本文の始まりです


2002年 2月 5日
28~140mm の5倍ズーム搭載。
約20cmに近づける*付属のマクロレンズで花などの撮影に最適
レンズ一体型 AF一眼レフカメラ「 L-5 マクロセット」 新発売
L-5 マクロレンズ(付属)
「L-5」 マクロレンズ (付属)
35mm一眼レフカメラ 「L-5 マクロセット」
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、5倍ズームレンズを搭載したオール・イン・ワンタイプのオートフォーカス一眼レフカメラ「L - 5」を、約20cm*の近接撮影が可能になるマクロレンズ付属の「L - 5 マクロセット」で2002年3月1日から発売します。
発売の概要
製品名 メーカー希望小売価格(税別) 発売日
35mm一眼レフカメラ:
「L-5 マクロセット」
63,000円 2002年 3月 1日
主な特長
  • 28~140mmの高性能5倍ズームレンズ一体型AF一眼レフカメラ
  • マクロモードで60cm、さらに付属のマクロレンズで約20cmの近接撮影可能
  • 「風景モード」「夜景モード」「ポートレートモード」「ストップアクションモード」の4つのモードを選ぶだけで簡単撮影できるイメージセレクトボタン
  • 自由な映像表現をサポートする4つの露出モード(プログラム、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアル露出)を搭載
  • 小型で高効率なツインフラッシュ搭載(GN〔ガイドナンバー〕:20)
  • 動体予測AF機能搭載、最高1.2コマ/秒の連続撮影
    * カメラレンズの焦点距離が50~140mmのズーム範囲において、被写体までの距離約14cm~20cmまで近接撮影可能
開発の背景
オリンパス「Lシリーズ」は、1990年の「L-1」の発売以来、「お客様が撮影条件や細かい設定などを意識することなく一眼レフならではの高画質な写真を撮影していただきたい」という意志を込め、一貫してL型フォルムのデザインを採用したレンズ交換不要のオール・イン・ワンタイプとして市場へ導入し、使い勝手の良い一眼レフカメラとして多くの方より支持を受けてきています。 このたび発売する「L-5 マクロセット」は「簡単にきれいな写真が撮れる」というLシリーズの基本コンセプトを踏襲しながら、お客様の「もっと望遠で」「もっと近接で」「もっときれいに」という声に応えらえる多彩な機能を付加し、お客様の使い勝手を徹底的に追求して開発されました。
主な特長の詳細
  1. 28~140mmの高性能5倍ズームレンズ一体型AF一眼レフカメラ

    優れた描写性能を持つ新開発の5倍ズームレンズをボディに一体化して搭載。レンズは最新光学設計による10群15枚構成の高性能レンズで、ED(特殊低分散)レンズ1枚を採用し、色収差を効果的に抑制、また15枚全てにガラスレンズを使用することで高い描写性を実現しています。28mmレンズの搭載により、屋内でのパーティや、ダイナミックな風景写真、高層ビルの全景などの広角撮影が可能。さらに140mmまでのズーミングができ、美しいポートレート写真や自然なスナップ写真が楽しめます。別売りのテレコンバーターを使用することにより、さらに本格的な望遠撮影も可能です。
レンズ構成図
レンズ構成図
  1. 花などに最適な60cm近接撮影。さらに付属のマクロレンズで20cmの近接撮影が可能

    プログラムAEのマクロモードを設定すれば28~140mm(全域)で60cmまで近接撮影が可能(焦点距離140mm、撮影距離60cmでほぼハガキサイズ(106mm×157mm)を画面いっぱいに撮影できます)。また付属のマクロレンズを使用することにより、50~140mmのズーム範囲で約20cmに近づいた近接撮影が可能(最大51×34mmの範囲(名刺の約1/3のサイズ)を画面いっぱいに撮影できます)なので、花などのマクロ撮影に最適です。
焦点距離140mmで被写体に60cmまで近づいて撮影した作例 付属マクロレンズ装着時、同140mmで20cmまで近づいて撮影した作例
焦点距離140mmで
被写体に60cmまで近づいて撮影
付属マクロレンズ装着時、
同140mmで20cmまで近づいて撮影
本機による作例
  1. 「イメージセレクトボタン」で簡単操作
イメージセレクトボタン フラッシュモード・露出モードの情報等を見やすく表示する「照明付き大型液晶」、ストップアクションモードやポートレードモードなどボタン1つで簡単に撮影モードを切り替えることが可能な「イメージセレクトボタン」をボディ背面に搭載。必要な撮影情報と関連する操作系を背面に集中させることで、よりストレスフリーの撮影を実現しました。
  1. 自由な映像表現をサポートする4つの露出モードを搭載

    プログラム(フルオート、ストップアクション、ポートレート、夜景、風景)・絞り優先・シャッター優先・マニュアルの4つの露出モードを搭載。通常のプログラムオートだけでなく、撮影者のスタイルや状況に合わせてあらかじめ絞り値やシャッタースピードを設定しておくことができます。これにより意図的に被写体の動きを表現した撮影や背景をぼかした撮影など、自由でこだわりのある映像表現をサポートし、カメラ本来の楽しみを広げます。
  1. 小型で高効率なツインフラッシュ搭載
    ツインフラッシュ 広角対応のGN(ガイドナンバー)13の発光部に加え、望遠用のGN20の発光部を搭載。さらに、複数のセンサー情報に基づくフラッシュシステム「インテリジェントフラッシュシステム」を採用することで、低輝度時自動発光に加え、主要被写体が木漏れ日の影響を受ける程度の逆光状態も判断し、自動発光することができます。発光量コントロールフラッシュマチック方式を採用していますので、距離情報に基づき発光量と絞り値が自動制御され、常に適切な条件で撮影ができます。また、従来製品である「L-30」より充電効率を向上させたことで、撮影可能本数もアップしました。
  1. 動体予測AF機能搭載、最高1.2コマ/秒の連続撮影

    ストップアクションモード時、シャッターボタンを半押しにすると被写体の動きを感知して動体予測AF機能が働き、動きのある被写体にはピントを追従しながらの撮影に対応します。
    また連続撮影モードにすることで、1秒間に最高1.2コマの連写撮影が可能となり、運動会で走る子供等動いている被写体でも、常にピントと露出を合わせ続けての連続撮影が簡単に行えます。

  2. 小型・軽量、ホールディング性がさらに向上した 「L型フォルム」

    レンズ部の細径化、駆動系・グリップ部の設計の見直しにより小型・軽量化を実現。これとLシリーズが継承するL型フォルムがあいまって、ホールディング性を更に向上させました。手にしっくりと収まるだけでなく、28~140mmの高倍率ズーム撮影や多彩な撮影機能を最大限に発揮します。

  3. 「先進性」「高級感」あふれるデザイン

    スリムかつスピード感溢れるボディラインは時代の先進性を、そしてその造型にマッチしたボディカラー「ライトシャンパンゴールド」は手にとった方へ高級感を与え、今までのLシリーズのデザインを贅沢なまでに進化させました。

  4. ファインダー内で撮影情報をモニター可能

    ファインダーを覗いたまま「シャッタースピード」「絞り値」「合焦表示」「ストロボ発光表示」などの状況を小型液晶上で確認できるため、被写体を逃さずに撮影が可能です。

  5. スーパーFP発光の搭載

    ポートレートモード時は常にフラッシュが発光し(フラッシュをアップさせた状態の時)、周囲が明るい高速シャッタースピード時(1/100~最速1/2000秒)でも全速で同調可能な「スーパーFP発光」になります。日中の、特に逆光時のポートレート撮影で、メインの被写体とバックの輝度差を補ったり、半逆光時に顔にかかる影を消したり、被写体の目にキャッチライトを入れたりと、背景をぼかしたまま、自然で美しい仕上がりになる日中シンクロ撮影を誰でも簡単に楽しむことが出来ます。絞り優先・シャッタースピード優先・マニュアル露出モード時にも、強制発光モードで、スーパーFP発光が可能です。

  6. よりクリエイティブな撮影を可能とする機能を搭載

    ・露出補正:1/2ステップずつ、±2EVの露出補正が可能 ・スポット測光:逆光などの難しい光線状態でも撮影意図通りの露出が得られます。
その他の特長
  • 一本のフィルムの途中で撮り分けが可能な<パノラマ途中切換機能>
  • 視力に合わせて調節可能な<視度調節機能> -2~+1m-1(毎メートル):ディオプトリー相当
  • 記念撮影などに便利な<リモコン撮影>
    正面からは約5mまでの範囲でリモコン撮影が出来ます。
撮影領域を広げるアクセサリー(別売り)
  • IS/L LENS E-1.3× H.Q. CONVERTER
    大きさはΦ74.5×45mmで、焦点距離180mm(カメラの焦点距離 f=140時)の本格的な望遠撮影が楽しめるテレコンバーターレンズです。
    メーカー希望小売価格:10,000円(税別)
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです