| 2001年 4月12日 | ||||
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| 「ホルミウムヤグレーザーIH102」本体 |
| オリンパス プロマーケティング株式会社では、一般外科における生体組織の切開・止血・凝固・蒸散はもとより、泌尿器科における砕石処置にも優れた能力を発揮する「ホルミウムヤグレーザー IH102」(日本赤外線工業株式会社製)を発売いたします。なお、4月14日~17日に神戸国際会議場で開催される「第89回日本泌尿器科学会総会」にて展示も行います。 |
| 1960年に世界ではじめてレーザー光線が確認されて以降、レーザーは20世紀最大の発明の一つとされ、さまざまな分野でその応用が広がっています。
医療においてはレーザーメスとして広く応用されており、無血的手術(出血の無い切開、凝固)を可能にする最新鋭の医療機器として期待されています。 又、各種レーザーの中でも、パルス発振のレーザーはその高いピークパワーの特性を生かし、生体組織の切開止血凝固蒸散の他、泌尿器科等での結石の破砕にも用いられています。しかしながら、従来のレーザー装置は、大型・高価であり、研究施設や大病院を中心とした普及にとどまっていました。 |
| このたび発売する「ホルミウムヤグレーザー IH102」は、最大出力を砕石処置及び一般 のレーザー処置において十分な20ワットに設定することにより、従来高価(従来3000万円弱~4000万円弱)であった価格を半分以下の1460万円に引き下げる事を可能にしました。また、100V電源※(20A)での使用を可能とするとともに小型化を実現し、オペ室間の移動及び設置性を格段に向上しました。更に、医用レーザーに求められる安全性は従来のレーザー装置と同等以上を確保し、特に信頼性・メンテナンスにおいては、製造元の日本赤外線工業株式会社との連携により、国内製造品のメリットを生かした万全のサポートが可能です。(※ご要望により200V電源(10A)も可能) |
| ホルミウムレーザーは一般外科における生体組織の切開・止血・凝固・蒸散はもとより、パルス発振により得られる高いピークパワー特性を生かし、特に泌尿器科等での砕石処置に有効です。
弊社では、今回発売する「ホルミウムヤグレーザー IH102」のラインアップ化により、従来より好評を頂いている優れた観察性能を有する「OES腎盂尿管ファイバースコープURF-P3」及び「OES4000コンパクトウレテロレノスコープ」又、優れた挿入性と多様なラインアップを有する「リュッシュ社製尿管ステント類」と合わせ、上部尿路の砕石処置における関連商品を充実することができました。これにより、今後は、よりいっそうのトータルサポートをさせていただく事が出来ると考えています。 弊社は、国内シェア最大の内視鏡事業を中核とし、他社との提携・連携をも視野に入れながら、医療ライフサイエンス領域での医療ソリューションの提案を今後も進めていく考えです。 |
| 発売の概要 | |||
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| ●上部尿路結石に対して、軟性鏡及び硬性鏡による経尿道的アプローチが可能です。
軟性鏡:OES腎盂尿管ファイバースコープ URF-P3 硬性鏡:OES4000コンパクトウレテロレノスコープ |
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| 解説 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 主な仕様 | |||||||||||||||||||||||||||||
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オリンパスプロマーケティング株式会社(旧 オリンパス販売株式会社)は、2003年4月1日をもってオリンパス光学工業株式会社と合併いたしました。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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