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2007年10月17日

11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AF搭載※1
最高水準の高速性能・高画質・機動性・信頼性を実現

レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「E-3」を発売

「E-3」「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」装着時 「E-3」(背面)

「E-3」
「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」装着時

「E-3」(背面)

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)は、「オリンパスE-システム」のラインアップ最上位機種として、プロユーザーやハイアマチュアを対象としたレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「E-3」を2007年11月23日から発売します。

主な特長

  1. 11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AF※1、秒5コマの高速連写、1/8000秒の高速シャッターの搭載による高速性能
  2. 最大5EVステップの補正効果※2を実現したボディー内手ぶれ補正機構と、さらに進化した約1010万画素ハイスピードLive MOSセンサー/画像処理エンジン「TruePicIII」の搭載による超高画質
  3. タテヨコ自在に回転する2軸可動式ハイパークリスタル液晶モニターにより、撮影領域を大幅に拡げるフリー・アングル・ライブビュー機能
  4. 視野率100%・ファインダー倍率1.15倍の大型光学ファインダー、確実なゴミ除去を可能としたダストリダクションシステム、過酷な使用条件に耐える防塵防滴マグネシウム合金ボディー、15万回の作動をクリアした※2シャッターの採用による高い信頼性

「E-3」は、写真愛好家の厳しい要求仕様を満たし、過酷な使用環境にも耐えうるべく、高画質、機動性、信頼性を徹底的に追及した当社ラインアップの最上位に位置するデジタル一眼レフカメラです。新開発の11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速のAF※1や秒5コマの高速連写、1/8000秒の高速シャッターなど、性能面で大幅な向上を果たしています。

「E-510」でその性能が実証されたボディー内手ぶれ補正機構をさらに進化させ、最大5EVステップの補正効果※2を実現。高速連写を可能とする高速読み出し技術の搭載や、より広くなったダイナミックレンジなど、さらに進化した約1010万画素ハイスピードLiveMOSセンサーと、画像処理エンジンTruePicIIIの搭載で、最高水準の高画質撮影を実現しました。

背面液晶モニターを見ながらフレーミングできる“ライブビュー機能”は、2軸可動式液晶モニターを採用することでタテ位置撮影にも対応。さまざまなアングルからの撮影をより容易にしました。

光学ファインダーは、視野率100%・倍率1.15倍の大型化により、撮影者に明るく快適な「見え」を提供します。また、撮像センサーに付着したゴミを確実に払い落とすダストリダクションシステム、軽量かつ堅固なマグネシウム合金を採用して各所にシーリングを施した防塵・防滴ボディー、15万回の作動をクリアした※2シャッターの採用と相まって、高い信頼性を確保しています。

※1  2007年10月17日現在発売済みのデジタル一眼レフカメラにおいて。E-3にZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDレンズを装着した場合のテレ端(35mm判換算120mm相当)において、当社測定条件による。
※2  当社試験条件による

発売の概要

カテゴリー 製品名 希望小売価格 発売予定日
デジタル一眼レフカメラ 「OLYMPUS E-3ボディー」 オープン価格 2007年11月23日

開発の背景

オリンパスは2003年に「E-1」でデジタル一眼レフカメラ市場に参入しました。以降7機種のカメラボディーを発売し、デジタル専用設計思想、小型・軽量なシステム構成、今やデジタル一眼レフには必須の機能となった「ダストリダクションシステム」をいちはやく搭載し、高い評価を得ています。

2006年のフォトキナでは、『「オリンパスE-システム」は第二章へと歩を進めます。一眼レフカメラがデジタルでさらに進化する革新的な機能の開発とともに、ボディーラインアップの確立と、レンズ、アクセサリーの更なる充実を目指します。今まで撮れなかったシーンを撮れるようにすることを目指して進化し続け、さらに新たな章を切り開いて参ります。』との宣言をご紹介し、「E-1後継機」のコンセプトモックアップを参考出品しました。

その第二章幕開けとして、今春、デジタル一眼レフ入門者をはじめとして、幅広いユーザー層にご満足いただける「E-410」、「E-510」の2機種を発売、「E-1後継機」について開発発表しました。そして、本日発表する「E-3」は、「E-1後継機」として、最高水準の高速性能と高画質、優れた機動性、過酷な使用条件にも耐えられる信頼性を徹底的に追及し、大幅な性能と機能強化を図ったものです。プロユーザーのニーズに応える最上位機として、2007年11月の発売を予定しています。この「E-3」の登場により、デジタル一眼レフ初心者から上級者、プロカメラマンまで、3系列のラインアップが完成します。

オリンパスは今後もデジタルならではの革新的な機能の開発と、レンズ・アクセサリーの更なる充実を図って参ります。

その他の特長

・ 多彩な設定が可能な、仕上がりモード/画質モード
・ 新技術「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」による白とび・黒つぶれを調整する階調オート設定
・ 画質劣化のないRAWデータのロスレス圧縮
・ 高精度な49分割測光システム
・ 高機動性を実現する優れたホールディング性能
・ 瞬時の操作に応える操作系
・ 視認性と操作性に優れたスーパーコントロールパネル
・ ワイヤレスフラッシュ機能搭載内蔵フラッシュ
・ 保存メディアを選べるデュアルスロット

主な特長について

  1. 11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AF※1、秒5コマの高速連写、1/8000秒の高速シャッターの搭載による高速性能

    ・ 11点全点ツインクロスセンサー
    「E-3」に搭載した11点AFセンサーは、全点クロス式で、しかもAF精度を高めるため、縦横それぞれ2ラインのツインクロスセンサーで構成されています。クロス式の採用により、縦・横いずれの被写体パターンも正確に検出でき、被写体に影響されないAFを実現しています。また、各2ラインの位相をずらした構成(千鳥配置)にすることで、AF精度を大幅にアップすると共に、低輝度のAF性能も向上しました。11点のAFポイントの位置は、膨大な写真データから統計的に得た主要被写体の位置に関する分析結果と、プロカメラマンのヒアリングをもとに決定しています。

    このセンサーの採用と、全点同時演算を可能にした専用AFエンジン、および最新のAFアルゴリズムにより、測距スピード、被写体の補足・追従性能が大幅に向上、世界最高速のAFスピード※1を達成しました。加えて、独自の画素加算技術の導入により、-2~19EVの測距輝度範囲を実現、暗いシーンでも高いAF精度を確保しています。
    ※1  2007年10月17日現在発売済みのデジタル一眼レフカメラにおいて。E-3にZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDレンズを装着した場合のテレ端(35mm判換算120mm相当)において、当社測定条件による。
    ・ 秒5コマの高速連写、1/8000秒の高速シャッター
    読み出し速度を高速化したハイスピードLiveMOSセンサーを搭載するとともに、大量のデータ処理を要する箇所には、処理時間を大幅に短縮した画像処理エンジンTruePicIII、手ぶれ補正専用のISエンジン、AFセンサーからのデータを高速処理するAFエンジンの、3つの専用エンジンを搭載して大量のデータを同時に並列処理することにより、高速性能を達成しています。駆動用メカニズムにおいても、高速・高精度なメカニカルシャッター、構成を最適化して伝達ロスを低減することで精度や信頼性を高めたミラー駆動メカニズム、高い剛性をもつカーボン入り樹脂素材を採用したミラーボックスなどにより、高速連写や高速シャッタースピードを実現しました。

    高速連写性能は秒5コマを実現。シャッタースピードは最高1/8000秒、およびXシンクロ1/250秒に対応しました。外部フラッシュ「FL-50R」または「FL-36R」使用時には、1/8000秒のスーパーFP発光にも対応、日中シンクロ撮影時に威力を発揮します。
  2. 最大5EVステップの補正効果※2を実現したボディー内手ぶれ補正機構と、さらに進化した約1010万画素ハイスピードLive MOSセンサー/画像処理エンジン「TruePicIII」の搭載による超高画質

    ・ ボディー内手ぶれ補正機構
    「E-3」は、独自に開発した超音波駆動方式SWD(スーパーソニック・ウェーブ・ドライブ)による撮像センサーシフト式の手ぶれ補正機構を搭載しているので、暗いシーンや望遠撮影でも、手ぶれを抑えた手持ち撮影が可能です。手ぶれを高精度に検知するジャイロセンサーからのぶれ情報をもとに、新開発の手ぶれ制御アルゴリズムが、応答性と制御性に優れた超音波駆動素子で撮像センサーユニットを瞬時かつ正確に移動させることで、最大5EV※2ステップの補正効果を達成しました。
    また、「E-3」の手ぶれ補正はボディー内蔵型なので、マクロ、魚眼から超望遠まで、デジタル専用に設計されたZUIKO DIGITALレンズをはじめとする「フォーサーズシステム規格」に準拠した全てのレンズで、光学性能を損なうことなく手ぶれを補正できます。
    ※2  当社試験条件による
    ・ 約1010万画素ハイスピードLive MOSセンサー/画像処理エンジン「TruePicIII」
    新開発の約1010万画素ハイスピードLive MOSセンサーは、高い解像度、豊かな階調性、自然で鮮やかな色再現で、被写体のディテールを忠実に再現します。実績のあるMOS信号増幅技術をベースに、材料や加工技術を抜本的に改善することでセンサー構造をシンプル化するとともに、フレキシブル基板に一体実装することで、信号のやり取りや配線による抵抗を大幅に低減し、消費電力・発熱・ノイズの少ない撮像ユニットを実現しています。この低消費電力化により、常時ライブビューによる撮影が可能となりました。さらに、今回新たに搭載されたセンサーは、読み出し速度を高速化しており、秒5コマの高速連写に対応しています。

    また、新開発の画像処理エンジン「TruePicIII」は、3つの画像処理技術により、描写力・階調表現力・色再現力を向上させています。

    (1) アドバンストノイズフィルターIIIテクノロジー
    進化したノイズフィルターが、画像情報とノイズを正確に分離し、被写体を忠実に再現しながらノイズを抑えます。
    (2) アドバンストディテールリプロダクションテクノロジー
    エッジを正確に検出し滑らかに再現し、さらに偽色をきれいに除去します。
    (3) アドバンストプロパーガンマIIIテクノロジー
    輝度信号・色差信号を独立して制御するアドバンストプロパーガンマ機能がさらに進化し、淡い色まで忠実に再現します。
  3. タテヨコ自在に回転する2軸可動式ハイパークリスタル液晶モニターにより、撮影領域を大幅に拡げるフリー・アングル・ライブビュー機能

    ライブビューは、背面液晶モニターに映し出された画像を見ながら撮影することができる機能です。液晶モニターには、2.5型23万ドット、上下左右視野角176度の高精細ハイパークリスタル液晶モニターを採用するとともに、縦にも横にも自在に回転する2軸可動式の構造としました。光学ファインダーを覗けないようなハイアングルやローアングルでも無理な姿勢をとらずに撮影できます。ポートレート撮影でも撮影者の視線をカメラで隠さないことで相手にカメラを意識させない、リラックスした自然な表情を写すことができます。

    ・ ライブビュー拡大表示
    ライブビュー撮影時に、ピントを合わせたい部分を自由に選択し、液晶モニター上に5倍・7倍・10倍に拡大表示することができます。マクロ撮影時やスタジオ撮影時など、ピント合わせを細かく追い込みたい時に威力を発揮します。

    ・ ライブビュー補正効果チェック
    露出補正・ホワイトバランスの補正効果をライブビューで確認しながら撮影することができるライブビュー補正効果チェック機能は、より撮影者の意図に忠実な撮影をサポートします。階調設定をオートに設定した場合には、新技術「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」により、背景の明るさはそのままに、黒潰れしてしまう部分を明るく調整した補正効果を確認しながら撮影することができます。

    ・ ライブプレビュー
    光学ファインダーのプレビューでは、絞り込むと画面全体が暗くなってしまいますが、液晶モニター上で被写界深度を確認できるライブプレビュー機能なら、画面の明るさはそのままに、被写界深度を確認することができます。

    ・ ライブビュー画面表示
    フォーカシングスクリーンを交換することなく、液晶モニター上に、黄金分割表示、方眼表示、スケール表示を選択して表示することができます。また、ヒストグラムを表示しながらのライブビュー撮影も可能です。

    ・ 照度センサー
    液晶モニター左上に内蔵された照度センサーが、撮影時の周りの明るさを検知して、液晶モニターの明るさを自動調整します。晴天時の海岸など明るい場所では、明るさとコントラストを増して視認性を高め、夜間など暗い場所では、明るさを調整して画面のまぶしさを低減します。
  4. 視野率100%・ファインダー倍率1.15倍の大型光学ファインダー、確実なゴミ除去を可能としたダストリダクションシステム、過酷な使用条件に耐える防塵防滴ボディー、15万回の作動をクリアした※2シャッターの採用による高い信頼性

    ・ 視野率100%・ファインダー倍率1.15倍の大型光学ファインダー
    高屈折率ガラスを採用した大型・高精度ペンタプリズム、ルーペ系にもガラスレンズを採用した光学ファインダーは、視野率100%・ファインダー倍率1.15倍と、大きくて明るく快適な「見え」を撮影者に提供します。ペンタプリズムには反射率の高いシルバーコーティング、全てのルーペ系レンズ面にもコーティングを施し、光のロスを最小限におさえることで、十分な明るさと高い解像力を確保しており、より細かい部分の視認性も高めています。また、フォーカシングスクリーンには、ネオルミマイクロマットを採用。明るくてピントの山がつかみやすく、マニュアルフォーカス時のピントあわせもしやすいファインダーとなっています。

    ・ 確実なゴミ除去を可能としたダストリダクションシステム
    レンズ交換時にボディー内部に入り込むゴミやホコリ、シャッターの開閉によってボディー内部で発生する摩擦粉がローパスフィルターや撮像センサーに付着すると、それが画像に写りこみ、せっかくの写真を台無しにしてしまいます。デジタル一眼レフにとって避けては通れないゴミ問題を、オリンパスはレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ開発当初より着目し、解決してきました。カメラ起動時とライブビュー使用時に、撮像センサーの前に設置されたSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)が作動し、撮像センサーに付着したゴミを超音波振動ではじき飛ばして落とし、落としたゴミをダスト吸着部でキャッチします。撮像センサーを上下に揺するだけでは落ちないようなゴミも、静電気の除去だけでは取り除くことのできない分子間力によって付着した微細な埃も、超音波で強力にはじき飛ばすことで、確実なゴミ除去性能を発揮します。

    ・ 過酷な使用条件に耐える防塵防滴ボディー
    内蔵フラッシュ部、液晶モニター取付部、各種スイッチ部など、ボディー各所にシーリングを施し、埃や雨、水しぶきの浸入を許さない防塵防滴構造を実現しています。ボディー同様にシーリングが施された防塵防滴のZUIKO DIGITALレンズと組み合わせれば、過酷な環境下でも安心して撮影に臨むことができます。

    ボディーの材質には、軽量で強度と剛性に優れ、均質な組成が可能なチクソモールド方式によるマグネシウム合金を採用し、非常に高い剛性、耐久性を備えています。更に可動式液晶モニター搭載により、ボディー背面に液晶モニター用の穴を開ける必要がなく、より高いレベルの強度を実現しています。ボディー内部も、高精度・高剛性エンジニアリング・プラスチックを主とした構造部材を用いるとともに、メタルフレームで補強して、高速連写、高耐久性を支えています。

    ・ 15万回の作動をクリアした※2シャッター
    シャッターユニットには、プロユーザーの過酷な使用を考慮し、15万回の撮影作動試験をクリアした※2耐久性の高い金属幕縦走りフォーカルプレーンシャッターを搭載しています。
    ※2  当社試験条件による

その他の特長について

・ 多彩な設定が可能な、仕上がりモード/画質モード

sRGB、AdobeRGBの2種類の色空間設定ができる他、VIVID / NATURAL(デフォルト)/ FLAT / PORTRAIT / モノトーンの5つの仕上がりモードを選択できます。それぞれコントラスト、シャープネス、彩度を5段階で設定が可能で、さらに、モノトーンには、フィルター効果(イエロー/レッド/オレンジ/グリーン)、調色(ニュートラル/セピア/ブルー/パープル/グリーン)機能を搭載するなど、より細かな設定も可能です。

また、画像ファイル形式は、RAWとJPEGから選択でき、両形式の同時書き込みも可能。JPEGでは、画像サイズをLarge / Middle / Small、圧縮率をSuperFine / Fine / Normal / Basic の組み合わせで設定できます。

・ 新技術「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」による白とび・黒つぶれを調整する階調オート設定

階調設定でオートを選択することで、コントラストの強い被写体でも新技術「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」が、ハイライト部とアンダー部の明るさを適正にコントロールし白とびや黒つぶれを防ぎ、見た目に近い自然な画像を提供します。

その他階調設定はオートのほか、ハイキー/標準(デフォルト)/ローキーの4つから選択できます。

・ 画質劣化のないRAWデータのロスレス圧縮

RAWデータの圧縮時における画質の劣化をなくすとともに高速化を実現しました。約17MBの画像が画質の劣化なく約11MBに圧縮されます。メディアへの負担を少なくすることで、より多くの枚数を撮影することが可能です。

※  当社基準画像による
・ 高精度な49分割測光システム

低輝度測光時はアクティブピクセル方式を、高輝度測光時には積分アンプを使用するハイブリッド測光方式を採用。複雑な光の条件下でも広い測光レンジを確保し、高速で正確な測光が可能となっています。また、新たなアルゴリズムを採用することにより、低輝度・高輝度被写体の撮影時における測光性能の安定化を実現しました。さらに、AF測距点とAE測光値との関連を加え、より正確な測光が可能となりました。

・ 高機動性を実現する優れたホールディング性能

持った瞬間に手になじむ抜群のホールディング性能をもつボディー・デザインは、人間工学にもとづいており、瞬時の機動性を求められる場面でも高い効果を発揮します。特に右手側の大型グリップと、左手側の前方下部に張り出したサブグリップは、通常の撮影時だけでなく、レンズ交換時やボディー背面の液晶モニター操作時、大型レンズでの手持ち撮影時に、しっかりとした安心感を与えます。

・ 瞬時の操作に応える操作系

メインダイヤルは操作時に最も使いやすい右手親指部に、右手人差し指の位置にはサブダイヤルを配置。それぞれのダイヤルには、露出やシャッター速度調整、メニューの遷移方法など、機能を選択したカスタマイズ割り付けができ、撮影中の敏速な設定変更をサポートします。また、各種ボタン類は、必要なものが操作しやすい位置に配置されており、特に、AEL/AFLボタンはAFとAEの決定タイミングを、Fn(ファンクション)ボタンは各種機能を選択して割り付けることが可能です。AEL/AFLボタンとFn(ファンクション)ボタンの機能を入れ替えることもできるなど、ユーザー毎にお好みの撮影方法、多様な撮影スタイルに対応しています。

・ 視認性と操作性に優れたスーパーコントロールパネル

必要十分な撮影情報・設定情報を背面液晶モニターに一覧表示できるスーパーコントロールパネルは、十字ボタンやOKボタンによって、直感的に操作できるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を採用しているので、各種設定や確認が容易に行うことができ、誤操作や設定の戸惑いを解消してくれます。また、本体上部には、シャッター速度や絞り値、露出補正値などを表示する液晶パネルも搭載しています。

・ ワイヤレス機能搭載内蔵フラッシュ

同時発表の外部フラッシュ「FL-50R」、「FL-36R」を用いることで、ワイヤレスによる多灯フラッシュコントロールが、外部コマンダー無しで可能です。3グループまでの発光モード、発光量の設定などの操作をボディー背面の液晶パネル上で設定することができます。

・ 保存メディアを選べるデュアルスロット

コンパクトフラッシュカード(CFタイプI、II)/マイクロドライブカードとxD-ピクチャーカードに対応したデュアルスロットを搭載。メディア間のコピーも可能なので、バックアップ用としてもお使いいただけます。

ソフトウェアについて

・  「OLYMPUS Studio 2.1」

特長
「OLYMPUS Studio 2.1」は、プロカメラマンのワークフローをサポートするためのデジタルカメラ専用アプリケーションソフトです。

「E-3」の発売に合わせて、バージョンを「2.1」にアップします。

このバージョンアップにより、「E-3」独自の新しいパラメーターによるRAW現像に対応するとともに、カメラコントロールでは、「E-3」で新たに増えた設定項目もパソコンからコントロールできるようにしました。また、ワイヤレスフラッシュの設定もパソコン上で可能です。

さらに、写真の表示・選別に最適、とご好評いただいた「OLYMPUS Studio 1.x」の使い勝手を引き継ぐとともに、新しい画面デザイン(プロフェッショナルモード)を追加しました。

その他、多彩な編集・印刷・バックアップ機能で、デジタルワークフローを強力にサポートします。

「OLYMPUS Studio 2.0」との違い
・「E-3」に対応
・写真の表示・選別に最適な新しい画面デザイン(プロフェッショナルモード)を追加
・取り込み、RAW現像、バッチ処理で、IPTC情報の追加機能に対応
・ファイル情報のポップアップ表示機能を追加
・ステータスバーにバックグラウンド処理中のステータス表示を追加
・ファイル保存後の処理を指定する機能を追加
・サムネイル一覧を見ながらダイレクトに画像を分類する機能を追加  など

オンライン販売価格
9,800円(税込)

OLYMPUS Studio 2.1 アップデータ
2007年10月 公開予定

※  OLYMPUS Studio 2.1 アップデータは、[ソフトウェアのアップデート]機能により適用可能です。
※  「E-3」本体には、「OLYMPUS Master 2.04」および「OLYMPUS Studio 2.1(30日間体験版)」が同梱されています。

関連リンク

主な仕様

  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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