本文の始まりです


2004年 9月14日
デジタルカメラで撮影した画像を撮影日ごとに自動的に整理
データベース機能やインターネットサービスも加わった画像編集・管理ソフト
「OLYMPUS Master(オリンパスマスター)」新発売
「OLYMPUS Master」のカレンダービュー機能
「OLYMPUS Master」のカレンダービュー機能
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、デジタルカメラで撮影した画像をパソコン上で整理、編集、活用するためのソフトウェア「OLYMPUS Master」および「OLYMPUS Master Plus」を、2004年11月中旬から発売します。
「OLYMPUS Master」は、従来の「CAMEDIA Master」に替わり、オリンパスのデジタルカメラで撮影した画像を、より多彩に楽しんでいただけるソフトウエアです。
デジタルカメラからパソコンに取り込んだ画像を、撮影した日付によって自動的に整理し、パソコンのモニタ上にカレンダー形式で表示するカレンダービュー機能や、画像にキーワードをつけてジャンルごとに分類したり検索できるデータベース機能を搭載し、画像管理ソフトとしての検索性を大幅に向上しています。また、デジタルカメラのファームウェアのアップデートや、オリンパス主催の撮影セミナーやフォトコンテスト情報など、撮影後の楽しみ方をサポートする豊富なコンテンツおよびサービスを、ソフト上から提供するオンラインサービスを充実させました。その他、プリント機能や編集機能の拡張、メールでの画像送信機能やスライドショーの作成機能を追加するなど、初心者から上級者まで、簡単且つ多彩にデジタル画像を楽しめる機能を多数搭載しています。
「OLYMPUS Master」は、単品での販売の他、今後発売予定の当社のデジタルカメラ各機種にも同梱する予定です。高機能版である「OLYMPUS Master Plus」は、CD/DVDへ画像を書き込める他、ビデオCDの作成機能、動画の編集機能などを搭載し、より多彩にデジタルカメラで撮影した画像をお楽しみいただけます。なお、「OLYMPUS Master」は、「OLYMPUS Master Plus」へのアップグレード(有料)も可能です。
発売の概要
製品名 メーカー希望小売価格(税別) 発売日
画像編集・管理ソフトウェア:
「OLYMPUS Master」
2,500円(税込2,625円) 2004年11月中旬
画像編集・管理ソフトウェア:
「OLYMPUS Master Plus」
5,000円(税込5,250円)
開発の背景
デジタルカメラで撮影した画像は、データとして気軽に保存できるという特性から、大量の画像が整理されずにパソコン内に保存されたままとなる傾向があります。そのため、多くのデジタルカメラユーザーにとって、見たい画像をすぐに探すことが出来なかったり、デジタル画像ならではの編集やプリントなどを充分に楽しめていないのが現状です。
そこでオリンパスでは、ユーザーが面倒な操作をすることなく、パソコンに保存した大量のデジタルカメラの画像を管理できる機能を提供したいという考えの下、「OLYMPUS Master」の開発を進めました。そして、写真は人間の感覚として、撮影日やイベントごとに記憶されていることが多いことから、取り込んだ画像を自動的に撮影日ごとに管理でき、カレンダー形式で画像を表示できるカレンダービュー機能と、取り込んだ画像にキーワードを付けることで、キーワードごとに検索ができる検索機能を搭載しました。また、従来の「CAMEDIA Master」から、各種の編集・プリント機能もより充実させ、デジタルカメラで撮影した画像をより多彩に楽しんでいただけるようにしました。
さらに「OLYMPUS Master」は、今後発売するオリンパスのデジタルカメラにも同梱することで、より多くの当社デジタルカメラユーザーにデジタルカメラの撮影はもちろんのこと、撮影後の管理、編集まで楽しんでいただきたいと考えています。
主な特長(「OLYMPUS Master」 / 「OLYMPUS Master Plus」 共通)
1. 画像データを取り込むだけで、カレンダー形式で画像を整理
デジタルカメラで撮影した画像を「OLYMPUS Master」を使ってパソコンに取り込むだけで、撮影日ごとに自動的に画像を整理します。整理された画像は、パソコンにカレンダー形式(年/月/日単位)でサムネイルとして表示することができます。選択した画像には、それぞれコメントをつけることも可能で、各画像のプレビューの際、コメントと一緒に閲覧できます。
2. 画像にキーワードをつけて保存、管理できるデータベースを搭載
取り込んだ画像にキーワードをつけて保存することができ、そのキーワードにもとづいた画像のジャンル分けと検索が可能となりました。これにより、パソコンに保存してある大量の画像の管理と検索が容易になり、必要な画像を瞬時に取り出すことができます。
3. インターネットによるサービスの提供
インターネットを通じたオンラインサービスを充実させました。「OLYMPUS Master」の右側に表示されるバナーをクリックすれば、デジタルカメラの楽しみ方をサポートする撮影セミナーやフォトコンテスト、カスタマーサポートサービスなど、当社の豊富なオンラインコンテンツに簡単にアクセスしていただくことが可能となります。また、「OLYMPUS Master」の上部に表示されるメニューバー上のオンラインサービスメニューからデジタルカメラのファームウェア(デジタルカメラを動かすために必要なカメラ内にあるプログラムソフト)やソフトウェアのアップデートが簡単に行えます。
その他の基本機能(「OLYMPUS Master」 / 「OLYMPUS Master Plus」 共通)
豊富な画像編集機能
画像を適正な色やコントラストに自動調整できるワンタッチ補正、セピアやモノクロをはじめ、トーンカーブ修正や歪み補正など、多彩な編集が可能です。また、複数の画像をマニュアル操作で重ね合わせ、1つの画像を作成できるパノラマ合成も可能です。
豊富なプリント機能
通常のフォトプリントの他、インデックス、カレンダー、ポストカードなど、多彩なプリントが可能です。
RAW現像
カメラ側で撮影データを全く加工しないRAWデータを、好みの画像設定をしながら現像することができます。1枚ずつの現像の他、複数の画像を一括して現像することも可能です。ヒストグラム(輝度分布図)を表示しながら、現像することも可能です。
「OLYMPUS Master Plus」のみの機能
CD/DVDへの書込み、およびビデオCDの作成が可能
デジタルカメラで撮影した画像および、「OLYMPUS Master」で編集した画像を、静止画/動画ともに CD-R/RW、DVD±R/RWへ書き込むことが可能です。(別ソフト「ImageMixer VCD/DVD2 for OLYMPUS」が自動的に起動します。)また、画像と音楽や各種素材などを組み合わせたビデオCDを作成することも可能です。ビデオCDの再生に対応したDVDプレーヤーなどで再生できるので、作成したビデオCDをテレビモニタで見ることも可能です。
より豊富なプリント機能
指定用紙内の好みの場所に好みの大きさで画像を配置し、テンプレートから選択した背景やイラストと併せてプリントできるフリーレイアウトのアルバム印刷が可能です。テンプレートは専用サイトからダウンロードもできるので、随時、最新のテンプレートを使ったプリントが楽しめます。また、作成した作品・イメージの保存も可能です。
デジタルカメラで撮影した動画の編集が可能
デジタルカメラで撮影した動画(QuickTime Motion JPEG 形式)の編集が可能です。縦位置で撮影した動画を横位置に回転できる他、動画の一部を静止画として切り出したり、動画の不要な部分を削除することが可能です。また、動画をセピア・モノクロに編集できる他、ワンタッチ補正などのフィルタ機能も搭載しています。さらに、編集の際、外部の動画編集アプリケーションを起動し、より多彩な動画編集をすることも可能です。
デジタルならではの楽しみ方をサポート
HTML形式のアルバム作成機能の他、お気に入りの画像を壁紙に登録する機能、スライドショーをムービーやスクリーンセーバにする機能など、デジタル画像ならではの楽しみ方をサポートする機能を搭載しています。
動作環境(「OLYMPUS Master」 / 「OLYMPUS Master Plus」 共通)
動作条件
Windows
OS Windows 98SE / Me / 2000 / XP
CPU Pentium III 500MHz以上
RAM 128MB以上(256MB以上を推奨)
HD容量 300MB以上
コネクタ USBポート
モニタ 1024×768ドット以上、65,536色以上
* Windows XPはWindows XP Professional / Home Editionに対応しています。
* Windows 2000はWindows 2000 Professionalにのみ対応しています。
Macintosh
OS Mac OS X 10.2以降
CPU Power PC G3 500MHz以上
RAM 128MB以上(256MB以上を推奨)
HD容量 300MB以上
コネクタ USBポート
モニタ 1024×768ドット以上、32,000色以上
対応ファイルフォーマット
種類 フォーマット 備考
画像 Exif-JPEG 表示 / 保存
Exif-TIFF 表示 / 保存
JFIF-JPEG 表示 / 保存
TIFF 表示 / 保存、非圧縮形式のみ
Bitmap 表示 / 保存、Windows版のみ
PICT 表示 / 保存、Macintosh版のみ
RAW data 表示、弊社製RAWフォーマットのみ
PNG 表示
PSD 表示
動画 QuickTime movie 再生 / 作成
AVI 再生
MPEG1 再生
MPEG4 表示、外部アプリケーションで再生
サウンド Wave 再生 / 録音
MP3 再生
MIDI 再生
DSS 再生、弊社製ボイスレコーダ記録フォーマット
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです