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2000年10月26日
都営地下鉄 大江戸線ターミナルビルとなる新宿パレットビルに光とデジタルのアートシンボル
ハイテクネオン「オプト・デジタル・オリンパス」を新設
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本正寿)は、新宿西口に建築中の新宿パレットビルJR側東面と小滝橋側北面2面にハイテク・ネオン「オプト・デジタル・オリンパス」を新設し、9月1日より点灯いたしました。
このネオンは1978年以来掲出されていたオリンパスネオンのリニューアル版で、新宿パレットビルの建替えに伴って、一時的に掲出中止されたものを、新規に制作し直したものです。
デザインはオリンパスハイテクネオンを一貫して手がけている、グラフィックデザイナー遠藤 享(すすむ)氏によるもので、今回で9作目となります。
今回のネオンは同じビルの東面と北面の2面を使うデザインで、それぞれ位置や高さ、広さがまったく違う条件でありながら、ロゴの点滅を同調させたり、独立にランダム点灯させるなどの工夫が盛り込まれています。
2面のうちJR側の名称はイースト・ウェーブ、北面小滝橋側はノース・ウェーブと称し、それぞれ違いのあるデザインですが、点滅の関連性を持たせ、一つのネオンとして完結するものとして、オプト・デジタル・オリンパスと命名されました。
ふたつのネオンとも、大型のオリンパスロゴが配置されていますが、屋外広告塔用としては前例のない、最新の光源である青色LEDを用いています。
また、オリンパスの基盤技術である光学技術「OPTO」とデジタル技術分野「DIGITAL」を表わすことばである「OPTO DIGITAL:オプト・デジタル」ということばをデザインの要素として取り入れ、当社が今後目指す技術の方向性を訴求しています。
点灯点滅プログラムは、遠藤氏の最もクリエイティブな側面がうかがえる点で、ネオンと青色LEDの光そのものの魅力を引き出すことと、点滅プログラムが表現する光・デジタル感を見事に創出しています。
オプト・デジタル・オリンパスが設置されたビルは、新宿パレットビルで都営地下鉄・大江戸線(2000年12月12日全面開通予定)の新宿ターミナルとなり、新宿から直接六本木へアクセスできるようになるなど、新しい拠点になると期待されています。
オリンパスでは、このネオンが創出するアーティスティックでユニークな企業メッセージは、新宿に集う多くの若者やビジネスマンに対して、視覚的・感性的な面で当社のブランドイメージ高揚に大きく貢献する最新のネオンサインになると確信しています。
 
新宿ハイテクネオン広告塔「オプト・デジタル・オリンパス」概要
全体名称 ハイテクネオン オプト・デジタル・オリンパス
東面名称 イースト・ウェーブ
北面名称 ノース・ウェーブ
所在地 新宿区西新宿1丁目1番1号 新宿パレットビル
広告塔寸法 東面壁面 イースト・ウェーブ1.627m×14.263m
(オリンパスロゴ部分)1ヶ所 23.2m20.800m×13.860m
(ボーダー部分)5ヶ所 55.44m2合計 78.64m2
北面屋上 ノース・ウェーブ9.03m×17.8m 160.734m2
総面積 239.374m2
鉄骨重量 29t
青色LED 東面1,496個 北面1,548個 合計3,044個
ドライバー 東面1台 北面1台 合計2台
ネオン管全長 東面2,396m 北面1,243m 合計3,639m
トランス 東面2,081台 北面1,019台 合計3,100台
点滅器 東面2台 北面43台 合計45台
点滅段数 東面2,300段 北面1,020段 合計3,320段
点滅サイクル 東面A層:72秒 B層:84秒 C層:90秒 D層:55秒
北面A層:65秒 北面B層:B-1:65秒 、B-2:57秒 、B-3:55秒、 B-4:53秒 、B-5:54秒 、B-6:58秒、B-7:64秒、B-8:60秒
文字 OPTO DIGITAL:33秒
電気設備容量 東面26.123KVA 北面16.503KVA 合計46.626KVA
総工費 約120,000,000円
企画 オリンパス光学工業株式会社
デザイン 遠藤 享
製作 株式会社 電通
施工 ダイヤモンド株式会社
●遠藤 享氏 略歴
東京アートディレクターズクラブ会員
<主な受賞歴(デザイン・版画)>
講談社出版文化賞「ブックデザイン賞」受賞
日本国際美術展・国立京都近代美術館賞受賞
第6回ラハティ・ポスタービェンナーレ・オリジナル部門1位入賞(フィンランド)
第2回インド国際プリントビェンナーレ・グランプリ受賞
国際カレンダー展・最高賞および金賞受賞(ドイツ)
第45回広告電通賞屋外広告部門最優秀賞受賞(当社ハイテクネオン「オプト・コスミック・キューブ」)
第26回SDA大賞通産大臣賞受賞(同上)
第47回広告電通賞SP部門優秀賞受賞(当社ハイテクネオン「オプト・ハイパー・ウェーブ」)
第28回SDA大賞通産大臣賞受賞(同上)他
◎1999年秋 グラフィックデザインの啓蒙と数々の功績により「紫綬褒章」を受賞される。

パーマネントコレクション
大英博物館、サンパウロ近代美術館、ワルシャワ国立美術館、京都国立美術館、他多数。

 
新宿ハイテクネオン広告塔「オプト・デジタル・オリンパス」
 
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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