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2002年10月10日
・30万画素C-MOSイメージセンサーを搭載し、
録音しながら同時に写真撮影が可能
・同梱の専用ソフトウェアで音声と画像を同時に管理
・32MB内蔵フラッシュメモリーで6時間超のデジタル録音
ICレコーダー「Voice-Trek (ボイストレック) W-1」
新発売
Voice-Trek W-1( 正面 ) Voice-Trek W-1( 側面 )
Voice-Trek W-1 ( 正面 ) Voice-Trek W-1 ( 側面 )
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、30万画素のC-MOSイメージセンサーと、32MBのフラッシュメモリーを内蔵、パソコン接続で音声と画像を同時に管理することが可能なICレコーダー「Voice-Trek W-1」を2002年11月15日から発売致します。
「Voice-Trek W-1」は、音声を録音しながら同時に写真(静止画)を撮影できる新しい形の情報記録ツールです。録音モードに、HQ(高音質)、SP(標準)、LP(長時間)の3種類を選択することができ、最長で約6時間の連続録音が可能です。通常のメモ録音はもとより、会議や講演、商談、インタビュー、更には旅行、お稽古ごと、子供の成長記録に至るまで、様々な用途に応じて使い勝手の良さを提供いたします。

「Voice-Trek W-1」には音声と画像ファイルを管理、活用するための専用ソフトウェア「OLYMPUS Voice Album」が同梱されており、録音した音声をパソコンで再生しながら、同時に撮影した写真を画像インデックスとして表示させることができます。また、撮影済みの写真に後から音声コメントを付けて音声アルバムを作成したり、音声ファイルを再生しながら画像をスライドショー表示させるなど、専用ソフトウェアの充実も図っています。
製品概要
製品名 メーカー希望小売価格(税別) 発売日
Voice-Trek W-1 28,000 円 2002年11月15日
W-1の主な特長
  • 30万画素C-MOSイメージセンサー搭載で録音しながら同時に写真撮影も可能
  • 32MBフラッシュメモリー内蔵で最長約6時間4分の長時間録音
  • 音声と画像を分けて管理する便利な記録フォルダ
  • 携帯性と操作性を兼ね備えた特長あるデザイン
  • 音声と画像を同時に管理できる充実したソフトウェア「OLYMPUS Voice Album」を同梱
開発の背景
「Voice-Trek W-1」では、音声データのパソコンでの保存・再生・管理といったパソコン接続対応ICレコーダーの基本性能に加え、音声に画像をリンクさせて記録するという新しい提案を加えました。ビジネスでの使用はもちろん、プライベートにおいても様々なシーンで幅広い層の方に親しんでいただけるICレコーダーとして開発しました。ポータブル機器の多機能化、複合化が進むなか、「Voice-Trek W-1」の導入によって、新しい用途提案のできるICレコーダーとして市場拡大を狙ってゆきます
W-1の主な特長の詳細
  1. 30万画素C-MOSセンサー搭載で録音しながら同時に写真撮影も可能

    30万画素のC-MOS※1イメージセンサーを内蔵しています。音声を録音しながら同時に写真を1ファイルにつき最大50枚まで撮影することが可能です。記録形式は、音声ファイルがWAVE、画像ファイルがJPEG(DCF)に準拠し、画像リンクされた音声ファイルはWindows標準のAVI※2ファイルへ変換することも出来るので、特別なソフトウェアが無くても再生可能です。

  2. ※1   C-MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)は、CCD(Charge Coupled Device)に比べ消費電力が低く、小型化・高集積化に適しています。
    ※2   AVI(Audio Video Interleave)は、Windowsで標準的に使われている動画のファイル形式で、Windows Media Playerなどで再生することができます。
  3. 32MBフラッシュメモリー内蔵で最長約6時間4分の長時間録音

    内蔵された32MBフラッシュメモリーを記録媒体とし、高音質モードで約1時間31分、標準モードで約2時間17分、長時間モードで約6時間4分の連続録音が可能です。また、デジタル録音のため、聞きたい音声ファイルへのアクセスが簡単なボタン操作で瞬時に行えます。
◆W-1各モード録音可能時間◆
高音質(HQ)モード 約1時間31分
標準(SP)モード 約2時間17分
長時間(LP)モード 約6時間4分
  1. 音声と画像を分けて管理する便利な記録フォルダ

    録音した音声は1件ごとに「音声ファイル」として、画像と分けて本機に記録されます。音声ファイルはA、Bと2つのフォルダにそれぞれ最大100件、画像フォルダには250枚の画像データが保存可能です。例えば、音声フォルダの場合、Aフォルダはプライベート用、Bフォルダにはビジネス用といったように使い分けて録音しておくと便利です。

  2. 携帯性と操作性を兼ね備えた特長あるデザイン

    従来の「Voice-Trek」で好評の大型操作ボタンと機能的なボタンレイアウトを継承しながら、撮影するときの持ちやすさ、使いやすさを考慮して、小型・縦長の形状を採用しました。また、ストラップやキャリングケースを同梱し、携帯性の向上も実現しました。本体正面には高級感あるアルミプレートを採用し、メタリックブルーを基調としたシックなカラーリングで、新しさを表現しています。

  3. 音声と画像を同時に管理できる充実したソフトウェア「OLYMPUS Voice Album」を同梱

    音声と画像ファイルを管理・活用するための専用ソフトウェア「OLYMPUS Voice Album」を同梱しております。このソフトウェアを使用することで画像に後から音声コメントを付けて音声アルバムを作成したり、音声ファイルを再生しながら画像をスライド表示させることが可能です。(詳細は下記ご参照下さい。)
OLYMPUS Voice Albumの主な特長
  • 一目でファイルの中身がわかる画像インデックス
  • 画像に音声を貼り付けられる音声アルバム機能
  • 音声付きスライドショー機能
  • パソコンのモニタを見ながら撮影が可能
OLYMPUS Voice Albumの主な特長の詳細
  1. 一目でファイルの中身がわかる画像インデックス

    画像インデックスとは、音声ファイルにリンクされた画像を表示する機能です。本機で録音中に撮影された画像は、Voice Albumに転送すると画像インデックスとして表示され、音声を再生しなくても画像を見れば一目で録音内容が把握できます。また、音声ファイルの再生に合わせてリンクされた画像を表示させたり、再生しながら画像インデックスを好きな位置に変更することも可能です。リンク画像により重要な場所を簡単に検索できるので長時間録音の際に大変便利です。
OLYMPUS Voice Album
※写真ははめ込み画像です。Voice-Trek W-1で撮影したデータとは異なります。
  1. 画像に音声を貼り付けられる音声アルバム機能

    音声アルバムとは、撮影した画像に後から音声を録音して編集する機能です。会議、インタビュー、レポート作成等ビジネスシーンでの活用の他、旅行、子供の成長記録、お稽古ごとなど、プライベートなシーンでも幅広く楽しんで使うことができます。JPEGとBMP形式の画像ファイルをサポートしていますので、お手持ちのデジタルカメラ等で撮影した写真に音声コメントを追加して保存することもできます。

  2. 音声付きスライドショー機能

    スライドショーとは、画像を自動的に切り替えながら音声を再生する機能です。Voice Albumのスライドショー機能を利用すると、バックグランドで音声を再生しながらスライドショーが楽しめます。スライド再生中は、マウス操作でも画面を切り替えることができます。WAVE形式の音楽ファイルに合わせて、好みの画像を組み込むことも可能なので、プレゼンテーションや誕生パーティー、各種イベントなど様々なシーンで活躍します。

  3. パソコンのモニターを見ながら撮影が可能

    本機には撮影した画像を表示する機能はありませんが、パソコンとUSB接続することで、ファインダーに映し出された画像をパソコンのディスプレー上に表示出来ます。パソコンに表示される画像は、約1秒毎に更新され、気に入った画像のみを選択して保存することが可能です。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
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  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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