本文の始まりです


2008年7月31日
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
栄研化学株式会社
ブリストル・マイヤーズ株式会社

地方自治体が主催する大腸がん撲滅イベントを
BRAVE CIRCLE(ブレイブサークル)運営委員会が初めて後援

~俳優の黒沢年雄氏をゲストとした「大腸がん撲滅県民フォーラム」と、
イベント会場における大腸がん検診受付を、福井県が実施~

講演会に参加する俳優の黒沢年雄氏。
1944年生。1992年に大腸がんを経験。

大腸がん検診受付時に配布される「便潜血検査容器」

“BRAVE CIRCLE(ブレイブサークル)大腸がん撲滅キャンペーン”をサポートするオリンパスメディカルシステムズ株式会社、栄研化学株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社の3社は、福井県が主催する「大腸がん撲滅 県民フォーラム」に協賛します。また、同キャンペーンを推進しているBRAVE CIRCLE 運営委員会は、本フォーラムにおいて初めて地方自治体主催の大腸がん撲滅イベントを後援します。
「大腸がん撲滅 県民フォーラム」は、俳優で大腸がん経験者の黒沢年雄氏をゲストに迎える、著名な医師による大腸がんについての講演会です。会場内では、一人500円で大腸がん検診の1次検査である便潜血検査の受付を行い、大腸がんに対する理解と、検診受診率向上を目指します。
「大腸がん撲滅 県民フォーラム」は、8月10日(日)に福井県県民ホールで行われ、8月6日(水)~10日(日)には、ホールと同じ施設内において「大腸がん撲滅キャンペーン パネル展示イベント」も開催されます。

日本人の疾病による死亡の最大の原因は「がん」ですが、中でも大腸がんは、現在女性のがん死亡原因の一位、男性の三位となっており、2020年までの予測では、男女合わせて日本人のがん罹患数の一位になっています。大腸 がんは、早期発見であればほぼ完治できるにも関わらず、初期の段階にはほとんど自覚症状がなく、大腸がん検診未受診の人が多いことも、死亡率増加の原因の一つと考えられています。

※  出典:厚生労働省「人口動態統計・平成16年(平成18年3月15日発行)」/「がん統計白書2004」

大腸がんで亡くなる人がひとりでも減ることを願って2007年2月にスタートした「“BRAVE CIRCLE”大腸がん撲滅キャンペーン」では、検診対象世代である40歳代以上の多くの方々に向けて、これまで全国各地のシンポジウムやライブ、ウォーキングなど、様々なイベントを実施してきました。各地方自治体にはこれらのイベントに後援いただいておりましたが、今回は福井県に主催していただくことで、今後このような動きが広がり、大腸がんに対する理解と、検診受診率が全国規模で向上することが期待されます。

BRAVE CIRCLE運営委員会について

「“BRAVE CIRCLE(ブレイブサークル)”大腸がん撲滅キャンペーン」は、現在、以下の3社が協賛し、各種啓発活動を実施しています。
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:森嶌治人/東京都新宿区)
栄研化学株式会社(社長:寺本哲也/東京都台東区)
ブリストル・マイヤーズ株式会社(代表取締役社長:マーク・W・ライト/東京都新宿区)

「大腸がん撲滅 県民フォーラム」の実施概要

開催日: 2008年8月10日(日)13:30~16:00(受付:12:30~)
会場: 福井県県民ホール(AOSSA 8階)
主催: 福井県
共催: 財団法人 福井県健康管理協会
後援: 社団法人 福井県医師会、BRAVE CIRCLE運営委員会
協賛: オリンパスメディカルシステムズ株式会社、栄研化学株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社
協力: 株式会社ローソン
出演者: 黒沢年雄氏(俳優。1944年生まれ。1992年に大腸がんを経験。)
山口明夫先生(福井大学医学部附属病院 院長)
松田一夫先生(県民健康センター所長)
伊藤聡子氏(フリーアナウンサー)

「大腸がん撲滅 パネル展示イベント」の実施概要

開催日: 2008年8月6日(水)~8月10日(日)
8月6日(水)13:00~オープニングイベント開催(大腸がんクイズラリーなどを実施予定)
開場時間: 11:00~16:00
会場: AOSSA 4階 アトリウム
内容: 大腸がん全般について、福井県大腸がんの現状、福井県がん対策推進計画の概要など
※  県民フォーラムおよびパネル展示イベントでは、会場内で、財団法人福井県健康管理協会による大腸がん検診の受付を行う予定です。

国と都道府県の「がん」に対する取組みについて

日本人の疾病による死亡の最大の原因が「がん」であることから、国は、2007年4月に「がん対策基本法」を施行しました。さらに2007年6月には「がん対策推進基本計画」を制定し、以下の点を主な目標に掲げています。

  • 10年以内にがんによる死亡率の20%削減
  • 「がんの早期発見」に向けて、がん検診(乳がん、大腸がん検診など)の受診率を5年以内に50%以上と すること
各都道府県では、この「がん対策推進基本計画」を基本として「都道府県がん対策推進計画」を策定し、住民に対するがんについての具体的な目標を掲げています。

福井県の「都道府県がん対策推進計画」について

「福井県がん対策推進計画」では以下の点を主な目標とし、県民に向けた取組みを行っています。

  • ショッピングセンター等、身近な生活の場において、乳がん・大腸がん検診の機会を提供し、がん検診の啓発活動を行い、働き盛りの女性/男性の検診受診を促進する。
  • 40歳代乳がん、50歳代大腸がん検診受診率を日本一にする(4年以内に受診率50%)
今回の「大腸がん撲滅県民フォーラム」もこの一環として、参加者に対して会場内で大腸がん検診受付を行うなど、啓発だけでなく検診を促進するような積極的な取組みを行っています。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


本文の終わりです