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2004年 2月16日
参考資料
TruePic TURBO 「画質」と「処理スピード」を向上させた新開発の画像処理エンジン
  「TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)」について
デジタルカメラの画質や性能は、「レンズ」「撮像素子」「画像処理エンジン」の3つの要素で決まります。当社は、その1つの " デジタルカメラの心臓部 " とも言える「画像処理エンジン」として、新たに「TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)」を開発し、画質の一層の向上と処理スピードの向上を実現しました。
「TruePic TURBO」が可能にした2つの特長
1.  「画質」の向上
  以下の3つのテクノロジーの開発により、高品位な画像を得るために不可欠な「忠実な色再現」、「ノイズの軽減」、「解像感の向上」を実現する技術を統合した新開発の画像処理エンジンで、「画質」を大幅に向上させました。
  プロパーカラーガンマテクノロジII
    カラーフィルターを透過して得られるCCD原信号に対して、従来一律に処理を施していたガンマ処理プロセスを、色信号成分と輝度信号成分それぞれの信号に分け、それぞれの信号に対して別々に適正な演算処理プロセスを施す技術によって、色の階調特性を大幅に向上させ、被写体本来の色に忠実な「色再現」を可能にしました。
  アドバンストノイズフィルタテクノロジII
    従来区別が難しかった映像信号の純粋な映像信号成分とノイズ成分とを的確に識別する技術によって、高解像度レンズから取り込んだCCD映像信号成分のシャープネスを保ちながら、ノイズ成分のみを低減することで、画像の輪郭をシャープに描写することを可能にしました。
  アドバンストSFフィルタテクノロジー
    当社独自の映像信号解析技術ノウハウの蓄積によって実現した、空間周波数を最適化する高度なフィルタリング処理を行う技術により、解像感の高い画像出力を可能にしました。
サンプル画像 従来の画像処理エンジンによる画像 「TruePic TURBO」による画像
サンプル画像 従来の画像処理エンジンによる画像 「TruePic TURBO」による画像
 
  (サンプル画像の青枠部分を拡大)
2.  「処理」スピードの向上
  デジタルカメラの高画素化に伴い、高容量化する画像ファイルの処理に対応した、画像処理プロセスのスピードアップはもちろんのこと、より快適なカメラの操作性を実現するために、画像処理エンジン内部の演算処理装置とハードウエアの高度なインテグレーションによって、無駄な処理を徹底的に排除し、起動時のシステムチェックをはじめとしたカメラ内のプロセスを高速化することに成功しました。これにより、起動処理、レリーズタイムラグ、記録、再生、連写等の処理スピードの大幅な向上を実現し、カメラをより快適に操作していただけるようになりました。
「TruePic TURBO」搭載機種名
CAMEDIA C-8080 Wide Zoom, μ-30 DIGITAL, CAMEDIA C-770 Ultra Zoom, CAMEDIA C-760 Ultra Zoom
「TruePic TURBO」の名称、ロゴマークについて TruePic TURBO
「TruePic TURBO」は、オリンパスのこだわりである「高画質」と、感動の一瞬を捉えるために必要な「スピード」の双方の向上を実現した新しい画像処理エンジンの名称です。当社はコンシューマー向けデジタルカメラを開発して以来、常に「高画質」を基本コンセプトとしており、「高画質」の定義を " 見たままのシャープでクリアな画質 " としています。そして、" 見たまま " を「True」に、また " スピード " を「TURBO」という言葉に託し、この新しい画像処理エンジンを「TruePic TURBO」と名づけました。
また、ロゴマークでは、「TruePic TURBO」が持つ「高速」という特長および、「新開発」であることをそれぞれ " 輝き " " 光 " のモチーフで表現しています。さらに、デザイン全体に " 躍動感 " をプラスすることで、「TruePic TURBO」が可能にするデジタル写真のさらなる " 楽しさ " を表現しています。
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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