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2004年 5月11日
オリンパス主催 デジタルフォト写真展
「A Day In The Life of Africa」
(100人の写真家がみたアフリカの一日)
- 5月25日(火)から熊本県立美術館にて追加開催 -
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、当社が撮影機材提供とサポートで全面協力した史上最大規模の世界的撮影イベント「A Day In The Life of Africa」の写真展を2004年5月25日(火)~5月30日(日)まで熊本県立美術館(熊本県熊本市)にて開催いたします。
A Day In The Life of Africaとは
「A Day In The Life of Africa」は世界26カ国の著名フォトジャーナリスト約100人がアフリカ大陸の53カ国に分散し、アフリカ大陸全域のある1日の様子をそれぞれカメラに収めた一大プロジェクトです。参加者にはピュリツァー賞を受賞したラリー・プライス氏やデビッド・タンリー氏を初め、マグナムやグループVIIといった有名フォトエージェンシーのメンバーも数多く含まれます。また、日本人としては五十嵐 太ニ氏、村上 佳子氏が参加しました。撮影は2002年2月28日に行われ、オリンパスが提供したデジタル一眼レフカメラとポータブル昇華型プリンタが使用されました。
写真展について
今回オリンパスが開催する写真展「A Day In The Life of Africa」は、この日に撮影された写真の中から選りすぐりの作品約250点を展示するもので、今回のように、世界の著名フォトジャーナリストのデジタルカメラによる作品を一挙に集めた写真展は前例がありません。数多くのフォトグラファーの映し出す作品自体の美しさ、また圧倒的な多様性と驚異的なコントラストに包まれたアフリカの大地の力強さを見ることができる貴重な写真展といえます。
今回は更に、五十嵐 太二氏が今年1月に決行したアフリカ取材の未公開作品(レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「OLYMPUS E-1」にて撮影)も同時に展示いたします。
これまでの開催実績
この写真展は日本とアフリカの更なる交流を願い制定された「アフリカ年 2003」を機に開催が決定いたしました。2003年6月の東京・恵比寿を皮切りに、8月に神戸、11月にソウル、2004年2月に釜山で写真展を主催し、大変御好評をいただきました。9月には、日本政府、国連、NGOが主体となる第3回アフリカ開発会議(TICAD3)が開催され、会場内でもこれらの写真を公開し、写真集を贈呈しました。10月にはUNDP(国連開発計画)と共催してニューヨークの国連本部においても、貧困撲滅デーのイベントとして写真展を開催しております。この度は、(財)日本ユニセフ協会熊本県支部からの誘致を頂き、この感動を九州地区の皆様にもご享受していただくために、熊本市での追加の写真展開催が決定いたしました。
オリンパスでは、1996年にコンシューマー向けデジタルカメラ市場に参入して以来、常にお客様に高画質な画像を提供するために開発に取り組んできました。昨秋には、デジタルカメラの特性を最大限に生かしたレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「OLYMPUS E-1」を発売するなど、今後のデジタル画像の世界へ新たな挑戦を続けています。当社は今回の写真展を通して、躍動的な写真がアフリカの希望を伝えるとともに、現実に起こるエイズ等の諸問題を、世界の皆さんに考えて頂くきっかけになればと考えています。
開催概要
会期: 2004年5月25日(火) ~ 5月30日(日)
メイン会場: 熊本県立美術館分館4階 展示室3
〒860-0001 熊本市千葉城町2-18
TEL:096-351-8411
開館時間: 月曜~金曜 9:30~18:30 (入場18:00まで)
土曜・日曜 9:30~17:00 (入場16:30まで)
第2会場: 鶴屋百貨店本館1階サテライトスタジオ広場
本館3・4・5・6階中央エスカレーターサイド
〒860-8586 熊本市手取本町6番1号
TEL:096-356-2111
営業時間: 10:00~19:00(会期中無休)
入場料: 無料
主催: オリンパス株式会社, (財)日本ユニセフ協会熊本県支部, 熊本日日新聞社
協賛: 鶴屋百貨店
後援: (社)日本写真家協会, (社)日本写真協会 他
オリンパスの協力
オリンパスはこのプロジェクトにプレミアムスポンサーとして協賛しています。撮影用機材として、参加全写真家に対して、デジタル一眼レフカメラ「CAMEDIA E-20」に、リチウムポリマー電池セット「B-32LPS」、ワイドエクステンションレンズプロ「WCON-08B」、テレエクステンションレンズプロ「TCON-14B」を加えた「E-20システム」、及び、その場で写真を確認するためのポータブル昇華型プリンタ「CAMEDIA P-200」を寄贈しました。プロジェクト本部には編集のために昇華型プリンタ「CAMEDIA P-400」を寄贈しました。
また、より良い撮影が行えるよう、参加プロに対して、ニューヨークとパリで機材に関するトレーニングセッションを開催しました。また、2月22日から3月5日までの間は、テクニカルサポートとしてパリに24時間のオリンパスサポートセンターを設立し、更にオリンパススタッフをアフリカに派遣するなど、撮影からプリントまでのトータルソリューションを提供し、プロジェクトの遂行を全面的に支援しました。
収益の寄付
東京都写真美術館で行われた写真展による収益は33,000ドルにのぼり、昨年10月の国連展示会でのオープニングにおいて、ナーネ・アナン事務総長夫人、イブラヒム・ガンバリ事務次長兼アフリカ担当特別顧問、シャシ・タルーア広報局担当事務次長等の出席のもと、代表取締役会長 岸本正壽より、ミレニアム開発目標に寄付いたしました。
2000年、国連ミレニアム・サミットで採択された15ヵ年計画。世界の貧困と飢餓の撲滅、初等教育の達成、男女平和、エイズ撲滅など8つの目標を掲げた運動を展開するもので2003年度が初年度にあたります。
WEBギャラリー新規オープンのお知らせ
「A Day In The Life of Africa」の写真をご紹介するために、スライドショー(BGM付き)を中心に構成されたWEBギャラリー(URL:http://www.olympus.co.jp/jp/event/DITLA) を、4月1日よりオープンしております。今後、英語版も提供する予定です。
写真集の販売
当社では写真集「A Day In The Life of Africa」も併せて販売しております。この写真集は、子供を含めHIV陽性のアフリカ人男女の数が2,500万人を超え、現在も1分間に2人の割合で感染者が増えているという、アフリカ大陸の危機的状況に対して問題意識を高めることを主な目的とし、企画されました。この出版で得られた利益は全額、アフリカのエイズ教育プログラム設立資金に充てられます。写真集は、英語、仏語、独語に翻訳され、世界の各地で発売されています。日本では、当社のWEBサイトから、日本語抄訳付きで、英語版が購入できます。
関連リンク
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