オリンパスイメージング株式会社（社長：大久保 雅治）は、ICレコーダー「Voice-Trek（ボイストレック）」のラインアップでたいへん好評をいただいているVシリーズのエントリーモデルとして、パソコンにダイレクト接続可能で軽量・薄型の「Voice-Trek V-22」（1GB内蔵モデル）を2009年6月12日から発売します。

主な特長

• 見やすい大型ディスプレイ、使いやすいボタン配置による操作性の向上
• ステレオマイク搭載により高音質録音が可能
• 早聞き・遅聞き機能などの充実機能

オリンパスのICレコーダーは2008年シェア第1位^注となり、特に「Voice-Trek Vシリーズ」は軽量・薄型でパソコンにダイレクト接続ができるモデルとして高い評価をいただき、機種別ランキング^注では1位、2位、3位にランクインする人気モデルとなりました。

今回発売する「Voice-Trek V-22」」は「Voice-Trek V-13」の後継機種となるVシリーズのエントリーモデルです。従来のVシリーズでご好評をいただいたパソコンにダイレクト接続ができるスタイルを継承し、携帯電話感覚で操作できる前面パネルを中心としたボタン配置により、直感的な操作が可能です。液晶ディスプレイは従来機より表現能力が向上され見やすさがアップしています。

また、今機種よりステレオ録音にも対応しました。ステレオXQ(超高音質)モードで、50-19,000Hzの広範囲な周波数帯域の録音を実現し、臨場感のある高音質な録音が可能となりました。また、従来から好評をいただいている音程を変えずに再生スピードを変える10段階の早聞き・遅聞き機能や、クリアな音声を実現するローカットフィルター・音声フィルターなど充実した機能により、ビジネスシーンや趣味のシーンなど多様な用途・場面でお使いいただけます。

注：	BCNランキングより（集計期間：2008年1月1日～12月31日）

発売の概要

製品名	メーカー希望小売価格	発売日
ICレコーダー「Voice-Trek V-22」 （1GBモデル）	オープン価格	2009年6月12日

主な特長の詳細

1. 見やすい大型ディスプレイ、使いやすいボタン配置による操作性の向上
「V-22」では従来のVシリーズで好評をいただいたパソコンへのダイレクト接続機能を継承しています。本体内に収納されているUSB端子を側面のレバーをスライドさせて引き出し、パソコンへダイレクトに接続してデータの転送を行うことが可能です。USBマスストレージクラスに対応しており、音声に限らず文章・画像データなどを保存し、USBメモリとして使うこともできます。
小型化されたボディーに配置されたボタンは、必要なボタンを前面に集中して配置し、更に使用頻度の高い3つのボタン（録音・停止・リスト）をディスプレイ近くに配置し、携帯電話のような直感操作ができるデザインとなっています。また、液晶ディスプレイの表現能力が前機種より向上し、漢字表示や録音データのリスト表示など多くの情報を表示できるようになりました。

2．ステレオマイク搭載により高音質録音が可能
今機種よりステレオマイクを搭載し、ステレオXQ(超高音質)モードで、50-19,000Hzの広範囲な周波数帯域の録音を実現し、より臨場感のある録音が可能になりました。記録方式には、汎用性の高いWMA（Windows Media Audio）フォーマットを採用し、専用のソフトウェアを必要とせず、Windows標準のWindows Media Playerで再生することが可能です。

3．早聞き・遅聞き機能などの充実機能
語学学習や文字の書き起こしに便利な音程を変えずに再生スピードを変える早聞き・遅聞き機能が、従来の早聞き最高速度が1.5倍から2倍にアップし、10段階の速度からお選びいただけます。更に聞き逃した時などに再生中のファイルを数秒間巻き戻し/早送りして再生位置をすばやく移動したり、短いフレーズを繰り返し再生できる逆スキップ・スキップ機能や、クリアな音声を実現するローカットフィルター・音声フィルターなど、録音の利便性と音質を向上させる機能が充実しています。

その他の特長

• 1GBの内蔵メモリを搭載し、最大約272時間の録音が可能
• 音声に反応して録音の開始・停止を行う「音声起動録音（VCVA）」機能
• 低消費電力設計により、単4アルカリ電池1本で約21時間録音の電池持続時間を実現
• 色覚の個人差に配慮した色やデザインを採用し「カラーユニバーサルデザイン認証」を取得
• オリンパス独自の環境配慮設計基準をクリアした「オリンパスエコプロダクツ」に認定

「Voice-Trek V-22」 主な仕様

	V-22
記録形式	WMA（Windows Media Audio）
内蔵型フラッシュメモリー	1GB
総合周波数特性	ステレオXQモード：50～19,000Hz ステレオHQモード：50～15,000Hz ステレオSPモード：50～9,000Hz モノラルHQモード：50～13,000Hz モノラルSPモード：50～7,000Hz モノラルLPモード：50～3,000Hz
記録時間	ステレオXQモード：約17時間20分 ステレオHQモード：約34時間45分 ステレオSPモード：約69時間35分 モノラルHQモード：約69時間35分 モノラルSPモード：約137時間00分 モノラルLPモード：約272時間25分
フォルダー数	音声レコーダー部：5フォルダー（A、B、C、D、E）
最大録音件数	各フォルダー200件
スピーカー	直径16mm丸形ダイナミックスピーカー内蔵
実用最大出力	60mW（スピーカー 8Ω）
イヤホンジャック	直径3.5mm（インピーダンス 8Ω以上）
マイクロホンジャック	直径3.5mm（インピーダンス 2KΩ）
電池持続時間 （当社試験法による）	・アルカリ電池使用時 録音時：約15時間30分（ステレオXQ）、約21時間（モノラルLP） 再生時：約12時間（スピーカー）、約26時間（イヤホン） ・ニッケル水素充電池使用時 録音時：約15時間30分（ステレオXQ）、約21時間（モノラルLP） 再生時：約12時間（スピーカー)、約22時間（イヤホン）
パソコン動作環境 （本機で録音したファイルをUSB接続で パソコンに保存する際の動作環境）	<Windows> 対応OS：Microsoft Windows2000/XP/Vista標準インストール（日本語版） USBポート：1つ以上の空き <Macintosh> 対応OS：Mac OS X 10.2.8～10.5標準インストール（日本語版）（ただし録音したWMAファイルを再生するためには、Windows Media Player for Macのインストールが必要です） USBポート：1つ以上の空き
電源	電池：単4形アルカリ電池1本、または単4形ニッケル水素充電池1本
外形寸法	94.8（長さ）×38（幅）×11（厚さ）mm（最大突起部含まず）
質量	46g（電池含む）
付属品	ステレオイヤホン、単4形アルカリ電池1本、取扱説明書（保証書）