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2010年5月12日

創業100周年ビジョンと5カ年の新中期経営基本計画を策定

~経営スローガンは"グローバル化のネクストステージへ"~

オリンパス株式会社(社長:菊川 剛、以下オリンパス)は、2014年度を最終年度とする5カ年の新中期経営計画「2010年経営基本計画」を策定しました。併せて、2019年に創業100周年を迎えることから、10年後のオリンパスグループのあるべき姿を示した「創業100周年ビジョン」も制定しました。

創業100周年ビジョン(10年後のあるべき姿)

  • 「世界トップのイメージング技術」と「最先端医療ライフサイエンス技術」を通じて、人々の生活や社会に変革を起こすことで、世界から期待され信頼される企業
  • 人・もの・環境にやさしい製品やサービスにより、世界の人々の健康・安全・安心と心の豊かさに貢献する企業
  • 環境面でも世界のリーディングカンパニーとなり、環境経営を推進する企業

2010年経営基本計画

創業100周年ビジョンに示したオリンパスグループの「10年後のあるべき姿」を見据えたうえで、事業を展開していきます。新中期経営基本計画のスローガンを"グローバル化のネクストステージへ"とし、具体的には「グローバル競争力のある企業体質への転化」、「新興国市場への事業展開強化」に取組み、企業価値の最大化を図ります。計画の最終年度である2014年度の売上高は、2009年度の約1.7倍の1兆5,000億円、営業利益は約2.5倍の1,500億円を目指します。

全社横断的な取組みとして、中国・アジア市場における事業展開強化、およびグローバル生産構造や事業基盤などの事業構造を再強化します。セグメント別では、特に、医療事業において外科事業を強化し内視鏡と同規模に成長させること、映像事業では「マイクロフォーサーズ」規格のデジタル一眼カメラ事業の基盤確立を重点施策とします。

概要

経営基本計画の具体的な取組み

全社戦略

  1. 中国・アジア戦略
    北米、欧州、日本に、中国・アジア市場を加えた4極体制とし、同市場における売上を欧米並みの規模に拡大します。中国を最優先市場とし、東南アジアとインドを加えた3ブロックの事業基盤の強化と拡大を行い、5年後に中国・アジア市場で連結売上高2,500億円を目指します。また、この目標を達成するために、3ブロックそれぞれの活動を包括的に支援する新しい組織体制を整えます。
  2. グローバル経営の基盤整備
    後半3年間で新たな成長に挑めるように、当初2年間は体質強化に重点を置きます。 グローバル生産構造としては、実需や為替の変動に強い生産構造の実現に向けて海外生産を拡大していきます。具体的には、複数の事業分野にまたがる複合型工場を拡大し、特に外科分野の消費地生産等も拡大していきます。
    全社事業基盤強化として、地域・事業の枠を超えた効率的・機動的なグローバル経営体制を実現するために、基準やルール、組織や権限などのグループ内の基盤を整備していきます。
  3. 環境経営
    環境リーディングカンパニーとなるべく、行動目標を「Carbon 1/2(カーボンハーフ) 2020」と定め、2020年までに2007年に対しCO2の排出量の半減を目指します。生産面でのマイクロファクトリーや技術面での省エネ・省資源技術の確立、環境にやさしいものづくりへの転換に向けたリサイクルなどの循環型環境技術開発を推進します。また、製造・物流コスト削減と併せ、環境に配慮した経営をおこないます。

セグメント別経営戦略

  • 映像事業
    デジタル一眼カメラ事業基盤の確立と高成長の実現

    デジタル一眼カメラ事業として、「マイクロフォーサーズ」規格の基盤確立と高成長を実現します。そのために、同規格へ技術・商品開発投資を強化し、5年後にシェア20%を目指します。
    コンパクトデジタルカメラ事業としては、商品企画力やグローバルベースでの販売店との関係強化に取組むなど収益基盤を確立し、デジタルネットワークを活用した総合的ソリューションを提供する新サービス展開による差別化を行い、5年後にシェア15%を目指します。
    以上の取組みにより、5年後に営業利益率10%を目指します。
  • 医療事業
    10年後売上げ1兆円の実現に向けた事業基盤の確立

    ターゲットとする診療科を明確にし、エネルギー治療器・処置具を核に事業拡大を図り、外科事業を内視鏡事業と同規模に成長させます。また、アジア地域を欧米に並ぶ重要市場と定め、5年後に1,000億円以上の売上を目指していきます。
    消化器・呼吸器分野としては、次世代システムで高画質画像診断の精度向上や挿入性向上などを図り、更なる差別化をしていきます。呼吸器分野では癌領域に加え非癌性疾患領域の本格事業展開も促進していきます。また、カプセル内視鏡の小腸領域での拡販と新技術による胃への適用も検討し、更なる成長を目指します。
    外科分野は、ジャイラス社とのシナジーによる新製品導入とトレーニングセンターの拡充を図り、エネルギー治療器領域でグローバルシェア30%を目指します。また、光学技術の早期診断を活用した治療システムの確立、OR(手術室)ビジネスの拡充により、イメージング領域でシェア30%を目指します。
    処置具分野としては、ラインナップ拡充とグローバルドクターネットワークを充実し、5年後にグローバルシェアNO.1(30%)を目指します。
    アフターサービス体制については、修理サービスのグローバルインフラを整備し、サービス要員の増員やサービス拠点の増強も積極的かつ効率的におこない、更なる強化をしていきます。
  • ライフ・産業事業
    既存事業の基盤固めによる収益基盤構築

    顕微鏡事業としては、基本3分野(生物顕微鏡、生細胞イメージング、工業分野)での収益構造・事業体質の強化を行います。特に当社がトップシェアを持つ生物顕微鏡では、今後拡大が期待される自動病理診断分野などでの新たな市場を創生し、更なる事業拡大を図ります。また、生産構造を見直し実需や為替変動への対応力を強化していきます。
    非破壊検査事業では、現事業領域の強化拡大に加え、投資効率を見極め、あらゆる事業の可能性を追求しながら、事業ドメインを計測・分析市場といった工業検査領域全般に拡大し、更なるシェアの拡大を図ります。
    これらの取組みにより、5年後に営業利益率17%を目指します。
  • 情報通信関連/新事業
    グループの事業再編により情報通信事業の競争力と新事業育成を強化

    情報通信事業は、子会社であるITXの経営資源を情報通信関連分野に集中し、同事業での競争力の強化を図ります。
    新事業については、オリンパスとITXの新事業を統合し、新事業育成強化を加速します。新事業創生に係るオリンパスグループ内の経営資源を共有し、グループ総合力を強化すると共に、新規事業の探索及び開発を加速させる効果的な経営体制へと変革させます。

ご参考

業績目標

(単位:億円)

    2011年3月期 2013年3月期 2015年3月期
売上高 映像 1,950 3,200 3,700
医療 3,650 4,600 5,500
ライフ・産業 1,030 1,200 1,550
情報通信関連 2,020 2,550 3,000
新事業 550 950 1,250
合計 9,200 12,500 15,000
営業利益 映像 60 230 360
医療 760 950 1,180
ライフ・産業 110 140 260
情報通信関連 45 65 80
新事業 ▲35 35 90
全社・消去 ▲310 ▲420 ▲470
合計 630 1,000 1,500
売上高営業利益率 6.8% 8.0% 10.0%

(為替前提レート:1ドル=90円、1ユーロ=120円)

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