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2013年10月1日

オリンパス3製品が「2013年度グッドデザイン賞」を受賞

ミラーレス一眼 PENシリーズの最上位機「OLYMPUS PEN E-P5」など

OLYMPUS PEN E-P5 (写真はM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8を装着) OLYMPUS STYLUS XZ-2

OLYMPUS PEN E-P5
(写真はM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8を装着)

OLYMPUS STYLUS XZ-2

THUNDERBEAT(サンダービート) フロントドライブグリップ

THUNDERBEAT(サンダービート)
フロントドライブグリップ

オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、オリンパスグループの以下3製品が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2013年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。

  1. ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN(ペン) E-P5」
  2. コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS(スタイラス) XZ-2」
  3. 外科手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)フロントドライブグリップ」

「グッドデザイン賞」について

GOOD DESIGN AWARD 2013 公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年からスタートした総合的なデザインの推奨制度です。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、55年間で約38,000件に及びます。
またその審査は、日本のデザイン界を代表するデザイナーや建築家など約70名の専門家からなる審査委員会で行われます。
※詳細はグッドデザイン賞のWebサイト(http://www.g-mark.org/)をご参照ください。

受賞製品のデザインのポイント・審査委員による評価コメント

1. ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-P5」

本製品はミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN」シリーズの最上位機です。Wi-Fi®※1機能の内蔵やミラーレス初※2の1/8000秒高速シャッターの搭載など、最上位機にふさわしい機能を追求しました。外観デザインにもこだわり、歴代のデザインエッセンスを随所に取り入れつつ、金属の質感を生かした現代的な金属処理を施しています。

<評価コメント> E-P5は歴代のPENシリーズを継承する“誰もがイメージした通りの写真を簡単に撮れる”という使う喜び、持つ喜び、そして繋がる楽しみをしっかりと感じるプロダクトに仕上がっている。カメラとしての機能や質感の高さはもちろんだが、特筆すべきは一枚の写真にストーリーができる「フォトストーリー機能」がある。このフォトストーリー機能はPENのコンセプトを現代的なアプローチで進化させ、人と写真の関係性を新しくデザインした提案となっている。しっかりと向き合う性格を持つカメラから発信される「編集された今」による繋がる楽しみは、スマートフォンでは出せない新しい魅力と可能性を感じた。

2. コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS(スタイラス) XZ-2」

本製品は、高い描写性能を誇る「i.ZUIKO DIGITALレンズ」を搭載した高級コンパクトデジタルカメラ第2弾です。世界初※3の「ハイブリッドコントロールリング」※4や、背面モニターをタッチするだけで瞬時に撮影できる「タッチAFシャッター」など、多彩な機能を搭載しています。

<評価コメント> XZ-2は素材やディテールを徹底したクラシカルなコンパクトカメラと見えるが、実は操作系とGUIのシステムデザインがうまく機能した新しいプロダクトに仕上がっている点を高く評価した。特に同じアクションに機能を複合化させたハイブリッドコントロールリングはアナログとデジタルの切り替えを触感で認知させ、ダイレクトな感覚操作から撮る楽しみに大きく貢献しており、まさに人に向き合ったカメラである。また、スマートフォンやSNSと連携することでさらにコンパクトカメラの楽しみを広げていることもリアルなユーザーへの取り組みとして好評価となった。

3. 外科手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)フロントドライブグリップ」

外科手術用エネルギーデバイスとは、手術の際に血管の封止や組織の切開・剥離(はくり)を行うための器具です。「THUNDERBEAT」は、2種類のエネルギー源を1本のデバイスで同時出力できる機能を世界で初めて※5搭載しました。これにより、手術時間の短縮と、医師および患者様の負担軽減への貢献が期待できます。また、今回受賞した操作部のフロントドライブグリップは、国内のドクターの意見を反映するとともに、人間工学に基づいた設計により、正確で安定した操作に貢献します。さらに、エネルギーの出力方法を直感的に切り替えられるハンドスイッチを備えています。

<評価コメント> 同社のサンダービートは、内視鏡外科手術におけるエネルギーデバイスである。世界で初めて止血に優れているバイボーラ高周波エネルギーと、組織の切開、剥離に優れている超音波エネルギーを同時に扱うことで、一本のデバイスで血管の封止操作と組織の切開・剥離操作が行えることが特徴だ。当応募対象は、サンダービートを的確に操作するためのグリップのデザインである。ピストル型の本機をホールドすると、中指、薬指は本体前方のレバーに、人差し指は「SEAL&CUT」と「SEAL」ボタンに自然に添えられるよう造形されている。「SEAL」ボタンには凸状のリブがあるため、指先で触れるだけで両者を判別できる。先端部の回転ノブは、凹凸が大きなダイヤル型をしており、凹部にはレリーフ状の滑り止めもあるため、人差し指を添えて容易に回転させることができた。操作性を第一義としてデザインされたスタイリングやカラーリングには無駄がなく洗練されており、高精度なエネルギーデバイスという印象を視覚的にも与えている。

※1 Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です
※2 2013年5月10日時点 当社調べ(電子シャッターをのぞく)
※3 2012年9月12日時点 当社調べ
※4 レンズ横にあるレバーの向きを変えることにより、レンズ周りのリングをスムーズなアナログ操作やクリック感のあるデジタル操作に切り替えることができます。これにより、マニュアル撮影などの微妙なピント合わせはスムーズな動きのリングで正確に、露出などの設定はクリック感のあるリングで素早く確実に行うことができます
※5 2013年10月1日時点 当社調べ(バイポーラ高周波と超音波を同時に出力可能なエネルギーデバイスとして)
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