オリンパス、新経営戦略を策定

2019年11月6日

オリンパス株式会社(社長:竹内 康雄)は、ガバナンス体制の変更、治療機器事業統括拠点の米国移転、コスト管理策の導入などの企業変革プラン「Transform Olympus」を2019年1月11日に発表しましたが、このたび、これに続くものとして、新たな経営戦略を策定しました。
以下の4つの施策と、組織力の強化や変革のための企業文化醸成など組織機能を高めるための取り組みを実行し、2023年3月期に営業利益率20%以上を目指します。

ニュースリリースの詳細はこちらPDFファイルへのリンクです

新経営戦略のポイント

  • 医療機器業界のグローバルリーダーとして、医療事業にさらなる注力
  • 自らの変化に挑み、組織機能を高めるための取り組みの実行
  • 2023年3月期に営業利益率20%以上を達成

4つの施策

1.医療を中心とした事業ポートフォリオへの集中:

医療分野は売上高・利益ともに当社を支えるコア事業です。市場拡大のポテンシャルが最も高い事業として期待されているため、事業ポートフォリオを医療分野に集中させていきます。また、映像事業と科学事業については、当社を支える重要な事業であるため、引き続き、その利益率と効率改善に向けて取り組みます。

2.内視鏡事業における圧倒的ポジションの強化:

リユース内視鏡における継続的な技術革新、成長が見込まれるシングルユース内視鏡へのポートフォリオの拡充、および保守サービス・症例ベースのビジネスへのシフトにより、内視鏡におけるグローバルリーダーとしての位置付けをさらに強化します。今後3年間で年平均6%の成長を目指すとともに、売上高の2桁成長を見込む、中国をはじめとした新興市場での需要増に応えるべく事業拡大に挑みます。

3.治療機器事業(消化器科、泌尿器科、呼吸器科領域)への注力と拡大:

治療機器事業は、今後も成長が期待されており、当社では、製品ポートフォリオの拡充、オーガニックな成長、およびM&Aを通じて、今後3年間で年平均8%の成長を見込んでいます。グローバルの事業統括拠点を世界最大の市場である米国に移したことで、当社の競争力、成長性、およびマーケットリーダーとしての地位を確立し、さらに強化していきます。中でも、消化器科、泌尿器科、および呼吸器科領域の新製品開発に注力し、事業の拡大を目指していきます。

4.次世代の低侵襲手術を牽引する製品・手技開発:

次世代の低侵襲手術における製品・手技開発をさらに進めます。これにより、常に進化を続ける事業環境における当社の位置付けを持続可能なものとするだけでなく、管腔マニピュレーターなどを含む新たな技術の可能性を探索していきます。また当社は、外部のパートナーと連携しながら、低侵襲手術におけるトータルワークフローのソリューション開発を行っていきます。

今回の経営戦略発表に関する竹内康雄(社長兼CEO)のコメントは以下の通りです。 「オリンパスは世界をリードする革新的な技術、品質、および『世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現』により世の中に貢献し、100年に及ぶ伝統をさらに発展させてまいります。このたび発表した新たな経営戦略はこの数十年のうちで最も大きな変革であり、医療機器業界におけるグローバルリーダーとしてのオリンパスの位置付けを強化することを目的としたものです。これによって患者様のQOLを改善するとともに、株主価値を高め、同時に医療従事者をはじめとした当社を取り巻く関係者の方々にさらに貢献することが可能となります。また今年刷新した経営体制により、変化し続ける市場に素早く応えるための、よりダイナミックかつ俊敏な意思決定が実現できるようになりました。市場競争に対応するだけでなく、将来の成長領域にも注力し、企業の持続可能性を高めてまいります。」

本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。