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2001年10月25日

素早くセットアップして楽に検査ができる一体型システム
工業用ビデオスコープシステム「IPLEX(アイプレックス)」新発売
IPLEX 開いた状態
工業用ビデオスコープシステム「IPLEX(アイプレックス)」開いた状態
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、一体型システムで持ち運び、セットアップ、検査、収納の全ての工程において使いやすさを追求し、ステレオ計測*1、PCとのダイレクト接続、リモコンによる遠隔操作を可能にすることで検査の効率化を図った工業用ビデオスコープシステム「IPLEX」を新発売致します。また、工業用内視鏡として世界で初めて外径φ4.4mmのビデオスコープ、3D FMD(フェイス・マウンテッド・ディスプレイ)「3D Eye-Trek(アイトレック)」による3次元観察を実現しました。
尚、工業用ビデオスコープシステム「IPLEX」は、2001年11月27日~11月30日まで東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・テクノショー2001」に出展します。
主な特長
1. 検査に必要な機能を全てビルトインした一体型システム
2. 検査に関わる全ての操作を多機能リモコンに集約
3. あらゆる方向からの計測を実現するステレオ計測
4. 検査現場でIPLEXとPCとのダイレクト接続が可能
5. より正確な検査を実現するFMDによる3D観察
IPLEX
工業用ビデオスコープシステム「IPLEX(アイプレックス)」
市場導入の背景
この度発売する工業用ビデオスコープシステム「IPLEX」は、検査に必要な高性能な機能を全て一体に収納し、徹底した使いやすさを追求したシステムです。ジェットエンジンの検査、発電所やプラントの配管、ビル・マンションのパイプメンテナンス等の幅広い用途に対応します。
当社は1968年に工業用内視鏡事業を立ち上げ、圧倒的なシェアを誇る医療用内視鏡の開発で培った高画質、高い操作性を継承した高性能なシステムを開発し続け、市場から高い評価を得てきました。この度、従来のノウハウを結集して、持ち運びから始まってセッティング、観察、記録、計測、収納という一連の作業を正確かつ簡単に行なえ、検査の効率化、検査員の疲労度の軽減を図った高性能な一体型システムを全く新しい発想により実現しました。
主な特長の詳細
1. 検査に必要な機能を全てビルトインした一体型システム
頑強なシャーシを採用し耐衝撃性に優れた本体ケースに、5.6型LCDモニタ、光源装置、コントロールユニット、リモコン、本体ドラムに巻き取られたスコープなど必要な機能が一式内蔵された一体型システムです。
2. 検査に関わる全ての操作を多機能リモコンに集約
IPLEX 多機能リモコン 約160gの小型軽量で片手操作が可能なリモコンから、ジョイスティックによるスコープ先端部の高精度電動湾曲や観察画像の明るさ調整、無段階シームレス電子ズーム、ライブ画像と再生画像の2画面表示、リムーバブル記録メディア*2への静止・動画像、音声付き画像記録などの全ての操作が簡単かつ快適に行なえます。
3. あらゆる方向からの計測を実現するステレオ計測
視差のある2つのレンズで得られた画像情報を三角測量*3の原理で正確に計測するシステムです。検査現場のニーズに合わせて、線基準計測、2点間計測、全長計測、面積計測、面基準計測、表面形状表示の6つの最適な計測モードを用意しています。
4. 検査現場でIPLEXとPCとのダイレクト接続が可能
静止画または音声付き静止画をUSB接続による素早い転送で直接PCに記録できます。また、画像管理ソフト「IPLEX MANAGER日本語版」(工業用ビデオスコープシステム「IPLEX SA」に標準付属)をPCにインストールすることにより、PCからIPLEXの遠隔操作や保存された記録画像のデスクトップ計測、画像の編集・管理、Eメール送信など多彩なメニューが活用できます。
5. より正確な検査を実現するFMDによる3D観察
観察状況に合わせて2D、3Dの切り替えが可能な小型・軽量の3D FMD「3D Eye-Trek」(オプション)をかけるだけで、今まで観察の難しかった損傷部の表面状態や凹凸が一目瞭然で把握できます。
主な仕様
「IPLEX」のモデル ステレオ
計測モデル
アドバンス
モデル
ベーシック
モデル
仕様
○ベーシック機能
交換式先端光学
アダプタ
視野角、視野方向、観察深度、F No.により各種タイプを用意しています。
4方向電動湾曲
(微調整モード付)
湾曲角度 外径φ6mmタイプ:上下左右150°/外径φ4.4mmタイプ:上下左右120°
TTF蛇管 挿入部先端側に行くに従って徐々に柔らかくなる蛇管構造。つぶれ強度は従来比3倍以上
LCDモニタ 5.6型TFTフルカラー、本体から着脱可
リモコン LCDモニタ/3D Eye-Trek接続コネクタ付
50Wメタルハライド
光源
ランプ寿命:300時間
一体型耐衝撃ケース 外形寸法:508(幅)×290(奥行き)×528(高さ) 質量:約22kg
キャリングハンドル
&ホイール
 
スコープドラム収納  
駆動 AC:電圧/100V~120V、220V~240V 最大消費電力/250VA 周波数/50/60/400Hz
DC:電圧/12V~30V 最大消費電力/288W
○コントロールユニット機能
フリーズ フリーズ、フィールド選択可。4枚メモリー可。
シームレス
デジタルズーム
最大3倍まで
パン ライブ画像のズーミング時に視野をスクロール
露光時間 17msec~500msec(NTSC)
明るさ調整 7段階
シャープネス 3段階
コンペア   ライブ画像と再生画像を2分割表示
メニュー言語切り替え NTSC:日本語または英語
○記録管理機能
静止画記録・再生   ファイル形式/ステレオアダプタ選択時:非圧縮TIFF、その他のアダプタ選択時:JPEG(標準画質・高画質の選択)
ファイルサイズ/非圧縮TIFFの場合:640KB、標準画質JPEGの場合:100KB、高画質JPEGの場合:200KB 解像度:640×480ピクセル
音声記録・再生   記録時間/最大60秒 ファイル形式/WAV
動画記録・再生   記録時間/記録カード容量による。
ファイル形式/QuickTime M-JPEG 解像度:320×240ピクセル
リムーバブルメディア   レキサー・メディア社32MB CFカード 8倍速を標準装備
サムネイル表示   9画面表示
サーチ機能   コピー、移動、消去 フォルダ単位で管理可能
画像タイトル入力   アルファベット、数字、カタカナ、記号で最大15文字まで入力可能
USB端子   USB version1.0
PCへの直接画像記録   静止画と音声付静止画。動画は不可。
PCによる遠隔操作   コピー、移動、消去 フォルダ単位で管理可能
○計測機能
スケーラー計測   検査画面内の既に分かっている長さを基準に被写体の長さを計測
ステレオ計測     2点間計測:2つの指定点間の距離を計測
線基準計測:2点間を結んだ仮想線から任意のポイントまでの距離を計測
面基準計測:3点間を結んだ仮想面から任意のポイントまでの深さ/高さを計測
面積計測:最大20の指定点で囲まれた部分の面積を計測
全長計測:最大20の指定点で曲面や複雑な形状のクラックなどの全長を計測
表面形状表示:任意の2点で区切られた部分から切断した場合の表面形状をグラフィック表示
○その他機能
3D観察 オプション オプション オプション ステレオ光学アダプタと3D Eye-Trekが必要
リジッドスリーブ オプション オプション オプション 全長:340mm/450mm
リモコン延長ケーブル オプション オプション オプション 全長:4m
アクセサリーバッグ オプション オプション オプション  
*1 ステレオ計測:2つの対物レンズの視差を利用した三角測量*3による計測。
*2 リムーバブル記録メディア:レキサー・メディア社32MB CFカード 8倍速を採用。
*3 三角測量:二点から対象物への角度と2点間の距離が分かれば対象への距離が計算できる原理を利用した測量方法。
■3D FMD「3D Eye-Trek」の注意事項
(1) ご使用になる前に取扱説明書をお読みください。
(2) 16歳未満の子供には使用させないでください。
(3) 心臓疾患、高血圧、視野異常、目の動きの異常、像が二重に見える方は使用前に医師にご相談下さい。
(4) 歩行中や梯子の上り下り、操作者が位置を変える時にはディスプレイを顔から外して下さい。
(5) 周囲の状況が安全であることを確認してから使用してください。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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