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2011年8月23日

内視鏡製造の会津オリンパス株式会社が
社団法人日本能率協会の優良工場表彰「GOOD FACTORY賞」を受賞

オリンパス株式会社(社長:マイケル ウッドフォード)は、医療事業グループで主に医療用内視鏡の製造を手がける会津オリンパス株式会社において、社団法人日本能率協会が実施する優良工場表彰「GOOD FACTORY賞」を受賞しました。

本賞は、国内外を問わずアジアワイドでの工場の生産性向上、品質向上をはじめ、さまざまな体質革新活動に取組んでいる事例に着目し、優れた成果を挙げた工場を日本製造の範として表彰するものです。年に一度、活動のプロセスや成功要因、現場の知恵、働く方々の意識改革、社会的貢献など、幅広い見地より審査され、2011年から新たに導入される栄誉ある制度です。

「GOOD FACTORY賞」は4賞から成り、今回弊社では「ものづくりプロセス革新賞」を受賞しました。この賞は、IE改善※1、ITの適用、品質保証、工程改善、SCM改善※2、JIT※3、調達革新、物流革新、自動化など、工場・事業場の"ものづくりプロセス"が、総合的に改善・強化されている工場を表彰するものです。

会津オリンパス(株)は、1970年に現オリンパス(株)の関連会社として設立し、創立当初より主に医療用内視鏡の生産を行っています。その生産において、部品加工では「高度精密加工技術」、微細な組立て作業では「匠の技」、これらを支える「高度情報システム」の3つの柱を統合し、医療用内視鏡において世界トップシェアを維持している最先端の製造工場です。
会津オリンパス(株)では、会津イノベーションシステム(AIS)という独自の活動を立上げ、「一個生産、一人生産、一貫生産」というものづくりシステムに関する柱を明示し、リードタイム短縮、在庫削減を行うことで、品質向上、原価低減、納期遵守を推進しています。
また、人材育成においても、昇格と関連付けたポイント制による「資格取得」、「高度技能者育成制度」などで従業員のモチベーションを高める取組みの他、多くの女性従業員の強みを積極的に戦力化するための横断的な活動である「レディース改善研究会」も開催して組織の活性化を図るなど、独自の取組みで大きな成果をあげています。

※1 Industrial Engineeringの略で、人、設備、情報などの生産資源を有効に活用するための、ワークシステムの設計、導入、運用、改善に関する総合的工学技術
※2 Supply Chain Managementの略で、資材調達から製造・流通・小売業など一連のモノの流れを統合的に管理することにより、経営効率の向上を実現させる経営管理手法
※3 Just In Timeの略で、顧客にとって「必要なものを、必要なだけ、必要なときにつくる」生産方式
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