2022年レッド・ドット・デザイン賞 プロダクトデザイン部門において 最も優れたデザインに贈られる、「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞

2022年6月8日



オリンパス株式会社の完全子会社である株式会社エビデント(代表取締役社長:斉藤 吉毅)は、インキュベーションモニタリングシステムが「OLYMPUS Provi CM20」が、世界的に著名なデザイン賞である「Red Dot Award:Product Design 2022」において、最も優れたデザインに送られる「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したことをお知らせします。

インキュベーションモニタリングシステム「OLYMPUS Provi CM20」について

本製品は、生体内に近い環境(温度・湿度など)を維持するインキュベーターという装置から細胞を取り出すことなく、細胞の数や密度を自動で計測し、遠隔閲覧することが可能です。従来は人の技術・経験・勘に依存していた細胞培養作業を、新たなモニタリング技術と定量化技術により効率化し、研究者の作業効率改善に貢献しています。

「レッド・ドット・デザイン賞」について

ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」が主催する、世界最大級のデザインコンペティションです。幅広い分野を専門的に評価するため、プロダクトデザイン部門、ブランド&コミュニケーション部門、デザインコンセプト部門の3つに分けられていて、毎年1回開催されます。過去 2 年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの 革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など 9つの基準から審査されます。

エビデントについて

エビデントは、科学的な視点で物事を見る姿勢を事業の根幹とし、イノベーションと探求の精神が私たちの行動の原点となっています。世界の人々の健康と安心、心の豊かさを実現するため、医学的研究分野、インフラ設備の点検、製造現場における品質管理、消費材に潜んだ有害物質の検出など、さまざまな現場におけるお客様の課題解決や成果の向上に貢献します。エビデントの産業分野におけるソリューションは、設備の保守、製造、環境用途の顕微鏡、ビデオスコープ、非破壊検査装置、X線分析装置まで多岐にわたっています。また、最先端の技術を搭載したエビデントの産業分野の製品は、品質管理、検査、測定の分野でも幅広く活用されています。ライフサイエンス分野においては、最先端のライフサイエンス・ソリューションの提供し広くコラボレーションをすることで、科学者や研究者の方々や病理医をサポートします。常にお客様の抱える課題の解決や、新たに生じるニーズに応えるべく、臨床研究や不妊治療、教育分野などに向けた幅広い用途の顕微鏡システムのラインアップを提供しています。

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