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2003年 3月11日
更新日:2003年10月28日
世界初、4.0メガピクセルCCDと
光学10倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」新発売
~さらなるボディの小型化で、活用機会が拡大~
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」 正面 背面
前面 背面
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」
オリンパス光学工業株式会社 ( 社長:菊川 剛 ) は、新開発の光学10倍ズームレンズを搭載した 4.0 メガピクセルのデジタルカメラ「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」を2003年 6月19日から発売します。
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」は、小さいお子様やスポーツ観戦等の撮影機会が多いユーザー層に人気の「CAMEDIA ウルトラズームシリーズ」の最新機種です。簡単操作で光学10倍の超望遠撮影ができる特長はそのままに、さらなる高画質を実現しました。光学10倍ズームレンズ搭載モデルとしては最高画素の 4.0 メガピクセル CCD を採用しながら、新開発のレンズおよび独自の高品位画像処理技術を搭載。ウルトラズームシリーズにおける最高画質を実現しました。
また、ボディの高密度化により、光学10倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラにおいて世界最小のコンパクトボディを実現(2003年 2月時点・当社調べ)。従来のウルトラズームシリーズと比べて約30%の体積減に成功し、さらに持ち歩きやすいサイズにしています。
また、最長 56分 の「動画撮影」や、最短 3cm までの近接撮影が可能な「スーパーマクロ機能」など撮影機能も向上。デジタルカメラ1台で超望遠から超近接の高画質な静止画撮影と、より使い勝手のよい動画撮影を可能にしました。
256MB の xDピクチャーカード使用時
さらにコンバージョンレンズや防水プロテクタなどの各種アクセサリを新たに用意しましたので、撮影シーンがさらに広がりました。
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」は手軽に超望遠撮影を楽しみたい方から、ウルトラズームシリーズにおいて作画を楽しみたい方まで、幅広いユーザに適したデジタルカメラです。
発売の概要
製品名 メーカー希望
小売価格(税別)
発売日
デジタルカメラ:
「CAMEDIA C-750 Ultra Zoom」
75,000 円 2003年 6月19日
主な特長
  • 光学10倍ズームレンズ搭載モデルに、世界で初めて 4.0 メガピクセルの高画素 CCD を採用
  • 光学10倍ズーム搭載モデルで世界最小のコンパクトボディを実現
  • 最長56分 の長時間撮影と「早送り再生機能」など新機能の追加で、動画機能が充実
  • 各種アクセサリによる撮影領域の拡大
  • こだわりのボディデザインと操作感
256MB の xDピクチャーカード使用時
開発の背景
当社は長年の研究成果による優れたレンズ設計技術により、小型化と手ごろな価格設定が難しいウルトラズームコンパクトデジタルカメラを最初に開発し、市場に投入してきました。2001年発売の「C-700 Ultra Zoom」をはじめ、2002年には「C-720 Ultra Zoom」と「C-730 Ultra Zoom」を発売。手軽に高画質な超望遠撮影ができることが評価され、「ウルトラズーム=オリンパス」という確固たるポジションを確立しました。
当社は1996年のコンシューマー向けデジタルカメラ発売以来、「高画質」を基本コンセプトに製品開発をしてきました。今回はウルトラズームシリーズにおいてもさらなる高画質を目指し、「C-750 Ultra Zoom」は 4.0 メガピクセルの CCD と新開発の光学10倍ズームレンズにより、ウルトラズームシリーズにおける最高画質を達成しています。
また、ウルトラズームシリーズのユーザーは小さいお子様をお持ちのファミリー層が多く、いつでも持ち歩きたい、外出時の荷物を減らしたい、などの理由から、ボディの小型化が望まれていました。この要望に応えるため、レンズとデザインの見直しを図り、従来モデルの体積比約30%減の小型化に成功し、より多くの場面で持ち歩いていただくことを可能にしました。
当社は、「C-750 Ultra Zoom」を導入することにより、ウルトラズームシリーズのラインアップを充実させ、今後も市場をリードしていきます。
主な特長の詳細
1. 新開発光学10倍ズームレンズおよび 4.0 メガピクセルの高画素 CCD により、超望遠・高画質を実現
CAMEDIA ウルトラズームシリーズで定評のある高画素 CCD と高倍率ズームレンズの組み合わせを継承し、「C-750 Ultra Zoom」においては、デジタルカメラで世界初となる光学10倍ズームモデルで 4.0 メガピクセルの高画質を実現しました。レジャーやスポーツ観戦などのシーンで、より高画質で迫力のある望遠撮影をお楽しみいただけます。
  新設計の 7群11枚のレンズには、一眼レフカメラ用高級望遠レンズなどに使用されている ED レンズをはじめ、2枚の非球面レンズ、高屈折率レンズ、低分散レンズ、マルチコーティングなどを惜しみなく採用しています。新開発のレンズ構成により、ズーム倍率が高倍率になったり、焦点距離が長くなることで発生する解像力の低下や収差を改善し、さらなる高画質を実現しています。
  また、「TruePic処理」をはじめとした高品位画像処理技術の搭載により、クラス最高画質を実現しています。当社コンパクトデジタルカメラの最高峰である「CAMEDIA C-5050ZOOM」に搭載している「プロパーカラーガンマテクノロジー」と「アドバンストノイズフィルター」により、忠実な色再現とノイズが少なく且つより解像感のある画像を実現しました。その他、夜景撮影時特有のノイズを除去するノイズリダクション機能や、シャッタースピードとフラッシュの調光、ISO 感度のバランスを最適化させて手ブレを軽減するアンチバイブレーションプログラムなども搭載し、さらなる高画質を追求しています。
2.光学10倍ズーム搭載モデルで世界最小のコンパクトスリムボディを実現
  基板の枚数の削減などによりボディの高密度化に成功し、従来のウルトラズームシリーズと比較して約30%の体積減、幅 107.5mm ×高さ 66mm ×厚さ 68mm のボディサイズを実現しています。ウルトラズームのデジタルカメラとしては小型、薄型ボディで、持ち歩きに便利なサイズとなっています。
3.動画機能の向上により、デジタルカメラの楽しみを拡大
  「CAMEDIA C-730 Ultra Zoom」より採用しているブロードモーションストリーミング技術により、記録メディアのメモリ容量をフルに活用した、最長56分の動画撮影が可能です(256MB の xDピクチャーカード使用時)。また、マイクとスピーカーを内蔵していますので、撮ったその場で音声付動画を楽しむことができます。さらに、「早送り再生機能」「逆転再生機能」を追加し、動画の使い勝手を向上させているので、ビデオカメラを持たずに静止画と動画の両方をお楽しみいただくことも可能です。
4.各種アクセサリによる撮影領域の拡大
  ワイド 0.7倍、テレ 1.7倍の新規コンバージョンレンズに対応し、ワイドコンバージョンレンズを装着した状態で焦点距離 27mm ( 35mm フィルム換算 ) での撮影が可能です。また、テレコンバージョンレンズ使用時には、光学10倍時の 380mm が 646mm となり、デジタルズーム併用時には、さらに 2584mm ( 通常は 1520mm ) の撮影が可能となり、コンパクトなサイズながら驚くべき撮影領域を達成しています。
  また、ホットシューにオリンパスデジタルカメラ専用外部フラッシュ「FL-20」(別売)を取付られるので、より本格的なフラッシュ撮影をお楽しみいただけます。
  さらに、ウルトラズームのデジタルカメラとしては初めて、40m 防水を実現する防水プロテクタ「PT-018」(別売)を導入するなど、幅広い撮影用途に対応できる拡張性を強化しています。
4.こだわりのボディデザインと操作感
  ボディの素材には前面、背面をはじめ、レンズカザリ部にもアルミ素材を採用することで高級感を演出。ボディ背面のアルミ外装には、ヘアライン処理を施すことで長く大切に使っていただけるような質感に仕上げました。
  また、従来のウルトラズームシリーズと比較して大幅に小型、薄型化をしながらも、持った瞬間に手にフィットするホールド感は継承しています。グリップをした時に右手親指が届く範囲に操作系を配置するなど、操作性の良さを失うことなく、カメラとしての使いやすさを徹底的に追求しました。さらに、液晶モニタボタンの反応速度を向上させるなど、操作感にもこだわり設計しています。
充実した撮影機能
「スーパーマクロ機能」を搭載
最短 3cm までの近接撮影が可能な「スーパーマクロ機能」を搭載しています。望遠からマクロまで様々なシーンや被写体に適した撮影を1台で手軽に行うことが出来ます。
ヒストグラム表示を採用
  被写体と露出の関係を視覚的に表現するヒストグラム(輝度成分グラフ)を、撮影時と再生時の両方で表示できます。液晶モニタ上で客観データとして露出を確認することで、より厳密な露出コントロールが可能となり、撮影者の露出意図を確実に再現することや CCD のダイナミックレンジをフルに生かした撮影が出来ます。
充実したシーンプログラムとマイモード機能
  フルオート、絞り優先・シャッター優先・マニュアルなどの撮影モードに加え、手軽に撮影シーンに合った最適な撮影が出来る 6種類のシーンプログラム(ポートレート、スポーツ、記念写真、風景、夜景、セルフポートレート)を搭載しています。また、自分だけの細かな撮影条件の設定を登録できる「マイモード機能」を 4種類登録することができ、自分だけのこだわりの撮影モードにいつでも瞬時に切り替えることが可能です。
多彩なホワイトバランス
  肌の色などを忠実に再現する iESPII オートホワイトバランス機能、ワンタッチホワイトバランスに加え、晴天/曇天/電球/蛍光灯 3種類(昼光色・昼白色・白色)の設定が行えるプリセットホワイトバランスを装備しています。
iESP:Intelligent Electro Selective Pattern
オートフォーカスエリア選択
  カメラを三脚で固定した際に、被写体がファインダの中心よりも低い時などに活用します。AF ターゲットマークをファインダの中央焦点部より上下左右とも 2段階移動できるため、ユーザーがピントを合わせたい位置を選択でき、よりクリエイティブな撮影を行うことが出来ます。
簡単に楽しめるデジタルならではの編集機能を搭載
  パソコンを使わずにカメラ上の簡単な操作だけで、基本的な静止画編集が可能。オリジナルの画像は残したまま新たに編集した画像を保存しますので、安心してご使用いただけます。
リサイズ機能
画像をメールに添付して送る場合など容量を小さくしたいときに、カメラ上の簡単な操作だけで小さなサイズに変更できます。
トリミング機能
カメラ上の簡単な操作だけで、撮影した画像を好みの画角にトリミングすることができます。
オールインワンパッケージ
  画像の編集・保存に必要なアイテムをすべて同梱していますので、初心者の方でもすぐにデジタル画像を活用することができます。
別売関連商品
コンバージョンレンズ
コンバージョンレンズアダプタ「CLA-4」(希望小売価格:2,000円)を使って、オリンパスデジタルカメラ専用コンバージョンレンズ類ワイド「WCON-07」(希望小売価格:19,000円)、マクロ「MCON-40」(希望小売価格:11,000円)、テレ「TCON-17」(希望小売価格:15,000円)と組み合せてお使いいただけます。よりいっそう撮影領域が広がり、撮影の楽しさを実感できます。
外部フラッシュ
  カメラ本体上部にホットシューを装備。オリンパスデジタルカメラ専用外部フラッシュ「FL-20」(希望小売価格:15,000円)をセットすれば、さらに創造的なフラッシュ撮影を完全な TTL オートで行うことが出来ます。
便利なリモコン「RM-1」
  カメラから離れたところからのズーム操作や再生時での画面切り替えなどができる多機能リモコン「RM-1」(希望小売価格:3,000円)が使用可能です。
防水プロテクタ
  防水プロテクタ「PT-018」(2003年6月下旬発売予定、希望小売価格:25,000円)を使用すれば、ウルトラズーム搭載機としては初めて、水深 40m までの本格的なダイビングでも安心して撮影が行えます。
「PT-018」は「C-740 Ultra Zoom」および「C-750 Ultra Zoom」専用です。
カメラケース、ネックストラップ
  各種カメラケースおよびネックストラップをご用意しました。
<カメラケース>

CSCH-13
(本革セミハードケース)
メーカー希望小売価格:6,000円
CSCH-14
(ソフトケース)
メーカー希望小売価格:3,200円
  <スポーツネックストラップ>
ショックアブソーバー機構搭載により、運動会など動きながらの撮影に最適です。
CNS-02SV
(シルバー)
メーカー希望小売価格:3,200円
CNS-02BL
(ブルー)
メーカー希望小売価格:3,200円
CNS-02BK
(ブラック)
メーカー希望小売価格:3,200円
「xDピクチャーカード」
  同梱の 16 MB の「xDピクチャーカード」に加え、記録容量別に、32 MB、64 MB、128 MB、256 MB の製品をご用意しています。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
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