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2009年8月21日

オリンパス創立90周年記念事業「オリンパス・スペース・プロジェクト」
特別写真展
「Eyes to the Earth ~ 宇宙(そら)と大地から ~」開催

~JAXA宇宙飛行士・若田光一さんと動物写真家 岩合光昭さんの映像コラボレーション~

オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、会社創立90周年記念事業「オリンパス・スペース・プロジェクト」の一環として、特別写真展 「Eyes to the Earth ~宇宙(そら)と大地から~」を2009年9月8日から東京(丸の内、神田)・大阪で順次開催します。また、東京(丸の内)会場では、「宇宙の日」である9月12日にJAXA阪本成一氏と動物写真家岩合光昭氏のトークショーを開催します。

この写真展では、オリンパス・スペース・プロジェクトとして、「JAXA宇宙飛行士・若田光一(以下、若田光一宇宙飛行士)」さんが、今年3月から7月までの長期宇宙滞在中にオリンパスのデジタル一眼レフカメラ「E-3」を使用して、「国際宇宙ステーション」の「きぼう」日本実験棟から撮影した美しい地球の映像をはじめて公開します。また、あわせて動物写真家岩合光昭さんの視点でとらえた地球環境や自然保護をテーマとした映像を展示することで、「宇宙から見た地球」と「地上から見た地球」双方の映像を通して、かけがえのない地球と環境の大切さを見つめ直すものとなっています。なお、当プロジェクトに関しては宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力をいただいております。

宇宙の日: 1992年の国際宇宙年を記念して、文部省宇宙科学研究所、宇宙開発事業団、日本国際宇宙年協議会が日本にとってふさわしい日本の「宇宙の日」を公募。毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙に飛んだ9月12日が選ばれた。
日本記念日協会「今日の記念日」より http://www.kinenbi.gr.jp/
東京・丸の内
期間: 2009年9月8日(火)~14日(月)/会期中無休
時間: 11:00~19:00
場所: 丸の内オアゾ OO広場 (おおひろば)
トークショー
日時: 9月12日(土)17:00 ~ 18:00
場所: 丸の内オアゾ OO広場
登壇者: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)阪本成一氏、動物写真家・岩合光昭氏
東京・神田
期間: 2009年9月17日(木)~30日(水)/日曜・祝日休館
時間: 10:00~18:00 (最終日は15:00まで)
場所: オリンパスギャラリー東京(千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル)
TEL: 03-3292-1934
大阪
期間: 2009年10月29日(木)~11月11日(水)/土日・祝日休館
時間: 10:00~18:00 (最終日は15:00まで)
場所: オリンパスギャラリー大阪(大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル)
TEL: 06-6535-7911

上記写真展、トークショー全て入場無料

参考資料

「オリンパス・スペース・プロジェクト」について

2009年10月、当社は創立90周年を迎えます。顕微鏡事業からスタートした当社は、光学技術を基盤として映像、医療、ライフサイエンスなどの分野で、人々の健康で幸せな生活の実現に向けた新しい価値を創造してきました。それは、今を見つめ、明日を生きるさまざまな挑戦の歴史でもありました。
近年、地球環境への視点は企業が作り出す製品、また事業活動そのものにおいても大切な視点として関心を集めています。当社はこれまで、危機に瀕する地球環境、また地球上に生活する動物たちの生態の記録映像などを、「地球温暖化の目撃者-岩合光昭スペシャル」サイト※1などでご紹介するなど、かけがえのない地球の大切さを訴えてきました。そして創立90周年を迎える本年、当社は「私たちが生きるこの星、地球」を宇宙から見つめ、若田光一宇宙飛行士が撮影した圧倒的に美しい地球の映像を通して、かけがえのない地球の大切さを人々に更に強く訴えていきます。

「きぼう」日本実験棟は、世界の15か国が協力して建設、運用する「国際宇宙ステーション」の中にある、日本最初の有人宇宙施設です。「宇宙飛行士・若田光一」さんは、日本人として初めて、宇宙に長期滞在し、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ「E-3」と「ZUIKO DIGITAL」レンズ群により、地球を撮影しました。今回の滞在で、「きぼう」日本実験棟には船外実験プラットフォームが取り付けられたため、「きぼう」日本実験棟から船外実験プラットフォームに眺望を遮られずに地球を撮影した最後の機会となった感動の画像を、当社ホームページ※2などで、ご紹介します。

なお、このプロジェクトは、宇宙航空研究開発機構(JAXA・ジャクサ)の「きぼう日本実験棟有償利用」により実現されています。

※1 「地球温暖化の目撃者-岩合光昭スペシャル」サイトURL:
http://www.olympus.co.jp/jp/gww/
※2 「スペースプロジェクト」スペシャルサイトURL:
http://olympus-space-project.com/

デジタル一眼レフカメラ 「E-3」ならびに「ZUIKO DIGITAL」レンズについて

「E-3」は、デジタル一眼レフカメラ「オリンパスE-システム」の最上級機種です。プロユーザーや、ハイアマチュアを対象とした、最高の画質と最高の信頼性を誇るカメラです。防塵・防滴仕上げを施したマグネシウム合金ボディーは、過酷な使用条件に耐えます。二度とめぐってこない撮影機会、予備の機材を持ち込めない宇宙で、若田光一宇宙飛行士が手にする1台の「E-3」が、絶対の性能と絶対の信頼性を発揮します。「もう撮れない世界はない」という「E-3」のコンセプトにふさわしいプロジェクトです。
「ZUIKO DIGITAL」は、デジタル専用設計で、最高の画質を発揮する、「フォーサーズ規格」に準拠した交換レンズ群です。今回は、「ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5」と「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」の2本のハイグレード・レンズが使用されます。この2本は、広角から超望遠までの広い画角を高い画質でカバーするだけでなく、防塵・防滴構造で高い信頼性を誇ります。

「オリンパス・スペース・プロジェクト」に使用される「オリンパス E-システム」の機材

「オリンパス・スペース・プロジェクト」に使用された「オリンパス E-システム」の機材

レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ

E-3

「フォーサーズ規格」準拠交換レンズ

ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

パワーバッテリーホルダー

HLD-4

単3形電池ホルダー

AABH-1

リモコン

RM-1

※ レンズキャップは市販されているものではありません。

若田光一宇宙飛行士プロフィール

若田光一宇宙飛行士 1963年埼玉県生まれ。1989年に日本航空入社後、1992年当時のNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定され、毛利衛さん・向井千秋さん・土井隆雄さんに次ぐ4人目の日本人宇宙飛行士に選ばれました。1996年と2000年にスペースシャトルに搭乗し、今回は日本人最多の3回目の飛行となるだけでなく、日本人として初めての、国際宇宙ステーション長期滞在となりました。
※ 日本時間3月16日(月)ディスカバリー号の打上げから、7月31日のエンデバー号の着陸まで、137日と15時間05分となりました。

岩合光昭氏 プロフィール

岩合光昭氏 1950年東京生まれ。19歳で訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続けている。独特の色とコントラストを持つ写真は海外メディアからIWAGO'S COLORと称され、「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度にわたって飾るなど、国内外で高く評価されている。また、アフリカ・セレンゲティ国立公園に滞在して撮影した写真集「おきて」は全世界でロングセラーとなる。近年はカナダ極北でホッキョクグマ、知床でオオワシやヒグマなど、OLYMPUS E-SYSTEMで撮影した世界各地の野生動物の写真を数多く発表している。作品は「デジタル岩合(www.digitaliwago.com)」で随時公開中。

阪本成一氏 プロフィール

阪本成一氏 1965年、東京生まれ。宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部 対外協力室 広報担当教授。
1994年3月東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
日本学術振興会特別研究員、国立天文台COE研究員を経て、1997年8月国立天文台助手、2002年6月同助教授。専門は電波天文学。
2007年4月から現職。対外協力室に所属し、各地での講演やメディアへの出演・寄稿など、宇宙科学研究に関わる広報・普及・教育・渉外活動全般を精力的に行っている。
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