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2003年12月 3日
参考資料
ツインスキャンシステムのイメージ図
1つのレーザで標本のスキャンをしながら画像を得るのと同時に、もう1つ全く別のレーザを標本に刺激を与える目的で照射することで、従来不可能であった細胞への光刺激と画像の取得が同時に行えるようになりました。 ツインスキャンシステムのイメージ図
グレーティング分光のイメージ図
光を波長別に分けることを分光といいます。グレーティング分光することによって、プリズム分光法に比べ下記のイメージ図のように光を均等で広い範囲の波長に分けることができます。(単位はnm)
グレーティング分光のイメージ図01 グレーティング分光のイメージ図02
ブリーチングの渦巻きレーザのイメージ図
ブリーチング用の円を描くような渦巻きスキャンを採用したことにより、通常のX-Y方向の往復スキャンと比べ、早く効率的に、またブリーチング領域と非ブリーチング領域の境目の時間差をぎりぎりまで少なくすることが出来るようになりました。
ブリーチングの渦巻きレーザのイメージ図
ケージド試薬のイメージ図
ケージド試薬とはその名の通り、籠の中に入れられた物質のことです。この籠は、UVを照射しないかぎり開けることができません。生物学者の間にはすぐに働き出してしまう分子を不活性なかたちで細胞に導入したいという要望がありました。そこで、籠にしまった状態で細胞の中に導入する方法が考え出されました。これがケージド試薬です。この籠はUV光を照射するとすぐに外れて、しまってあった分子が働き出します。ケージド試薬によって、生物学者は細胞内で起こる反応の、時間と場所をコントロールできるようになりました。
ケージド試薬のイメージ図
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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