイル・シアター』を実現致します。モバイル環境はもとより、ご家庭の中でもテレビの無い部屋での映像鑑賞など、映像をお楽しみ頂くシーンが様々に広がります。『モバイル・シアター』コンセプトにより、パイオニアとオリンパスは、更なる市場拡大を図って参ります。
※1 「SRS HEADPHONE」技術は、原音に含まれるステレオ成分(直接音)はそのまま忠実に再生し、更に間接音(あるいは環境音成分)に対して、耳の横方向から聞こえる補正伝達関数を与えて再生することで、極めて自然な3次元立体音場感を実現します。
※2 「8月31日現在、パイオニア株式会社調べ」
製品名 発売予定日 メーカー希望
小売価格(税別)
Eye-Trek「FMD-250W」 2000年11月18日 75,000円
パイオニア「PDV-20」専用ダイレクト接続
ケーブル「ET-MC02P」
2000年11月18日 3,500円*
パイオニア「PDV-20」専用ダイレクト接続
アダプタ「ET-CK20P」
2000年 11月 8,000円
*注: 2000年 9月27日変更
「FMD-250W」の主な特長
  • ワイド対応大迫力映像、2メートル先に62型相当の大画面
    サングラスのようにかけるだけで、2メートル先に62型相当の大画面を作り出します。ワイド(16:9)画面を、ノーマル・ワイドの2つのディスプレイモードでお楽しみ頂けます。

  • 小型・軽量化によるモバイル性の向上
    ディスプレイユニット部は、新回路設計による部品点数の削減より、小型・軽量95gを実現(FMD-150W比:86%)。また操作性とデザイン性を重視し、手の中に収まる38g(FMD-150W比:21%)の超小型軽量のコントロールユニットを採用しています。

  • 高音質・迫力サウンドによる超臨場感
    1. SRS(Sound Retrieval System)HEADPHONE技術採用:米SRS Labs社の「SRS HEADPHONE」技術の採用により、インナーホンで臨場感あふれる3次元立体音響をお楽しみ頂けます。
    2. 低音/高音調整:低音域の強調によってより迫力のある音に、あるいは、高音域の強調によりシャープな音にするなど、臨場感音質をお楽しみいただけます。

  • 隅々まで明るい鮮明画像を実現する光学技術
    1. 高精度フリーシェイプト・プリズム:「偏心光学系」と「自由曲面光学系」という2つの最先端光学技術を応用し、ひずみの少ない鮮明な映像と小型軽量化を実現した、オリンパスの独自開発による特殊プリズムです。
    2. 高性能光学フィルター:さらになめらかな質感に仕上げるフィルターです。画素を見えにくくしています。

  • オプション品(別売)の主な特長
    Eye-Trek「FMD-250W」オプション :「ET-MC02P」
    パイオニアポータブルDVDプレーヤー(PDV-20)専用ダイレクト接続ケーブル。
    同ポータブルDVDプレーヤーは、Eye-Trekとの接続専用DCアウトコネクタ(電源を供給するためのコネクタ)を装備しており、ダイレクト接続ケーブル「ET-MC02P」の使用により、映像音声信号と電源をEye-Trekに出力できます。これにより、Eye-Trek「FMD-250W」は、ACアダプタを不要とし、簡単かつスマートなダイレクト接続が可能となりました。
    ET-MC02P
    Eye-Trekシリーズ オプション:「ET-CK20P」
    パイオニアポータブルDVDプレーヤー(PDV-20)専用 ダイレクト接続アダプタ。
    同ポータブルDVDプレーヤーのEye-Trek専用DCアウトコネクタから電源供給を受け、「FMD-250W」以外のEye-TrekシリーズがACアダプタ無しで、簡単かつスマートなダイレクト接続が可能となります。
    ET-CK20P

  • 「FMD-250W」の注意事項
    1. ご使用になる前に取扱説明書をお読みください。
    2. 16歳未満の子供には使用させないでください。
    3. 心臓疾患、高血圧、視野異常、目の動きの異常、像が二重に見える方は使用前に医師にご相談下さい。
主な仕様
基本性能 画角 (水平37.5度、垂直21.7度。2mの距離から62型ワイド画面(16:9)を見るのに相当)
映像素子(24万画素デルタ配列の0.7型Wide TFT液晶パネル×2)
映像信号(NTSC日米標準方式)
ステレオインナーホン搭載
画像調整機能:コントラスト・ブライトネス・色合い・色の濃さ
音質設定機能:SRS・低音/高音調整機能
質量 ディスプレイユニット 約95g(ケーブル含まず)
コントロールユニット 約38g(ケーブル含まず)
大きさ ディスプレイユニット 約161×63.5×50mm(幅×高さ×奥行き)
 *ケーブル含まず。フレーム折り畳み時。
コントロールユニット 約39×19.5×100mm(幅×高さ×奥行き)
 *ケーブルと突起部含まず。
入力端子 映像/音声/電源入力端子 専用マルチコネクタ
コンポジット映像信号:1Vp-p/75Ω(不平衡)
セパレートY映像信号:0.75Vp-p/75Ω(不平衡)
セパレートC映像信号:300mVp-p/75Ω(不平衡)
ステレオ音声信号  :200mVrms
電源        : 定格DC7.5V
EYE-TREKは、オリンパス光学工業の登録商標です。
「HEADPHONE by SRS」はSRS Labs Inc.の商標です。
SRS HEADPHONE 技術はSRS Labs Inc.からのライセンスにより製品化されています。
その他の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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